<   2009年 07月 ( 25 )   > この月の画像一覧

リベンジ行


 サギソウやレンゲショウマがあると聞いたので先週土曜日、昭和記念公園に出掛けたが、花火大会準備のため自らが花と散った。このいきさつは前に述べた。で、昨日、気温34℃を超える中、昭和記念公園へのリベンジ行となった。

a0120949_1441016.jpg 少し話はそれるが、今日の「リベンジ」。本来の意味は「復讐」「雪辱」「仕返し」「報復」。当日は、確かに「入場料返せ~」との想いがほぼ冗談で頭の片隅をかすめたが、もちろん「仕返ししてやろう」とまでの強い気持ちはない。タイトルは「再挑戦」くらいが妥当かも。そう言えば先日、読売新聞の「編集手帳」に次のような記述があった。「借金」を「キャッシング」と呼べば借り手の警戒心は薄れ、「売春」を「援助交際」と偽れば未成熟な心に落とし穴を掘る。呼び名とは不思議である、と。まさにその通りだ。言葉本来の意味を置き去りにしてはいけない。

 で、サギソウ。広い公園を歩き回ったがなかなか見つからない。公園で草花の手入れをしておられるおじさん、おばさんに尋ねてやっとの思いで探し当てた。「やった~!」という感じだ。が、気をつけないと通り過ぎてしまうほどに小さく、可憐な花だった。

 サギソウは、ラン科のミズトンボ属。本州、四国、九州に分布し、日当たりのよい湿地に生える多年草とか。大きさはせいぜい3~4cm。花言葉辞典では「芯の強さ」とか「夢でもあなたを想う」などと出ていた。「世田谷区の花」「8月21日の誕生花」だと知り、驚いた。

 帰り道、別のところにもサギソウが咲いているのを見つけたが、ここは撮影には遠すぎる。重いカメラを2台も持った若いお兄ちゃんが「もっと近くに見られるところがありますか?」と尋ねてきたので、「トンボの湿地」を教えた。おじさん、おばさんから教えられ、お兄ちゃんに教える。人ってこうでなくっちゃね。

by h-fuku101 | 2009-07-31 01:46 | Comments(0)

御岳山行


a0120949_8454068.jpg 先日、友人のK君から「御岳山(みたけさん)でレンゲショウマ祭りがありますよ」との情報を、チラシとともにもらった。

 「ん?レンゲショウマ?」。今までに見たことも聞いたこともない。チラシを見ると何とも可憐な花ではないか。祭りは8月1日から1か月間。で、来月一泊泊まりで出掛けることにし、昨日、その下見も兼ねて山に登ってきた。

 家から電車、バス、ケーブルカーを乗り継ぎ約2時間半。海抜800mを超える御岳山駅に降り立つと空気までが冷んやりと感じられる。駅から徒歩5分程度でレンゲショウマの群生地にたどり着いた。

 まだ見ごろには少し早いようだ。カメラを持った二人連れの人たちと会ったので、少しの間話し合った。「去年は一面、咲いていたんですがねぇ」はそのうちの一人。「時期は今ごろだったんですか?」は私。「そう言えば8月だったなぁ」。やっぱり8月中旬が最高の見ごろらしい。

 レンゲショウマ。キンポウゲ科レンゲショウマ属。「花がハス、葉がサラシナショウマに似ているためレンゲショウマと名付けられたらしい」と地元の説明書には書かれている。分布は、本州(中部)の太平洋側で、日本特産の1属1種の多年草だとか。

 写真を撮り終えて御岳神社にお参り。普段、裏山散歩で足腰を鍛えているつもりだが、御岳神社を間近にしての心臓破りの登りと石段は正直、かなりキツイ。道々、あじさいがまだきれいに咲いていた。お昼を食べに入った店のおばあちゃんから「今年の夏は暑いですか?」との質問。返事に困っていると、「何せ下界のことはわからないんです」には参った。そう言えば、山上ではセミの声が聞こえなかった。

 そのお店のおじいちゃん。プラっと出掛けたと思ったら手にポリ袋を提げて帰って来た。中身はカップラーメン。ここはそば屋なのに…? 前出のおばあちゃん「お金どうしたの?」。おじいちゃん「取らないんだ」…。で、娘さんが支払いに行ったが、やっぱり「取らないわ」。商品を売ってお金を取らない??? 「明日にでも何かを届けておく」に何とも言えない温もりを感じた。

by h-fuku101 | 2009-07-30 08:48 | Comments(0)

