平林寺 Vol.2
境内には、初代川越藩主松平信綱など大河内松平家の廟所としての墓が並ぶほか、島原の乱供養塔、野火止用水開削に功があった安松金右衛門墓など、多くの歴史遺産が残されている。
境内林は昭和43年(1968年)に国指定の天然記念物になり、コナラ、クヌギ、モミジなどが多くを占め、30種類以上の野鳥が生息しているという。
境内奥にある「もみじ山」。ここに至る道もモミジで覆われているが、平林寺をよく知る人たちは弁当持参で「もみじ狩り」としゃれ込んでいる。そして、その境内には今も野火止用水が…。
田山花袋が語った「武蔵野の昔の匂いを今に残す平林寺付近」という言葉と野火止用水。この二つが揃うと、おやじはやっぱり弱い。
by h-fuku101 | 2013-11-29 07:01 | Comments(0)