桜花から新緑の季節へ
桜花は長年、見続けてきているが、今年ほどじっくりと観察したことはないかも知れない。そして、恥ずかしながら、今になって初めて気づいたことがある。それは、ソメイヨシノに限らず寒桜系でも、散り際が近づくと花の芯(しん)が赤く色づき出すということだ。「なにを今さら」と笑われるかも知れないが、そう今さらながら、小さなことの一つひとつに気づく喜びに、今、浸っている。
桜花から目を転じて周囲の木々をながめてみる。
ナツツバキが新芽を出した。イロハモミジがいい絵を描いている。自然界はいつまでもひとところにとどまってはいない。桜の季節から確実に新緑の世界へ移ろうとしている。
by h-fuku101 | 2013-03-31 05:19 | Comments(0)