高尾山薬王院にて
~「月曜星 半吉運=この星に当たる人は進展のきざしなれど、過ぎたるはなお及ばざるが如しにして、余り過ぎれば災いのもとである。信心怠らず精進すべし」~
高尾山薬王院に掲げられたおやじの来るべき年の運勢である。「余り過ぎれば災いのもと」はその通りだし、「信心怠らず精進すべし」には素直に応じられる。ただ、まことに不遜なことながら、「半吉運」を信じ、気に止める気持ちなど、さらさらない。
吉凶を信じないというのではない。特に、災いが家族や兄弟、親戚、子供たちに及ぶとなれば身を張ることに厭(いと)いやためらいはないが、こと自らのこととなるといけない。「もうどうでもいい」が先立つ奴なのである。
ところで、薬王院でショックを受けたことが一つあった。それは、来る年が数え年では72歳になるってこと。あゝ…。少年は、いつまでも少年ではない。 “学” はいまだ、全然、身についていない。
by h-fuku101 | 2016-12-13 06:47 | Comments(0)