淡水


 台湾北部。基隆(キールン)からさらに北に行ったところに淡水(タンスイ)という町がある。基隆は今、台湾の港町として知られているが、それ以前は淡水が海の玄関としてにぎわっていた。

a0120949_6324573.jpg
 10年前(1999年)の9月、台湾中部をマグニチュード7.6の地震が襲い、家屋約3万棟が倒壊した。台北のツィンタワーの1棟が傾き、もう1つのビルに寄りかかっていた姿は今も目に焼きついている。

 地震後約1か月を経て、地震見舞いを兼ねて、大変お世話になった鄭樹藩先生のお墓参りに出掛けた。鄭先生はその年の7月に亡くなっておられ、そのお墓が淡水の丘にあった。

 淡水の丘。海を見下ろす絶景の地。遥か海を隔てて中国本土と我が日本がある。鄭先生がこの地を選ばれたのは、先生が、中国本土の出身だから、いつまでも祖国を見つめていたいとの想いが強かったのであろう。また、日本との交流にも心血を注がれた。日台両国の関係がいつまでも続くように見守りたいとの想いもあったのだろう。

 奥さんと息子さんに台北から車で案内していただいた。鄭先生の墓前に立つと、長い間にいただいた恩恵の一つひとつが思い出され、しばらくの間、涙が止まらなかった。「先生のご意志を守り続けます」との誓いは今も静かに、しかし熱く胸のなかにある。

 鄭先生のお墓からほど近いところに花束がたくさん置かれたお墓があった。墓前に立つと中国語の歌が流れた。曲名は、私が中国の歌のなかで一番好きな「何日君再来(君いつ帰る)」。そこはアジアの歌姫:テレサ・テンが眠っているところだった。
                                                              合掌
a0120949_6315586.jpg

by h-fuku101 | 2009-07-29 06:35 | Comments(0)

老い


 さて、今日は第4火曜日。待ちに待った洗心金川会の日だ。昨夕、友人のK君からメールがあり、「明日、教室に行きます」とのこと。うれしさが倍加したあまり、朝4時に目が覚めてしまった。

a0120949_5262582.jpg
 実は、22日の土曜日。「昭和記念公園では8月からサギソウ祭りがあります。また、鉢植えですが、御岳山にしかないレンゲショウマもあります」との情報を得たので、「もしや」の期待を胸に、嬉々として出掛けてみた。当日、花火大会があることは聞いてはいたが、この時点では頭の片隅にも残っていなかった。

 で、西立川から入園。園内の雰囲気がどうもおかしい。2トンくらいの自動車がひっきりなしに行き交うし、いたるところに「立入禁止」のテープが貼られている。花なんてどこにもない。唯一あったひまわりもまだ真っ白だ。気分の落ち込みとともに、カメラバッグと三脚の重さがやけに感じられるようになってしまった。おまけに晴天だった空からスコールのような雨。泣きっ面に蜂とはまさにこのことだ。

a0120949_53227100.jpg 最近、人の名前が覚えられない、出てこない。昔の友人たちの名前は今でもフルネームで言えるのに、わずか5分前に名刺交換した人の名前は覚えていない。花火大会のことも、以前なら確実にインプットしていたし、その当日がどんな状況かも予測できた。老いは十分分かっている。だが、これもその場だけのもの。分かっていることが「残っていない」のだ。

 この「残っていない」。専門医じゃないから正確なことは分からないが、いわゆる痴呆とは違う(と思う)。いわば、記憶力や注意力の瞬発性と持続性が衰えているんだろう。この道はほぼ全員が通る。明日はわが身ですぞ~。では、今、人知れず続けていることを2つ言っちゃいましょう。1つは、昨日の夜に何を食べたかを毎日、思い出しているんです。2つ目は、通り過ぎる車のナンバーで足し算と引き算。

 囲碁教室の書き出しからどうしてこんな話しに? これが老いなんだよう。付き合うみなさんも大変ですな。

 

 

 

 

by h-fuku101 | 2009-07-28 05:31 | Comments(0)

