小田原を歩いてみて
小田原の駅前や茶畑を訪ねた富士市でも思ったことだが、今、地方の町が病んでいる。
さすがに小田原は、小田原城を中心とする観光都市だけに、駅前商店街などはまだ元気だが、それでも一歩外れた通りや富士市の駅前などはまさに “シャッター通り” 。建物は軒並み老朽化し、開けている店は3軒に1軒あるかどうかという状況。
この日は、「久しぶりに煮魚でも食べたいなぁ」と歩いた。が、ない。「ここはラーメン屋か。隣はとんかつ屋だなぁ。で、ここは居酒屋。ハンバーガーなんて食べたいとも思わないや・・」。
少し歩けば駿河湾。 “小田原と言えばアジ” と言うくらいだからおいしい魚も多いだろうに、地魚を売りにしている店と言えば干物屋さんくらいか。なんとも味気なく、情けないなぁ。
なぜか国会で論じられていることが脳裡をかすめる。もちろん、国政と地方行政の違いくらいはわかっている。が・・・。「気がつけば大都会、一歩出れば草茫々」なんて日本になっていなければいいなぁ、なんて思ってた次第。
by h-fuku101 | 2017-05-22 06:55 | Comments(0)