村上春樹さんとサイン本

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 1か月ぶりに髪を切る。千駄ヶ谷の床屋に通い始めて、さてさて、ほぼ30年になろうか?

 昔は、「浮世風呂」「浮世床」と呼ばれたほどに世の中の噂(うわさ)が交わされる空間。30年も通っていれば話し尽きてもいいはずなのに、昨日は1度として耳にしたことがないことを聞いた。「ノルウェイの森」(講談社)、「1Q84」(新潮社)で一世を風靡した村上春樹さんが常連だったという。

 「えっ?村上さんが千駄ヶ谷に住んでいたんですか?」
 「そうですよ。チャコ・ステーキの2階に『ピーターキャット』ってジャズ喫茶を出していたんですよ」
 「へぇ~、知らなかったなぁ」
 「あの人は本にサインをしない人なんですが、その貴重なサイン本を5冊くらい持ってますよ」
 「へぇ~」
 「初めは店に出していたんですが、近所の奥さんが『もらって帰りますよ』ってんで、あわてて引っ込めたんです。ファンの人にすれば垂涎の的なんでしょうね」…

 「いっときは日本や外国のマスコミが1日中、店に居座っていましたよ。ただ、外国のマスコミは、日本では放映しないとかで、私も観たことがないんです」

 今ではハワイの大学で客員教授を務める村上さん。遠い世界の話しが一挙に身近なものになった。

 世の中っておもしろいものですなぁ。
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by h-fuku101 | 2014-01-31 06:15 | Comments(0)

乙女椿

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乙女椿の花言葉は「完璧な魅力」。ユキツバキ系八重咲きの中輪


 乙女椿の開花を今や遅しと待ちつづけている。

 ツバキは日本原産。近年では欧米を中心に関心が高まっており、日本種2000種の他にもさまざまな花が生まれつつあるとか。

 そんななかでも乙女椿が特にいい。花期は2月から4月というからまだ早いとは思っていたが、ここに来て数輪、花を付けはじめてくれた。

 薄紅の衣を重ね楚々として乙女椿のいま花開き 
 花びらを震わせいまだ初々し卯月の風に乙女椿は

 いずれも詠み人は知らないが、花への想いを歌ごころで現せるのはいい。
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初雁(はつかり)は一名「昭和侘助(わびすけ)」(上・下)


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「鎌倉絞り」は中部産のハルサザンカ

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by h-fuku101 | 2014-01-30 06:31 | Comments(0)

老梅「羽衣」

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 神代植物公園では今、「梅と福寿草展」が開かれている。

 ここで見事な老梅の盆栽を見せてもらった。銘は「羽衣」。以下、由緒書きをお借りする。


 ~今から約60年ほど前、奥秩父に住む農夫が、秩父山中に風雪に耐え、半ば枯れ落ちた、直径3尺余り、樹齢250年をゆうに超える実生の老木を発見し、数年がかりで自分の庭に移し、花を楽しんでいた。
 
 たまたま通りかかった盆栽生産業者が、庭に植えてあるこの梅の木を見て強い衝撃を受け、「是非、これを盆栽に!」。農夫に交渉をはじめてから7年後、やっと譲り受けることができた。

 それからこの梅の盆栽としての第一歩がはじまり30有余年の歳月が過ぎたが、20年前に盆栽愛好家の手にわたり、手厚い培養のおかげで今、多くの人々に鑑賞していただけるようになった。

 銘「羽衣」は、舎利の部分が木にかかった「衣(ころも)」に似ているところに由来している。~

 
 1本の老木だが、見事なだけに波乱万丈の人生(?)が訪れる。
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by h-fuku101 | 2014-01-29 06:57 | Comments(0)

セツブンソウ(節分草)

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 26日(月)は寒い朝になった。

 先日来、セツブンソウの咲き具合が気にかかっている。昭和記念公園ではこの時期、他にニホンズイセン、福寿草、シモバシラなどが訪れる人々の関心を集めているが、おやじは一目散に「こもれびの里」を目指す。

