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本が読めない=後日談

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 頭に描いた被写体は京浜工業地帯の工場群。~船上からのクルージングに加え、今では工場内部から見学できるツアーもあると言う~

 そう、おやじの世界は、いつも「…と言う」噂の域。それを忘れ、漠然と「浜川崎まで行けばいいんだろう」式発想がいつもの間違いのはじまりだ。

 浜川崎駅。JR南武線尻手駅から出る支線の終着駅。今まで一度も乗ったことも、行ったこともない ”未知の世界” だ。

 駅は無人駅。周囲に民家はあるが、人はほとんど通らない。歩道橋をはさんで鶴見線が走っている。わからないままに来た電車に乗る。聞いたことがある駅名は唯一、鶴見駅だけ。工場群がある海辺へはほとんど電車は走らない。そして、行き先を失い茫然とたたずむ…。

 一昨日、何の成果も、一枚の写真もないままに戻ったのがくやしい。だから舞い戻る。

 新発見があった。乗客などほとんどいないと思ったのは間違いで、電車の発車5分くらい前になると会社からの送迎バスがいっぱいの人たちを乗せてやって来た。時刻は昼過ぎ。多分、交代制勤務のシフト帯だろう。

 未知の世界も、二度目には ”既知の世界” 。これもおやじ流の体験的学習法なり。

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さすらい人のたたずむ姿がいかにも似合いそうな駅(JR鶴見線浅野駅にて)


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つながれた釣り船などが海の近さを思わせる


※「あの野郎、本当にボケたんじゃないか?」とご心配いただいた師匠! ご迷惑をおかけしました。まだ大丈夫です。そのときは事前にご連絡しますからご安心ください。

 

by h-fuku101 | 2015-12-09 07:04 | Comments(0)

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