いすみ鉄道の “にわか鉄”

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“にわか鉄” の最初の1枚(城見ヶ丘駅付近で)


 鉄ちゃんの間で圧倒的な人気のいすみ鉄道。桜にはまだ早いとわかりつつ、菜の花と黄色い電車とのコラボを楽しみたく “にわか鉄” へ変身の2日間を送った。

 車で “海ほたる” を越え、そのまま高速道を約40分。まず「小湊鉄道」と出会う。

 ここはどうやら地域の人たちがこぞって鉄ちゃんたちを応援しているようだ。菜の花が植えられ、河津桜が2本立つ間を単線のレールがほど良いカーブを描いて走っている。その景観はまるで箱庭のようだ。ただ、惜しむらくは、急ぐ旅でもないのにカメラを構えることもなく通り過ぎてしまった。

 ナビで検索したのはいすみ鉄道「久我原(くがはら)駅」。

 「あれれ?こんな狭い道に入って行くぞ」とナビに導かれるままに入り込んで行くと自転車置き場だけの “駅前広場” 。ポツンと無人駅が建つ駅前は車のUタ~ンも思うようにならないくらいに狭い。地元のおばさん1人が15分後に来る電車を待って静かに座っておられた。

 ここから「東総元(ひがしふさもと)駅」よりほんの数百メートルのところに桜と菜の花で知られる撮影スポットの一つがあった。そして、鉄ちゃんたちに人気が高いのは「城見ヶ丘(しろみがおか)駅」。大多喜城が遠く見え隠れしている。

 その大多喜城では、折しも「桜まつり」が開かれていた。
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東総元駅と黄色い電車&菜の花。


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大多喜は城下町。桜はまだ2分咲きくらいか


by h-fuku101 | 2014-03-31 06:55 | Comments(0)

大器晩成

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 26日、横綱鶴竜が誕生した。これで2001年の曙、武蔵丸、貴乃花以来、13年ぶりに3横綱時代に入る。

 鶴竜は初土俵から74場所をかけて横綱に昇進したが、昭和以降では5番目のスロー記録だという。派手さはない、というより地味だ。相撲の取り口も白鵬や日馬富士ほどの “キレ” を感じない。ただただ真面目にコツコツと努力して今に至ったという印象が強い。

 彼は、相撲界に入るにあたりモンゴルから日本に手紙を送っている。

 当時、ガリガリの少年が、「一生懸命努力して横綱になりたい」と、その思いのたけを伝えているが、その言葉に嘘はなかった。有言実行、大器晩成を絵に描いたような生き方だ。横綱拝命の言葉もただ「一生懸命」。この人らしい。

 綱は雲竜型。白鵬、日馬富士が締める攻撃的な不知火型と違い、守りと攻撃を兼ね備えた雲竜型も鶴竜らしい。

 それにしても大相撲春場所は見どころいっぱいで、実におもしろかった。
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※今週はここまで。来週またお会いしましょう。

by h-fuku101 | 2014-03-27 06:31 | Comments(0)

春本番

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 「つばきって3月~4月の花なんですが、 “これから本番” という前に当公園では『つばき祭り』をしている。これってどうしてかわかりますか?」。神代植物公園の職員さんの話しの一端だ。

 「それはね、サクラが咲くと人々の関心はそちらに移ってしまって、『つばき祭り』もない。その華やかさにはどうしても勝てないんですね」。うん、気持ちはわかる。かくて神代植物公園の「つばき祭り」は23日、閉幕した。

 昨日、高知につづき、東京や横浜でもサクラが開花した。平年より1日早いという。いよいよ春本番だ。
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by h-fuku101 | 2014-03-26 06:17 | Comments(0)

モクレンと狛江のおじさん

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 「朝のニュースで、『モクレンが咲いて一週間もするとサクラが開花する』って言ってましたよね。それでサクラの開花予想から逆算して、ここのモクレンを見にきました」。NHKの気象予報士:南さんの話しを聴いた人がここにもいる。

 2年ぶりに訪れた京王フローラル・ガーデン「アンジェ」でのひととき。狛江から来たと言うおじさんとの話しはつづく。

 「前は自転車で神代に行ってたんですが、45分かかるうえに、最後の心臓破りの登りがこたえるようになりましてね。で、やめちゃいました」。

 「ここって案外花が多いでしょ。だから、きょうはマクロ狙いで来たんですが、これほどのモクレン並木は見たことがない。一輪一輪はいつでも撮れますから、きょうは引いて撮ることにします」。

 ここでカタクリの情報交換に移る。

 「今週あたり城山は最高だと思いますよ」。
 「あっ、そうですか。私はまだ行ったことがないんですよ。案外穴場なのは片倉ですね。無料だし、花数もそこそこありますよ」。

 「アンジェ」のあとには神代植物公園でのツバキの講習会が待っている。この調子だと写真を撮るまえにタイム・リミットを迎えそうだ。
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by h-fuku101 | 2014-03-25 06:16 | Comments(0)

講演会「江戸椿について」

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「都鳥」はもともとは白花。「神代都鳥」はこの公園にしか咲かないと言う


 神代植物公園では、15日から開いていた「つばきまつり」を締めくくる形で、講演会「江戸椿について」が催された。講師は日本ツバキ協会で江戸椿研究に携わっておられる野口慎一さん。

