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第91回名曲全集

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 3日は東京交響楽団の第91回名曲全集。「文化の日」に音楽鑑賞とはなんとも乙なものですなぁ。

 今回聴かせてもらったのは、シベリウス「ヴァイオリン協奏曲 二短調 作品47」とブルックナー「交響曲第4番 ロマンティック」の2曲。指揮は東京交響楽団音楽監督10年目のユベール・スダーンさん。

 今回、ヴァイオリン協奏曲のソリストとして出演したレイ・チェンさんは台湾出身の24歳。2008年のメニューイン・ヴァイオリンコンクール優勝を皮切りに、NYの国際ヤングアーティスト・オーディション優勝、エリザベート王妃国際コンクール優勝など、その実力は折り紙付き。今年2月には早くもカーネギーホール・デビューも果たしている。

 専門家の間では、「すがすがしさを湛(たた)えた明晰な構築力」「テクニックの死角はまったくない」「晴れやかで躍動感ある音楽」「シンフォニックな広がりを獲得」など、評価が高い。

 ブルックナーの交響曲:ロマンティックは演奏時間が70分を超える大作。若いときに比べると格段に尻の肉が落ちたおやじには、じっと座って聴いているだけでも大変だ。

 ふと横を見ると、ヴァイオリン演奏を終えたレイ・チェンさんが一聴衆として座っている。こういう人の耳は演奏はどう聴いているんだろ?関心が、音楽から離れて別のところに向いてしまった。懸命に演奏していただいているSさん、すみません。
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by h-fuku101 | 2013-11-05 06:29 | Comments(0)

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