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3キロ


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コンコンと湧き出す水は冷たく、山歩きの疲れも吹っ飛ばしてくれた


 近頃、相次いで「3キロ」という表示に出くわした。1回はみなかみ町天神峠から谷川岳まで、1回は御岳山の参道から滝下駅まで、そしてあと1回は、昨日歩いた小田急線渋沢駅から頭高山(ずっこうやま)までの距離だ。

 おやじは、谷川岳までの道こそ歩いてないが、過去、何十万、何百万という人がこの「3キロ」という道を歩いたことだろう。そう、胸に去来するいろいろな思いと語り合いながら…。

 秦野は至るところに湧き水がある。頭高山への途中にある泉蔵寺近くには「若竹の泉」があり、取水口には次の言葉が刻んであった。

 ~先代の方が湧き水を求めて掘られた横井戸を若竹の泉として多くの方々にお使いして頂きたく(中略)。しあわせの水としてご利用ください~

 若竹の泉近くに檀信徒が泉蔵寺住職と建設委員会を糾弾する看板が立てられていた。若竹の泉に篆刻(てんこく)された言葉とのギャップに戸惑う。人間社会にはやっぱりいろいろな思いがあるんだなぁ。
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頭高山への往還に家々の庭に咲く花を撮らせてもらった


by h-fuku101 | 2010-08-31 06:17 | Comments(0)

高田郁


a0120949_6474367.jpg 高田郁(たかだ・かおる)さんの新作文庫「銀二貫」(幻冬舎)が発刊された。みをつくし料理帳シリーズ「八朔の雪」「花散らしの雨」(ハルキ文庫)、「出世花」(詳伝社文庫)以来、久しぶりだ。

 高田さんの作品は、ひと口に言えば料理を根底に据えた “根性もの” だが、この種の作品に多い “あくの強さ”や “押し付けがましさ” は感じられない。むしろ読後のすがすがしさが何とも心地いい。

 あとがきで読んだが、彼女は “非効率の人” らしい。作品中に登場する料理は納得するまで自ら作り続けるし、また、資料収集のために在住する大阪の図書館だけでなく東京の国会図書館にもホテルから通いつめているようだ。

 とにかくすごい人ではある。 
 

by h-fuku101 | 2010-08-30 06:49 | Comments(0)

夕景


a0120949_8224147.jpg 日中は連日、「もういいよ!」と言いたくなるくらいの猛暑日。「よし! これならいい夕陽が見られるぞ」と、江ノ島に出掛けてみた。

 江ノ島駅に着いたのはお昼を少し回ったころか。電車から降り立つのは10~20代の若者が9割だ。「しまった!」と思ったがもうあとの祭り。鵠沼海岸から江ノ島東浜が海水浴のメッカだということに電車を降りて初めて気づいたのだ。

 さすがに夕景までは早過ぎる。ヨットハーバーや裏道などを散策したあと、当初から計画していた温泉で時間をつぶすことにした。

 対岸に見える大山や丹沢山系は時の経過とともに入道雲に覆われていく。もちろん富士山を見ることはできない。そう言えば、天神平の星座群も晴天でも見ることはできなかったなぁ。

by h-fuku101 | 2010-08-28 08:23 | Comments(0)

見納め


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 水上温泉から戻った翌月曜日、また御岳山のレンゲショウマに会いに行った。これで今夏3回目のお山入りだが、今年はこれが見納めになりそうだ。

 JR御岳駅からケーブル・カーの乗り場である滝下駅までは臨時バスが出るほどの人、人、人…。8月上旬に来たときとは比べ物にならないほど混雑している。 “山ガール” と呼べばいいのか、そう呼んでは返って失礼になるのか…。とにかく女性が多い。

 大好きなレンゲショウマは少し色合いが落ちたようだ。が、今年も十分楽しませてもらった。

 参道から滝下駅までは約3km。山の上の喧騒が嘘のように静かな下り道は本当に気持ちがいい。

by h-fuku101 | 2010-08-27 06:20 | Comments(0)

朝顔


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 ひと口に朝顔と言ってもいろいろある。「えっ? これが朝顔?」と言いたくなるような朝顔が佐倉市の国立歴史博物館にあった。

 新宿、東京、千葉で乗り換え、やっとの思いでたどり着いた佐倉駅。成田に行く途中、何度か電車や車で通ったが、降りたのは初めてだ。不覚にもそこが11万石の城下町だったのを初めて知った。

 いろいろ朝顔。青/渦/柳葉、黄/鶏足葉、黄/笹/雨竜葉、青/縮緬/立田/雨竜葉、青/水晶斑入/渦柳葉…名前は全部控えてきたが、今となってはどれがどれだか分からない。無責任なオヤジで申し訳ない。
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by h-fuku101 | 2010-08-26 05:50 | Comments(0)

月夜野びーどろパーク


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“エヘン、エヘン、みんなよく来たね”




