頭の回路が狂ってる
いつの間にか町がサルスベリとノウゼンカズラに溢れている。
ずいぶん前、「浦島太郎っておとぎ話じゃなく、人間自身を語った実話だったんだ」のようなことを話したが、近ごろまた同じような考えが頭の中を行ったり来たりしている。時の流れって、過ぎてしまえば本当に早い。
朝の生田緑地で一人のご婦人とあいさつを交わした。少し前をご主人が歩いておられる。病後なのか足が少し不自由なようだが、あいさつで返ってきた声に弱々しさなどは微塵もなく、ご主人と笑い合う声も大きく、屈託がない。ホンノリとあたたかく、むしろ清々しい。
正の思考と負の思考・・。過去にとらわれるか、未来を見つめるかで考え方も心のあり様もずいぶん違うものなんだろう。
ダメだ、思考回路が混乱している。世界水泳選手権とその後、朝方近くまで観たアフガニスタンのドキュメント。脳の容量を超える問題の大きさと深刻さで乱れた頭は、寝不足も相まって、当分回復しそうにない。
※Photo by EOS-M 「散歩道のスナップ」から
by h-fuku101 | 2017-07-27 07:18 | Comments(0)