紅葉の位置づけ

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 JRの車内吊りで読売新聞のコラム「編集手帳」の広告を見た。500字に込めた節々の想いを集大成し、冊子あるいはCDにして販売するという。朝日新聞が、すでに「天声人語」集大成版を販売しているが、その読売版とでもいえようか。

 ところで、その広告には「紅葉の条件」が書かれていた。昨日のブログで、「紅葉は人生の晩年」というようなことを書いたばかりなので、気になって読んでみた。だが、今の頭ではとても覚えきれない。ここは概要でお許しを。

 なんでも、紅葉がきれいに色づくには三つの条件があるらしい。一つは日差し、二つは水分、そして、三つが冷え込みだとか。

 ~世の中の苦労や試練(冷え込み)にきたえられ、たくさんの涙(水分)を流し、やがて多くの人たちから迎えられる(日差し)。紅葉は人生に例えられるかも知れない~ というようなものだった。

 この論でいくと、 “紅葉は人生の晩年” などという狭い次元の話しではなく、広く人生そのものということになる。どうやら紅葉には失礼なことを言ったようだ。

 と、ここまで書いて「あれっ?どこかで書いたぞ」とバックナンバーを追ってみた。昨年11月、「紅葉の仕組み」でUPしていた。3年前、「同じことを書きだしたらブログも終わりに近いと思ってくれ」と友人のM君に話したことがあるが、あ~ぁ、いよいよ来たか…?! 

 ちなみに、そのときのM君のひと言。「会社のおじさんたちは、毎晩同じ話しで盛り上がってます」は実に救われるひと言だ。 

by h-fuku101 | 2012-10-31 04:28 | Comments(0)

色づく木々

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大好きなゆりの木が “思い思いの色” に変身した


 終日雨が降り続いた翌日は見事な秋晴れの一日となった。

 風は少し強いが、暑くもなく寒くもなく、実に “心地よい” 。

 昭和記念公園の紅葉(黄葉)探しとなると、代表選手はイチョウ。だが、ゆりの木やナツツバキ、ナンキンハゼなども見逃せない。

 紅葉。人生にたとえれば晩年か。花木園の喫茶コーナーで男3人が話している。

 「俺も歳をとったと思うようになった。末っ子だから自分ではいつも『若い若い』って思ってたけど、最近、死を考えるようになったものね」。

 「俺もここでは若手だけど、ほかではそこそこの歳だものね」…。

 いいじゃないか。最後は見事に輝いて、そして、パッと散っていけばいいんだよ。

 園内は今、ぎんなんの季節。30分も拾い回れば大収穫はまちがいなしだ。
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おやじ的には、葉を落とし切る頃のナツツバキがいいなぁ


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イチョウは早くも黄葉し始めている。

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そして、足の踏み場に困るくらいのぎんなん


by h-fuku101 | 2012-10-30 05:05 | Comments(0)

甲斐路散策 Vol.2

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富士川系笛吹川の上流にある広瀬湖。見ごろまでもう少しだなぁ


 武田信玄公、柳沢吉保公の墓所として有名な恵林寺から車で15分くらいで広瀬湖。ここから少し登ったところに西沢渓谷への入り口がある。

 この道は、秩父へと続いている。毎年10月下旬から11月上旬にかけて紅葉が目を楽しませてくれるが、大菩薩峠や金峰山、乙女高原などへの登山道として多くの山人たちにも利用されている。

 ちょうど渓谷から降りて来られた女性2人に色づき度を聞いた。「もう少しって感じでしたが、でも結構楽しめましたよ。グッと冷え込むと早まるかも知れませんね」。

 甲斐にはこのほか、昇仙峡、松原湖など紅葉の名所がたくさんある。グルっと巡るのもいいかも知れない。さて、今週にしようか来週にしようか。目下の悩みごとだ。
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by h-fuku101 | 2012-10-29 07:16 | Comments(0)

甲斐路散策

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 26日(金)。コロ柿のふるさとの “今” を下見するため恵林寺界隈を散策した。