 みなかみ町から沼田方面に戻ってくる途中に月夜野びーどろパークがあった。上越クリスタルガラス(株)と月夜野クラフトビール(株)が経営している。

 この工場では一般参加者も吹きガラス作りを体験できるが、日曜日ということもあり、希望者が列を成していた。それにしてもプロとはすごい。参加者が一生懸命に息を吹き込んで作ったガラスをクルクルと回しながら切り込みを入れ、 “ポン!” と叩くと “ポロっ” と製品が出来上がる。この瞬間、“うわ~” という歓声と拍手が沸きあがる。

 駐車場から工場に行く間はずっとガラスで作った動物たちが微笑ましく迎えてくれた。
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by h-fuku101 | 2010-08-25 06:34 | Comments(0)

自然花苑


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山はすっかり秋の様相。オミナエシってキレイだと思う


 みなかみ町谷川温泉から藤原ダムを超えて40分くらい走ったところに「宝台樹やすらぎの森自然花苑」がある。ここはキャンプ場でもあり、時節柄、たくさんの人たちが訪れてきていた。

 自然花苑は宝台樹山(1152m)のほぼ中腹にあり、花苑のあちらこちらで武尊山(ほたかさん)の伏流水を飲むことができた。これがまた “う・ま・い!”

 花の種類も広さもすごい。一面に咲くクレオメやヤナギランは時期を少し過ぎていたが、オミナエシ、山萩、マツムシソウ、カワラナデシコ、コオニユリ、キキョウ、ツリガネニンジンなどは十分に目を楽しませてくれた。何よりもうれしかったのは、ここでレンゲショウマに出合えたことだ。
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ツリガネニンジンは御岳山でも今、満開状態だ



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コオニユリの先っちょにいるトンボをお見逃しなく



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クレオメとは1年ぶりの再会だが、山を一面に覆うさまはすごかった



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by h-fuku101 | 2010-08-24 05:29 | Comments(0)

幻の星座群


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 群馬県みなかみ町では8月から10月の特定日、谷川岳天神平で「星の鑑賞会」を企画・実行している。1回あたりの参加者は200人限定らしい。運よく枠が取れたので金曜日から出掛けた。

 昔、大阪と和歌山の県境にある友ヶ島というところでキャンプをしたが、そのときに見た星が今だに忘れられない。すごい数と人間を圧するような近さだった。

 金曜日の天候は晴れ。谷川岳の頂(いただき)あたりも少し雲がかかっているが晴れている。早めの食事を終えて夜7時前のロープウェイに乗り込んだ……が、が、が、標高が高くなるに従ってドンドンとガスが深くなっていく。

 天神平の視界はせいぜい10mくらいだったろうか。 “運のいい200人” は食堂に集合し、国立天文台発行のPCソフト星座群をプロジェクターで鑑賞した。トホホ。
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by h-fuku101 | 2010-08-23 06:27 | Comments(2)

メンテ


a0120949_6424354.jpg 最近は、滅多に車を運転する機会がない。車といえば、19歳のときに中古車を買ったのが最初で、以来、5~6台買い換えたが、この間、密かに自慢していることが一つある。それは手入れだ。

 洗車~ワックス掛けは週に1回必ずするし、新車時代を遠く過ぎても、ほぼ半年に1回は自動車工場に持ち込み点検を受けていた。友人でもあった業者は “優良中古車” と、いつも下取りを狙っていたらしい。 

 世話になった会社が、目先の経費に目を奪われ、人材育成、建物管理、運送車両管理など、あらゆるメンテに金を掛けなくなっているようだ。 “安かろう、悪かろう” が横行しているらしい。また、経費の節減が評価対象にもなっているらしい。無駄使いを奨励するのではないが、これでは将来を見据えた経営はおぼつかない。

 車の手入れは愛着につながり、「大切にしたい」の思いは安全運転にもつながる。自分の会社は手軽なレンタカーであってはならないのだ。

 ※今週はこれまで。また来週。

by h-fuku101 | 2010-08-20 06:50 | Comments(0)

常習犯


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 仕事を離れて丸3年。「老け込まないためには、現役時代と同様、毎日電車に乗って出掛けるのがいい」と聞いた覚えがある。で、退職後もずっと新宿までの定期券を買っている。

 最近、自動改札口で “ピンポーン” と扉が閉まっているのに知らん顔をして通り抜けていく若者をよく見るようになった。“あれっ?”と思って見ていると、JRで鳴り、私鉄で鳴っている。一体どうなってるんだ? 

 以前は、自動改札口には1~2人、異常音が鳴ったときのために職員・社員がいた。それなのに最近はほとんど顔を見たことがない。人件費の節約で手が足りなくなっているのか、それとも乗客からの暴力を恐れて影を潜めているのか…。

 こういう常習犯はもちろん、ほんの一握りだ。鉄道会社にしてみれば「そんな人間の1人や2人、経営上、痛くもかゆくもない」と思っているかも知れないが、それは正直者の多くを敵に回すことになり兼ねない。乗客の善意に甘えていてはいけないのである。

by h-fuku101 | 2010-08-19 06:57 | Comments(0)