小田代原(おだしろがはら)
小田代原は “貴婦人” が品のある立ち姿で出迎えてくれる
1971年(昭和46年)、「破壊されやすい湿地の保全を各国がすすめることを目的」に、「ラムサール条約」が結ばれた。奥日光にある湯の湖、湯川、戦場ヶ原、小田代原一帯は、全国に46ある “条約湿地” の一つになっている。
奥日光を訪ねる人の多くは、戦場ヶ原に行くことはあっても、小田代原に “入る” ことは滅多にない。低公害バスに乗り換えてしか行けない不便さが今の自然環境を維持しているのだ。
小田代原は写真家のメッカ。嫌でも目につくシラカバの、通称 “貴婦人” が品のある立ち姿で出迎えてくれる。この貴婦人が霧の向こうに見え隠れする風景は、何と言うこともないんだが、妙に魅力がある。
早朝来る予定だった。が、朝4時に赤沼車庫を出るバスは6月6日以降、11月までの土、日、祝日限定だと言う。ホテルの朝食も早くて7時半。開き直って9時前の第2便を利用した。
もっとも、朝早く来たければここまで歩けばいい。ただ、熊にはくれぐれもご注意を。
山は右から男体山、大真名子山、小真名子山、太郎山とつづく
秋は、この原っぱが草紅葉に色づく
by h-fuku101 | 2015-05-13 05:56 | Comments(0)