 恵林寺前にある岩波農園はまだ静かなもの。もう少しするとコロ柿で繁忙をきわめるだろうから、いわば “嵐の前の静けさ” といったところか。しかし、門には今後のスケジュールが掲出されている。いつもながら親切なことだ。柿の吊るし作業は11月5日頃から始めるらしい。

 恵林寺近くは、まさに柿の宝庫。数多いどの木にも柿がたわわに実っているが、コロ柿にするであろう実は本当に大きい。多分、これまでにもう間引きなどの手間が入っているのだろう。

 ここまで来れば西沢渓谷の “今” も気になる。あまり時間もないが、大急ぎで回ることにしよう。
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「信玄みち」の並木はすでに色づき始めている


by h-fuku101 | 2012-10-28 15:17 | Comments(0)

紗羽(さわ)との初遊び

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 22日(月)、娘が孫の柊羽(しゆう)、紗羽、そして、長兄のセビル(柴犬)を連れて昭和記念公園に来るという。「では9時半に」と約束して、出掛けた。

 思えば、前回あったとき、紗羽は乳母車でずっと寝たまま。「このおじさん、だ~れ?」という顔でじ~と見つめるのも仕方ないが、とにかく初遊びだ。

 柊羽は「じ~じ、サッカーボール持ってきたよ」。こちらは「今日はいい遊び相手がいる」という思いでいっぱいなんだろう。花になんてまったく関心なく、また、こちらの年齢にも頓着せず、次から次へと遊び方を提案してくる。

 それでも「みんなの広場」で散々動き、広い、ひろ~い公園を一通り歩き回った。「うん、まだ身体がついていってる。だが、ボールの飛距離は現役時代の3分の1にも満たないだろうなぁ」。現実を吟味し、実感する孫たちとのひとときであった。
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by h-fuku101 | 2012-10-26 05:09 | Comments(0)

東京駅

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 大阪の姉からうれしい贈り物が届いた。お礼の電話をし、あれこれ話した後、「一つお願いがある」という。

 この姉、背の高いものと新しいものには目がない。現に、山の中腹に住んで、毎日、大阪平野を見下ろして暮らしているし、選んだ旦那はチッチとサリー。会うたびに「東京はえ~なぁ、スカイツリーはあるし、渋谷駅前には高いビルは建つし…」などと話している。

 で、お願いごとは? 「東京駅の写真を送ってくれ」。つたない写真でいいならお安い御用だ。

 先日、あさぐさんが、「朝早くからたくさんのカメラマンさんでいっぱいでした」というようなことを書いておられたが、この日も同じ。デジタル一眼レフ、コンパクトカメラ、携帯、ビデオ…。あらゆる撮影機材がそろっている。おまけに、スケッチ小集団が大都市のあちこちに陣取り、さかんに筆を動かしている。

 日本も、本当に文化的な国になったものだ。
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by h-fuku101 | 2012-10-25 09:58 | Comments(0)

白根山

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 白根山に来たのは高校2年生の17歳。

 ところで、 “65歳” になったとはいえ、この “数字” に年老いたという実感はない。 “高校以来” という言葉にも時の流れというものを強く感じない。ところが、今の歳から引き算をして “50年ぶり” となると 「もうそんなに昔の話しなのか。俺も歳をとったものだ」ということになる。

 だから、昔を振り返ってなつかしむのはいい。過ぎ去った青春に心躍らせるのもいい。ただ、若くいたい、前向きに生きたいと思うなら、 まちがっても 「あれから何年」なんて振り返り方は絶対にしないことだ。

 いつのまに人が増えたのか、白根山頂近くの駐車場は満車状態になっている。火口湖、噴煙、草木のない白茶けた山容…。よそ見運転はあぶない。また来ることにしよう。

 
 “山歩き” の雰囲気を味わうはずの旅が、いつしか “観光旅行化” してしまった。こうなれば、草津で旅のあせを流し、早々に退散することにしよう。
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by h-fuku101 | 2012-10-24 06:11 | Comments(0)

