老い
さて、今日は第4火曜日。待ちに待った洗心金川会の日だ。昨夕、友人のK君からメールがあり、「明日、教室に行きます」とのこと。うれしさが倍加したあまり、朝4時に目が覚めてしまった。
で、西立川から入園。園内の雰囲気がどうもおかしい。2トンくらいの自動車がひっきりなしに行き交うし、いたるところに「立入禁止」のテープが貼られている。花なんてどこにもない。唯一あったひまわりもまだ真っ白だ。気分の落ち込みとともに、カメラバッグと三脚の重さがやけに感じられるようになってしまった。おまけに晴天だった空からスコールのような雨。泣きっ面に蜂とはまさにこのことだ。
最近、人の名前が覚えられない、出てこない。昔の友人たちの名前は今でもフルネームで言えるのに、わずか5分前に名刺交換した人の名前は覚えていない。花火大会のことも、以前なら確実にインプットしていたし、その当日がどんな状況かも予測できた。老いは十分分かっている。だが、これもその場だけのもの。分かっていることが「残っていない」のだ。
この「残っていない」。専門医じゃないから正確なことは分からないが、いわゆる痴呆とは違う(と思う)。いわば、記憶力や注意力の瞬発性と持続性が衰えているんだろう。この道はほぼ全員が通る。明日はわが身ですぞ~。では、今、人知れず続けていることを2つ言っちゃいましょう。1つは、昨日の夜に何を食べたかを毎日、思い出しているんです。2つ目は、通り過ぎる車のナンバーで足し算と引き算。
囲碁教室の書き出しからどうしてこんな話しに? これが老いなんだよう。付き合うみなさんも大変ですな。
by h-fuku101 | 2009-07-28 05:31 | Comments(0)