桜花から新緑の季節へ

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 目はすっかり桜に奪われている。

 桜花は長年、見続けてきているが、今年ほどじっくりと観察したことはないかも知れない。そして、恥ずかしながら、今になって初めて気づいたことがある。それは、ソメイヨシノに限らず寒桜系でも、散り際が近づくと花の芯(しん)が赤く色づき出すということだ。「なにを今さら」と笑われるかも知れないが、そう今さらながら、小さなことの一つひとつに気づく喜びに、今、浸っている。

 桜花から目を転じて周囲の木々をながめてみる。

 ナツツバキが新芽を出した。イロハモミジがいい絵を描いている。自然界はいつまでもひとところにとどまってはいない。桜の季節から確実に新緑の世界へ移ろうとしている。
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by h-fuku101 | 2013-03-31 05:19 | Comments(0)

写真2題

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 撮った写真はブログ掲載のほか、家の玄関に飾ったりパソコンの待受画面に使ったり…。と言うようなことは前にも書いた。

 ところが一度、「雑誌に使わせていただきたい」との照会をもらったことがある。「こんなおやじの写真を使うというのだから、余程締め切りに追われているんだろう」と同情(?)に駆られ、「匿名を条件に」と承諾した。

 確かに、締め切りには追われていたようだった。その後のあわただしかったこと…。電話を片手にパソコンとにらめっこし、編集者から言われるままに操作した。発行が終わり、一片のあいさつ文と刷り上がった雑誌を受け取った。条件にした匿名は守られず、送ったメールへの返事もない。「喉元過ぎれば…」。編集前の熱心さは欠片(かけら)もなかった。

 深大寺入り口のケーキ屋「トム&サム」さんには、ブログに掲載した店の写真を2L版にプリントして渡したことがある。こちらはそんなことをすっかり忘れていた。ところが、店内に飾られていた絵を見ようと近づいた横に渡した写真が額に収めて飾ってある。「えっ!?…」。うれし恥ずかし、あとは声にならなかった。

 片やかなり有名な雑誌、片や小さな洋菓子店…。写真2題にもこんなに大きな違いがある。
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by h-fuku101 | 2013-03-30 05:26 | Comments(0)

花も人も “満開” だ~

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 新宿に出るには小田急線、京王線のどちらも利用できる。

 春のダイヤ改正で京王相模原線にも特急が運行されることになり、気分的な便利度が層倍アップした分、おやじ的には京王線が1~2歩先行したようだ。そのうえ、都営新宿線への相互乗入れがあるので新宿御苑へは断然便利度も高い。

 開園前の新宿御苑。すでに多くの人が列を成している。その顔ぶれは老若男女に外国人。と、公園にもお国柄があるのに気づく。昭和記念公園は文句なしにアメリカ系だ。神代植物公園で外国の人に会った記憶はない。一方、新宿御苑に集う外国人は韓国、中国、台湾の東アジア系、タイ、マレーシア等の東南アジア系、それに欧米各国と、まさに小さな世界地図を描いている。

 花はみごとなくらい満開だ。

 開園早々の公園には鳥たちの鳴き声がうるさいほどに飛び交っていたが、時が経ち人々が多くなるにつれて聞こえなくなっている。気づけば立すいの余地がないほどに芝生は人で埋め尽くされていた。
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by h-fuku101 | 2013-03-29 06:14 | Comments(0)

小雨に煙る御苑

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 小雨に煙る新宿御苑をカメラを持たずに歩く。千駄ヶ谷門を入ってすぐのところが “桜の森” だが、今にも散り始めようとする満開の花たちが迎えてくれた。

 遠くに真っ赤な傘が見えた。桜のピンクと真っ黒な幹(みき)、そのなかにアクセントを与えるかのように真っ赤な傘が映える。雨の日ならではの、「うん、なかなかいい絵だ」。

 それにしても、新宿御苑の桜は「樹齢ん十年」という “年代もの” ばかり。普段、何げなくながめている樹だが、改めて時代をかさねてきたものの重みを感じずにはいられない。

 サンシュユが終わった今、トサミズキ、ヒュウガミズキ、レンギョウが黄味を加え、ハナモモ、ボケが風景に赤味を増してくれている。実にきれいなものだ。

 よし、きょうは新宿御苑に決めた。
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by h-fuku101 | 2013-03-28 06:39 | Comments(0)

菜の花が “変身”

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 「菜の花をおいしく茹でるには、75℃のお湯で2分間…」。NHK朝の番組「あさイチ」で日本料理を担当している橋本幹造さんが教えてくれた。

 春。わが家では相変わらず “旬もの” が食卓を賑わしている。おやじは、毎日豆ごはんがつづいても絶対に飽きないくらい豆類とイモ類には目がないが、そんななかで異色は菜の花。別に、美しくなりたいなんて願望はない。ただただおいしいから食卓に登りつづけているのである。

 料理用温度計などないわが家には、橋本さんの説はわかりやすい。

 ~沸騰すれば火を止め、沸かした湯の一割相当の水を足す。これが75℃。火を消したまま菜の花をやさしく2分間かきまぜれば出来上がり~

 違う!全然違う!菜の花がもつ特有の苦みがほどよく残り、しゃきしゃき感もバッチリだ。
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by h-fuku101 | 2013-03-27 06:23 | Comments(0)