ハス


 昨日は、朝4時に起きて町田市にある薬師池公園に出掛けた。ハスが見ごろと聞いた。

a0120949_7283925.jpg
 まだ太陽が昇り切らない時間だが、もうハスの花の数よりも多いかと思えるほどの人がカメラ持参で来ている。それにしても最近のカメラブームはすごい。特に、以前は考えられなかったが、女性が重いデジタル一眼レフや三脚を持ち、プロ顔負けの格好でハスの花を撮り続けている。いいことだ。

 これだけ多くの人のなかにはプロの写真家もいるかも知れない。昔は、持っているレンズや、それとなく漂う雰囲気などで、それなりに見分けることが出来たが、今ではひと目で「ふぁぁ~、いいレンズだなぁ」と分かるほどにお金をかけている人も多く、外見では分からない。

 ただ、一人、気になる人がいた。私も含め、多くのカメラマンは2~3枚の写真を撮っては移動していくが、この人は1つの花の前にジックリと腰を据え、1枚ごとにカメラ本体の操作を繰り返し、アングルを変えている。もちろん撮影時はカメラ本体のシャッターボタンは押さず、レリーズを使用している。その姿からはオーラすら出ているように思えた。実は、この私、写真を撮るのをしばし忘れて、この人の所作に見入っていた次第である。

 また、いつもの気質が顔を出しつつある。気質と気性。気性は性格だから変えられるが、気質は変わらない。「別にプロになる訳じゃない。写真展などに応募する訳でもない」がその中身。だからといって、つまらない写真だと気分が悪い。この中途半端さ、何とかならないものか!

 今回、比較的いい写真をたくさん撮ることができたと自画自賛している。実は、撮影ごとにいい写真があれば自宅玄関の額に入れて飾っているが、今回は絞り切れないでいる。一挙掲載もできないので、数日お付き合い願いたい。
a0120949_7311111.jpg
 

 

by h-fuku101 | 2009-07-27 07:33 | Comments(0)

育てる(正調小沢節)

 ずいぶん前、と申しましてもそんなに前のことではございません。ヤクルトスワローズの監督を務められた広岡達郎さんがいいことをおっしゃってました。

 選手を育てるにあたって、「してみせて、言って聞かせてさせてみて、ほめてやらねば人は育たず」てんですが、けだし名言ではございませんか。あの~、最後のところは「動かず」だったかも知れませんが、まあ、この際、そんな小さなことはどうでもいいじゃござんせんか。ハハハ。

a0120949_6285437.jpg
 実は、この「ほめる」ってのが、特に、へそのまがった私にはできません。でも、立場を自分に置き換えてみますと、人間、何歳になってもほめられるってのはうれしいものでして、ほめられた人間は俄然、やる気を出しますですなぁ。分かっておるのではございますが…。

 昨今、どこのご家庭でもお子さんを育てるのにご苦労をなさってる。一方、会社では、社長さんはじめ上に立つ方々は社員をどうa0120949_6325377.jpg育てたらいいか悩んでおられる。でもね、ご苦労なさったり、悩んだりしておられる方がいるってのはいいんでございますよ。まあ、いずれにしましても、子供にしろ社員にしろ、育てるキーワードは「叱(しか)る」と「ほめる」でございます。

 叱る。怒るんじゃございません。この違いは心に愛情があるかないかでございます。最近、叱るってことができませんですなぁ。叱るには、人をみていないと叱る理由が見えてきません。ここが大切なところでございますよ~。繰り返します。人をみているんです。叱ったあとは、その訳を話し合うのがよろしいですな。そして、うまくやれたら心の底からほめてやる。これでいい子供、いい社員に育つこと受けあいです。

 あっ、お時間となりました。このつづきは、またの日の心だぁ~。

 

by h-fuku101 | 2009-07-25 06:35 | Comments(0)

続けること

 
 女優の森光子さんが放浪記1000回公演を達成され、少し前、国民栄誉賞を受賞された。年齢はまもなく90歳に達するという。実際に舞台を拝見したことはないが、テレビでは老齢にもかかわらず、最近まででんぐり返りをしておられる映像が何回も放映されていた。

a0120949_7222432.jpg
 黒柳徹子さんの「徹子の部屋」。回数は忘れたが、これも長寿番組の一つ。あのキンキン声と年齢を省みない装いのため、男どもの大半は腰が引けていると勝手に判断しているが、女性陣には多くのファンもいることだろう。

