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みをつくし料理帖「天の梯」

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 高田郁(かおる)著、みをつくし料理帖シリーズの完結巻「天の梯(かけはし)」(ハルキ文庫)を読み終えた。

 16年前の大洪水で身内を失った澪(みお)と野江。大阪「天満一兆庵」で料理人としての腕を磨いていた澪はその後、やっぱり洪水で夫・嘉兵衛と店を失った女将・芳とともに、芳の息子・佐兵衛を尋ねて江戸に出る。

 澪はある日、吉原の料理人・又次から、大阪で別れた野江が吉原郭で「あさひ太夫」と呼ばれ、誰もその姿を見たことがない “伝説の花魁” になっていることを知る。身請金は4000両。その4000両生み出しに澪が開発した料理「鼈甲珠(べっこうだま)」と札差たちが動く・・。

 シリーズ開始から5年。今回は運よく高田さんのサイン本をゲットしたが、全巻、登場する人たちの温かさを感じつつ、おもしろく読ませてもらった。ただ、この5年間で本を読むのが疲れるようになり、時間もかかるようになった。
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by h-fuku101 | 2014-10-01 06:54 | Comments(0)

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