出雲路の旅 第8話「松江市」
市内を横切る堀川を今日も遊覧船が行き交う
松江市は、西に宍道湖、東に中海を控え、その両者を結ぶ大橋川や剣先川などを中心に広がる。
さて、松江市訪問は20年以上ぶりか? あのときは1週間ほどもいたのに観光はゼロ。今回は、その穴埋めじゃないが、出雲の阿国、小泉八雲、宍道湖のしじみ、大根島の雲州人参等々、訪ねたい人、場所、そして味も数々あったのに、結局は時間切れ。
ある日。「かかって来た電話で何ですが、おやじさん、枕木山に行って来たんですか?」
K君に、彼と同じ会社にいるKさんの電話番号を聞こうとしてやめた。アドレス帳の上覧に番号が残っているのに気付いたからだが、スマホとは不便なもので、先に開いた番号につながることが多い。
「えっ、あんたが何で枕木山を知ってるの?」
「Aさんの故郷が境港で、その帰郷に同行したとき地元の人が案内してくれました。そうでないとあそこはわかりませんよ」
「えっ、Aさん境港なの?で、あのAさんが400段近い階段を登ったの?」
「いえ、お寺の裏に続く道があって、行きは車で。下りは階段を使いましたけどね」
いゃぁ、何が、どこで、どうつながるかわからない。
わずか2泊3日の旅日記を1週間以上にわたって書き綴った。今日から早や9月。
下を流れる「大橋川」。後方右に見えるのが枕木山(松江大橋から)
by h-fuku101 | 2014-09-01 07:35 | Comments(0)