 毎週月曜から金曜日の朝に放送されているラジオ番組、大沢悠里のゆうゆうワイド。この番組も長い。このなかで長年、秋山ちえこさんが外国事情や時流について語られるコーナーがあった。同時に、俳優の小沢昭一さんが「小沢昭一的こころ」と題して、37年もの長きにわたって世相や人の心などを面白おかしく聴かせてくれている。

 この小沢昭一さん。3年前に「老いらくの花」というエッセイ集を単行本として発刊され、それがこのほど文庫本化された。ラジオでの語りも実に味があって面白いのだが、その語り口調が行間からにじみ出るような感覚を最初から最後まで覚えながら、しかも、じんわりと人生のよさを体感しながら、一気に読み上げてしまった。

a0120949_774477.jpg

 続けること。今になってその素晴らしさが理解できるようになった。人は、とかく表面だけを追いがちだが、続ける陰にはたくさんの喜び、苦しみ、葛藤など人生そのものが隠されている。嫌になった日もあることだろう。そういったことの一端が少しは理解できるようになったということか。

 では、小沢さんのエッセイ集から少し(小沢さん、無断使用です。営利目的じゃありませんのでお許しを)。

 「横浜へ旅してきました。
 東京から横浜までが旅? 遠くへ行くだけが旅じゃありません。(略)
 横浜の町が好きなんです。横浜へ行くと心がなごむのですね。心がなごめば旅なんです。」

 そう。帰るところがあるから旅なんです。
a0120949_78934.jpg

by h-fuku101 | 2009-07-24 07:10 | Comments(0)

柴又散歩


 「今夜、柴又の花火を見に行くんです」。メル友の声に触発されて、こちらは久しぶりに柴又散歩を楽しむことにした。

a0120949_641523.jpg 前日、「気軽にスナップ写真を撮りたいな」との思いから30㎜F1.4レンズをゲットしたので、その試し撮りを兼ねての散歩。あいにくの小雨だったが、寅さん気分を十分満喫できるものだった。

 柴又駅前では寅さんの銅像が迎えてくれる。帝釈天への参道をたどるうちに気分が寅さんモードになっていくから不思議なものだ。草だんごを売る「とらや」の前を通ると、「おいちゃん、おばちゃん、止めてくれるな」の声とともに、今にも渥美清さんが出てくるんじゃないかの錯覚さえ覚える。

 柴又帝釈天。正式名称は経栄山題経寺。創立は寛永年間(1624年からの20年間)というから三代将軍家光の時代。厄除け、延寿、商売繁盛等に霊験あらたかだとか。映画ですっかりおなじみの総門をくぐると、寅さんが尊敬して止まなかった「御前様(ごぜんさま)」にお会いできると思ったのだが…。

 山本亭、寅さん記念館、柴又公園を経て矢切の渡し。伊藤左千夫の名作「野菊の墓」の舞台でもあり、歌にも歌われたが、この矢切の渡しがある江戸川は中世までは「太井川(ふといがわ)」または「太日川(ふとひがわ)」と呼ばれ、利根川の本流だった。江戸初期、徳川家康の命で改修工事が行われ、銚子から関宿を経て行徳への海運の要衝となり以来、江戸川と呼ばれるようになった。渡し舟で渡れば下総(しもうさ)の国。水戸街道へと続く。

 葛飾柴又。映画の世界だけでなく、下町情緒を今に残す本当にいいところだ。

 それにしても、未だに多くの人たちの心に残る映像を送り続けてくれた山田洋次監督と、それを巧みに演じた渥美清さんらの偉大さには頭が下がる。
a0120949_6431495.jpg

a0120949_644257.jpg
a0120949_6445423.jpg


♪♪連れて逃げてよ~ ついておいでよ~ 矢切の渡し~♪♪


by h-fuku101 | 2009-07-23 06:54 | Comments(0)