奥志賀から横手山へ

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奥志賀の空はまさに "紺碧一色”


 翌朝5時、ホテルを出る。向かったのは高天が原。木々や落ち葉に着いた霜が白く凍っている。

 山のうえで、明らかに “名古屋の人” とわかるおじさんと出会った。「ここの紅葉は赤がねぇでいかんわね。13日に御嶽山に行って来たんだがよ、あそこは赤、黄、緑、白があって実にきれかった(きれいだった)。人もいっぱいいたけどねぇ」。たしかに赤は少ないが、黄色だけでも十分にきれいだ。

 奥志賀のゲレンデ下で湯を沸かし、インスタントうどんで朝食をとる。熱い紅茶もうれしい。碧い空にシラカバが映える。老夫婦が「あと一週間ほど滞在したいわ」と語り合っておられた気持ちがわかり過ぎるくらいすばらしい景色だ。

 スカイリフトで横手山(2307m)に登った。雲におおわれているのはわが青春の妙高山。その横に北信五岳と北アルプスの山々が連なっている。

 さぁ、そろそろ白根山をまわって草津に出ることにしよう。
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横手山から笠ヶ岳を経て北信五岳、北アルプス方面を望む


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バックミラーの左に見えるのは剣岳のはずなんだが…


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落ち葉に着いた霜が冬間近を思わせてくれる





 
 

by h-fuku101 | 2012-10-23 04:41 | Comments(0)

なつかしの志賀高原

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 「スキーに来られたときはどこで滑られましたか?」。撮影ポイントを聞くおやじに、ホテルの人から逆質問がきた。

 「……?」。

 しばらく頭のなかの “記憶ボックス” を家探しして、やっと「一の瀬」という名前が出てきた。なにせ40数年前のこと。ホテルの人も「この人は志賀高原に詳しくない」と値踏みしたんだろう。地図に赤のサインペンでマークしながら、「ここは一沼。木戸池近くの田ノ原湿原は尾瀬のようなところ。草津の方に行ったのぞきは夕日がきれい。高天が原から一の瀬も紅葉はなかなかいいですよ」と丁寧に教えてくれた。

 ホテルの人が「紅葉は、いまが一番」と言われるとおり、全山燃えるように染まっている。きれいだ。本当にきれいだ。

 車で志賀高原を隅々まで走った。丸池、ジャイアント、木戸池、熊の湯、発哺(ほっぽ)、ブナ平に高天が原、そして、一の瀬から奥志賀…。記憶の底のスキー場名を目にするたび、いっしょに滑った先輩、同僚たちの顔まで浮かんできた。

 ~ ♪♪ いつかある日 山で死んだら
       古い山の友よ 伝えてくれ 

        母親には やすらかだったと
         男らしく死んだと 父親には ♪♪ ~

 スキー板をかつぎ、宿までの雪道をたどりながら歌ったのはこの歌だった。
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by h-fuku101 | 2012-10-22 04:39 | Comments(0)

志賀高原から白根山へ

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 「さあ、意気揚々と出かけることにしよう」ってことで向かったのは志賀高原から白根山。

 19日(金)朝8時過ぎに調布ICから中央道に入る。

 視界には、一夜のうちにすっかり雪化粧をした富士山が飛び込んできた。きれいだ。そして、車が山梨県勝沼に入ると北岳や甲斐駒ケ岳など南アルプスがスッキリとした山並みを見せてくれた。八ヶ岳は、1年半前に訪れたときと同じように、山の全容をまぶしく照らし出してくれている。

 高速道を長野で降り、善光寺~小布施町など、なつかしの長野電鉄沿いの道をたどる。りんごが見事だ。普段、あまりりんごを食べないおやじにすれば、「こんなにいっぱいあって食べ切れるのかなぁ」が正直な感想だ。

 雪のない志賀高原に来たのは初めて。しかも、かれこれ42~3年ぶりの再訪になる。白根山は、確か高校の修学旅行以来のことだ。

 詳細は明日以降、お送りする。
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by h-fuku101 | 2012-10-21 08:41 | Comments(0)