 セツブンソウ。キンポウゲ科の可憐な花。

 寒風から身を守るように、地上スレスレに直径2cm弱の小さな花を咲かせている。

 本州の関東以西で見られるらしいが、その可憐さが災いして持ち去る不心得者が絶えず、今や準絶滅危惧種に指定されているとか。あ~ぁ、なさけない。

 花も嘆いているんだろうか。「人間嫌い」などと言う、およそ似つかわしくない花言葉がある。他に、「気品」「光輝」「ほほえみ」など。
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by h-fuku101 | 2014-01-28 06:57 | Comments(0)

大相撲、悲喜こもごもの “1勝”

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 大相撲初場所が白鵬優勝という形で幕を閉じた。いゃぁ、面白かった。

 初場所の焦点は、稀勢の里の綱取り、遠藤の活躍、琴欧洲の大関復帰、そして、琴奨菊のカド番脱出などだったが、個人的には豪栄道の大関昇進への足掛かりがあった。

 相撲に面白みを倍加してくれたのは里山。

 里山は足腰の実に強い力士だ。舞の海を彷彿とさせる小兵ながら懐(ふところ)にもぐったあとの強さがすごい。聞けば6年余ぶりの幕内復帰だと言う。初の勝ち越しに王手をかけながら北太樹、遠藤にストップをかけられ、高安との千秋楽に「やっと勝ったぁ」と思った途端、髷(まげ)をつかんだとして反則負け。あ~ぁ、またもや十両陥落だ。

 琴欧洲対遠藤戦。相撲は一方的に琴欧洲優勢だったが、土俵際の詰めを誤った。この1敗が琴欧洲の大関復帰を断念させ、遠藤は敢闘賞を手中にした。

 稀勢の里には悔しい初場所だったろう。横綱昇進は中日までの3敗で早々に消えたが、千秋楽の不戦敗で一気に “カド番大関” にまで陥落した。

 豪栄道は悪いことづくめの初場所。応援しながらも、その内容の悪さにはあきれた。態をかわして1勝を得るなら、いっそ負け越して小結からやり直せ!

 たかが1勝、されど1勝。大きすぎる1勝、1敗にそれぞれの想いがこもる。
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by h-fuku101 | 2014-01-27 06:20 | Comments(0)

梅だより

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 「紅梅の方が早いと思ってましたが、ここでは白梅なんですね。これは八重ですか? もう少し咲いているかと思って来たんですが、まだ一分にもならないようですね」。

 これは神代植物公園で出会ったおじさんとのやりとりの一部だが、どうやらフィーリングが合いそうだ。それは「それにしても、梅の木ってほれぼれするほど枝ぶりがいいですね」に象徴される。

 そろそろ梅のたよりが人々の口の端(は)にのぼる季節がやってきた。

 今週は二度、府中郷土の森に足を運んだ。梅林の隣にある「ロウバイの小径」は今が見頃。園内いっぱいに甘い香りをまき散らしてくれている。

 紅梅で一輪二輪、花を付けているのは「八重寒紅(やえかんこう)」と「唐梅(とうばい)」。白梅では「冬至梅(とうじうめ)」だ。

 今朝、梅の楽しみ方の一つをネットを通じて教わった。

 探梅(たんばい)  咲き始めから4~5分咲きの時期。花を探しながら観梅する。
 賞梅(しょうばい) 8分から満開の時期。咲き乱れた梅の花を観梅する。
 送梅(そうばい)  盛りを過ぎた梅の花に感謝を込めて観梅する。

 いろいろな楽しみ方があるものだ。
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by h-fuku101 | 2014-01-24 06:48 | Comments(0)

許せぬJR北海道

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 JR北海道の鉄道保線をめぐる不祥事は信じがたく、許しがたい。

 聞けば、管内に44ある保線担当部署のうち、75%にあたる33部署でデータの改ざんが確認されたと言う。また、2011年の特急列車脱線炎上事故でも、函館保線所長が事故直後「レールを補修したように記録を改ざんするよう」と部下に指示していたとも言う。マスコミ各社は過激な表現を使っていないが、何の罪もない人たちを危険に陥れる行為はまさに “テロ” そのものだ。

 最近、社会に起こる腹立たしいことには、「ストレスを生み出して、わざわざ寿命を縮めることはあるまい」と極力、触れないことにしているが、JR北海道は一時は頻繁に利用した身。黙っている訳にはいかなくなった。

 経営者やデータ改ざんに関与した人たちは、いったいどんな神経をしているんだろう? 不特定多数の乗客の生命よりも自らの体面や身がかわいいと言うのか!?