ぎっくり腰


 先週2~3日、マイブログを休ませてもらった。理由は、ぎっくり腰。

 その日の更新を終えて「さぁ、取材に出掛けよう」と思った矢先、軽いくしゃみでギクッ!ときた。もう椅子から立ち上がることもできない。メル友の一人曰く、「魔女の一撃ってやつですね」。魔女か美女か知らないが、もう女性には縁がないはずなのに…。
a0120949_6432964.jpg
 

槿(ムクゲ)は韓国の国花なんですよ


 私め、治療より予防の医食同源信奉者。だから、医者には行かないし、そもそも医薬品なるものは頭から否定している。だけど、ぎっくり腰だけはダメ。ただちに自宅近くにあるクリニックに出掛けた。

 いやぁ、いつ見ても思うが、よくこれだけ足・腰・肩に痛みを抱えている人がいるものだ。待合室は満杯。待つこと1時間半。やっと呼ばれた。ところが、こちらは「サッと立つ」ことができない。やっと立ち上がっても診療室まで時間がかかる。「〇〇さん!」 看護士からの無機質な二度目のコール。「うるさい!分かってるわい! 俺も早く動きたいんだよう~」は頭のなかでの叫び。

 先生、私の顔を見るなり「おっ、またですか」。ちゃんと覚えてくれているらしい。接客業ではこれが一番大切なこと。相手の顔と名前を覚えていれば、言葉なんて八百屋さんの「へい、らっしゃい!」で十分。

a0120949_6582937.jpg 先生 「前回は、去年の12月ですな」
 私 「6か月ぶりですか?」
 先生 「そう。でもこの時期に罹るのはめずらしいな。何か疲れるようなことしました?」
 私 「いいえ」
 先生 「寝不足は?」
 私 「いいえ」
 先生 「冷えるようなことは?」
 私 「あっ、そう言えば、昨夜は上掛けもしないで寝てました」
 先生 「あぁ、それですな。で、痛みは前回よりもひどい?」
 私 「いいえ、前回よりましです」
 先生 「では注射は止めましょうか」
 私 「うってください」
 先生 「じゃぁ、やりましょう。薬は前回と同じ。座薬も出しましょうか?」
 私 「座薬は使っていません」
 先生 「じゃぁ、出しません」

 以上の会話、双方ともニコニコ顔。看護士は無機質だが、先生は何ともいい。

 みなさん! くれぐれも腹を出して寝ないようにしましょう!



 

by h-fuku101 | 2009-07-22 06:46 | Comments(0)


 スランプという言葉がある。

 辞書には、気力や体調が一時的に衰え気味で、仕事の能率や成績が落ちる状態。また、その時期と書かれている。

a0120949_6395721.jpg
 辞書の意味は別にして、私自身、スランプは仕事にしても趣味の世界にしても、ある一定のレベルに達した後にぶつかるものだと思っている。だから、何事も中途半端な私がぶつかるのはスランプなどではなく、無知からくる壁だということ。スランプと壁の違い?スランプは状態や時期が過ぎればまた元の状態にもどるが、壁は乗り越えない限り打開できない。うん、分かりやすい。

a0120949_6444533.jpg 実は今、カメラで壁にぶつかっている。少し前、友人のK君に「写真とは、突き詰めれば光をどう操作し、構図をどうするかだ」なんて生意気なメールを送ったが、それが今、分からなくなっているのだ。いや、元々分かっていなかったのを思い知らされている。

 我流で花を撮り、教室に入って頭を叩かれ、鼻をくじかれた。何とか分かったと思った瞬間、また今、屋内写真、夜景、花火など、光が乏しく、かつ動きがある状態での撮影になるとまったくと言っていいほどにお手上げである。

 先日、調布の花火大会があったので出掛けた。と言っても徒歩5分。ざっと100枚以上は撮影しただろう。自宅でパソコンに取り込んで見てみると、イメージ写真として使えるものは2~3枚。あとはミミズが這っていたり、爆弾が破裂したのではと見まごうぐらいの作品(?)ばかりで、全滅だった。フィルムでないのがせめてもの救いである。

 目が衰えマニュアル(M)ではピントが合わせられない。オートフォーカス(AF)は白や黒一色では認識しない。絞りはどうする? シャッタースピードは? もう何もかも分からない。あ~、苦悩は深い。この歳になってまだ悩まないとダメなのか!

by h-fuku101 | 2009-07-21 06:45 | Comments(0)