駆け込み花見

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 昨日の昼は、思ったほど雨が強くなかった。

 「一人分の昼食をつくるのもかったるい」と外に出る。「せっかくだから二ヶ領用水の花を見ながら歩こう」と散歩も兼ねる。思えば、いっときよりもずいぶん足の痛みが和らいでいる。

a0120949_594314.jpg 用水脇の小道で、時々、花の写真を撮らせてもらっている家の奥さんとすれ違った。

 「満開になりましたね」
 「いつも写真を撮らせてもらって、ありがとうございます。今が一番きれいなときですね」
 「きょうは人も全然いないし、考えてみれば最高の花見日和かしら…」

 なんのことはない。奥さんの家は用水沿いにあるのだから、いまさら「最高の花見」でもないだろうが、車道より一段下の遊歩道はまた違った趣(おもむき)があるのだろう。

 もういつ花が散ってもおかしくない。満開の花をひとり占めというぜいたくな “駆け込み花見” で “満たされない想い” はすっかり吹き飛んでしまった。
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by h-fuku101 | 2013-03-26 05:12 | Comments(0)

満たされない花見

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 先週の土曜日あたりが絶好の花見日和になるはずだった。

 わが家の裏を流れる二ヶ領用水は「歩こう会」の人たちがわざわざ訪れるほどの桜の名所だが、満開というにはまだ遠く、蕾(つぼみ)の数が半分近くもあった。

 用水に沿って上流にのぼる。愛車で5分も走ると三沢川。ここも桜の名所だが、やっぱりまだ早い。ゴンドラに乗ってよみうりランドへ。やっぱり早い…。う~ん。

 日曜日ははっきりしない天気。そして、きょうは雨が予想されている。掛け違えたボタンのようにどうにもタイミングが合わず、あ~満たされない。

 「ソメイヨシノばかりが桜じゃあるまい!」と、満開の花を付けた寒桜系の桜が迎えてくれたが、こちらはあざやかなピンクがきれいだったなぁ。
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by h-fuku101 | 2013-03-25 06:29 | Comments(0)

体罰に想う

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昭和記念公園の “春本番” の使者はチューリップたち


 スポーツ界での体罰問題が話題になっている。

 先日、剣道の指導を委嘱された部外講師が生徒を殴り、蹴り、引きずり、頭をこつき回す映像を観て唖然とした。そこには愛情の片鱗もない。

 TBS日曜ドラマ「とんび」を楽しく観た。親が、思い余って子供のほっぺを叩くシーンがある。本来他人である和尚が主人公「ヤス」を殴るシーンがある。これらも体罰と言えば体罰だ。だが、100人が100人、「テレビが体罰を許していいのか!」と抗議することはあるまい。そこには子供を愛する親や近所のおやじどもの、その子を想う気持ちがあふれているからだ。

 子供は親を観ている。叱られなければ行いはどんどんエスカレートし、気づけば “お山の大将” にのし上がっている。言うことが通らなければ大声で泣く。泣けば言うことを聞いてくれるとわかっている。これは犬の世界とまったく同じ。朝の散歩で犬に引きずられているのは主従関係が逆転しているのだ。

 世の親どもよ、“いじめ” という言葉におびえることなく堂々と子を叱れ! キャンキャンと喚(わめ)くのではなく、腹を据えて叱れ! ときに叩くことも必要だ。ただ、どんなときも、そして、一瞬たりとも子供たちへの “愛情” を忘れるな!
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by h-fuku101 | 2013-03-23 08:14 | Comments(0)

心がけ

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 対局中の人に横合いから口を出し、囲碁をやめて2年近くなる。助言や口出しは囲碁や将棋などでは一番のマナー違反。そんなおやじが、自らの行いも省(かえり)みずに言うのもどうかと思うが、近頃、とみに気になることがある。

 公園の植え込みや、本来入ってはいけないはずのところに、柵(さく)やロープを乗り越えて平気で入る人が増えている。そうかと思えば、数人のカメラマンが構えている前に、「あっ、ここがいいよ」と割り込み、記念写真を撮ろうという人…。

 そんな遠慮のないグループの一人が、「そこにいる人に写真を撮ってもらえばいい」とおやじを指名した。こちらは割り込まれた直接の被害者ではないが、この “わがまま放題の指名” は頭に来た。

 「周りをよく見なさい! みんないい写真を撮りたいと構えている前に割り込んでどうする!」。

 グループの4人は初めて気がついたようだ。「あっ、すみません」と謝る人、これはいい。だが、「初めて来たのに、そこまで怒ることはないでしょ!」と反発するおやじ。これには、「周りに気を配るのは普段の心がけだろが! 初めても2回目もあるか!」と追い打ちをかけた。

 今の世の中には、理不尽な行為に口をつぐむ風潮があるようだ。

 ~ならぬことは ならぬものです~

 今こそ「会津っこ宣言」の “心” をしっかりたたき込むときが来ている。
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by h-fuku101 | 2013-03-22 06:38 | Comments(0)

黄花健在

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レンギョウは今が見ごろ。目が覚めるようにあざやかなだ


 “春は黄色い花とともにやってくる” というようなことを何回か書いてきた。

 早春というよりまだ冬という時期から咲き出すロウバイ。その後、マンサク、ニホンスイセンなどと続き、サンシュユ、フリージャー、レンギョウ、ミモザ、トサミズキ、ヒュウガミズキになると、もう春本番だ。

 今朝は、今、公園などで見るものの目を彩(いろどり)豊かに楽しませてくれる黄花たちに焦点を当ててみた。
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早くもヤマブキが咲き始めた


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ヨウズイセンはますます数を増やしつつある


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節分草の仲間のオオバナキバナセツブンソウ


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お馴染みのミモザ


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トサミズキは思わず振り返らせるほどに “鮮明な黄” だ




 

by h-fuku101 | 2013-03-21 06:26 | Comments(0)