 1987年の国鉄分割民営化から30年弱。しかし、JR北海道は、経営基盤が弱いと未だに国が支援をしている会社の一つ。 お客さまの安全、安心を見ず、上役の顔色だけを見て仕事してもらっては困るのである。
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by h-fuku101 | 2014-01-23 06:50 | Comments(0)

待てない国、韓国

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 NHK-BSプレミアムに「世界ふれあい街歩き」という番組がある。世界の各都市をカメラ目線で追い、見どころや人々の暮らしなどを紹介してくれる。

 昨21日は韓国の城塞都市:水原(スウォン)だった。マイブログで「何事も待てない韓国」ってアップしたばかりだったから妙になつかしさがこみ上げてきた。

 南大門市場でズボンを買う。裾(すそ)や腰回りなどは10分もあれば寸法直ししてくれる。歯医者は、日本では少し治療して「また来週」だが、彼の国ではほとんど1日で完了する。

 背広を年2回、発注していた。ソウルに着いたその日に行きつけの店で生地を選び、中1日置いた3日目には3着完成している。仕立てはバッチリ、値段は日本の3分の1くらいだからとてもわが国でつくる気にならない。

 とにかく、短時分で型がつかないことには「アラッソ(わかった)」と言って客は逃げてしまうのである。

 韓国。若い人たちの意識が大きく変化している。これからどうなるか知らないが、多分、 “行列のできる店紹介” などという番組だけはできないだろう。なにしろ、舌で食べるのがフランス人、目で食べるのが日本人、そして、味は二の次で身体で食べるのが韓国人なんだから、並んでまで食べる習慣はない。

 金(キム)さん、李(イ)さん、林(イム)さん、宣(ソン)さん、韓(ハン)さん…、みんな元気にしてるかなぁ?
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by h-fuku101 | 2014-01-22 06:46 | Comments(0)

痛散湯(つうさんとう)

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 右足親指付け根の痛み、右足ふくらはぎのハリ、左ひざの痛み、左腕ひじの腱鞘炎のような痛み…。人間60年を超すと、それまで酷使してきた身体のあちこちに不具合が出てもおかしくないが、日常生活を送るうえでこの痛みはツライ。

 で、足裏の痛みを緩和するインソールを購入したり、湿布薬を貼ったりしたが、どれも根本的な治療法ではない。一度、あまりの痛さに湯呑茶碗を落としそうになったときは参った。「ペットボトルの口が開けられない」と嘆いていた母親の顔を思い出したほどだ。

 40~50日前から、「痛散湯」なる漢方薬を服用し始めている。

 漢方。治療よりも予防を目的とした薬だが、おやじは断然、西洋医学より漢方派。初期胃癌後も韓国から取り寄せた漢方薬で養生し、その効能は体験済み。

 最初の1か月はさしたる変化はなし。「ここで止めては元も子もない」と継続する。と、どうだ。気がつけば冒頭の症状が消え、あるいは薄れているばかりか、体調もすこぶるいい。

 効き目は、 “何事も待てない韓国” の漢方ほど早くはないが、確実によくなったのは事実だ。
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by h-fuku101 | 2014-01-21 07:14 | Comments(0)

大寒

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府中郷土の森に目下展開中の “ロウバイの小径”


 今日は、二十四節気の第24「大寒」。実際は、この大寒から二十四節気の第1「立春」までが1年でもっとも寒いとされている。

 各節気にはまた、およそ5日ごとに初候、次候、末候という「候」が設けられていて、1年では「七十二候」ある。大寒の初候にはフキノトウが蕾(つぼみ)を出し、次候には沢に氷が厚く張りはじめ、末候には鶏(にわとり)が卵を産みはじめるという。

 先週金曜日の朝、約半年ぶりにぎっくり腰に見舞われた。二十四節気の、そして、七十二候のどの候をみても「腰に痛みがくる頃」というのは見当たらない。どうやらおやじ固有の症状らしい。

 それにしても、大寒って聞くだけで寒く、ぎっくり腰って聞くだけで痛いものですなぁ。
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by h-fuku101 | 2014-01-20 06:23 | Comments(0)