 この講演会を楽しみにしていた。

 ところが、開会に先立ってあいさつに立った土井園長は「この講演会は、ツバキ協会の方々が定例的に開いておられる勉強会に公園側が便乗させてもらった」と言う。嫌な予感がした。そう、知識レベルがもともと違う受講生が顔を並べている。

 案の定、理解できたのは「江戸椿というのは、江戸時代にできたつばきのこと」だけ。気づけば、講師の話しは専門用語が飛び交い、頭のはるか上を通り過ぎるように進められていく。あゝ、 “苦痛の1時間30分” だ。

 ただ、講師の名誉のために、「面白くない責任はあなたにはありません」。

 つばき園では、春本番の陽気に包まれてつばき達がいっそう輝きを放っている。神代植物公園固有の「神代都鳥」も見頃を迎えた。
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by h-fuku101 | 2014-03-24 06:37 | Comments(0)

城山 かたくりの里

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 ネットでかたくりの生育具合を見続けている。「山頂付近に数十輪の花が咲いています」と聞いては居ても立ってもいられなくなった。橋本駅からは21日から臨時バスの運行もはじまり、いよいよかたくりシーズンの到来だ。

 入園料は500円のはず。だが、「まだ花数が少ないので…」と200円。良心的ですなぁ。

 朝、ブログを見て驚いた。同じ時間帯にあさぐさんも来ておられたようだがまったく気づかず。そんなに広くない里なのに、互いに花に見とれていたのでしょうなぁ。

 かたくりの里では、かたくりの他、福寿草、ミツマタ、ハチジョウキブシ、檀香梅(ダンコウバイ)などが見頃で、雪割草、ツツジなどが花をつけはじめていた。

 来週はかたくりが本番を迎えそうだ。
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by h-fuku101 | 2014-03-23 09:18 | Comments(2)

琴欧洲、引退

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 元大関の琴欧洲が20日、引退した。残念だが、今場所の相撲と姿を見ていて、「千秋楽が終われば引退表明するだろうな」と思っていた。

 先の初場所は、琴欧洲が大関への復帰をかけた場所だったが、躍進著しい遠藤に負けて “10勝以上の成績” を断念。今場所も遠藤との対戦が引退に弾みをつけたように見えた。

 琴欧洲と遠藤との相撲を観ていて、元横綱千代の富士が引退を決意したときのことが重なった。当時新鋭の貴乃花にまわしも取れないままに敗れ、「気力、体力の限界」と宣言して引退したのだ。

 「身体がボロボロになって、思うように相撲が取れなくなった」。琴欧洲は、19場所という短期間で大関まで上り詰めた記録は今も破られていないほど強い力士だったが、涙ながらにそう語った顔は忘れないだろう。

 「後進の育成に努める」と言い切るのがうれしい。
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ユキワリイチゲ


by h-fuku101 | 2014-03-21 12:13 | Comments(0)

ダイヤ改正の罪、罪、罪

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 3月15日はダイヤ改正の日。現役中ならいざ知らず、サンデー毎日の年寄りに列車ダイヤはあまり関係も影響もない、はずだった。

 確か前回のダイヤ改正時だったか。川崎駅と立川駅を結ぶJR南武線に快速列車が導入された。区間は川崎~登戸間で、登戸~立川間は従来どおり各駅停車運行のみだった。と言ってもこの快速、先に発車した各停を追い抜く訳ではなく、ただ、数駅を停まらず通過するだけ。確かに乗車時間は数分、短くなるんだろうが、「追い抜かない快速を導入することにどれほどの意味がある?」と思っていた。

 ところが、今回の改正で、おやじの最寄駅が通過駅になってしまった。運行本数はこれまでと同じ。急ぐ理由がないから快速に乗らなくてもいい。だが、日中はほぼ7分間隔で乗れた電車が、1本抜ければ15分待ち。待ち時間が倍加すれば結構イラつくものだ。

 速くもない快速。各停を追い抜く訳でもない快速。だが、間引きされた駅の住人にすれば、 “上から目線” で目の前を通過していく快速列車を見送る腹立たしさが新たに加わり、待ち時間が倍加した。おまけに家で発車時刻表を見て時間調整するという余計な作業が加わった。これを “百害あって一利なし” と言わずして何と言う。もはや「改正」ではなく「改悪」だ!

 通過駅住人に犠牲を強いてまで快速列車を導入する意味をいくら考えてもわからない。
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by h-fuku101 | 2014-03-20 06:46 | Comments(0)

つばき(「職員によるガイドツアー」から)~Part.3

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 職員さんの話しはつばきの歴史にまで及ぶ。

 「つばき園芸は安土桃山時代にまで遡るんですよ。冬でも葉を落とさないでしょ。だから、『常盤木信仰』って言って霊力があると信じられていたんですね。それと木が硬いので武器にもなるし、なにより油ですよ」。灯明用の油としてつばきは重用されたらしい。

 「みなさんが好きな花に侘助(わびすけ)がありますね。歴史も古く、早咲きが多いんですが、すべて『太郎冠者』、関西で言う『有楽(うらく)』の子孫です。有楽って織田信長の弟ですよね。お茶の世界でも有名な人ですが、その人の名がつけられている。つまり、侘助は、その時代には園芸としてすでに育てられていたんです」。

 「面白いのは、雄しべは花びらになりやすいんです。『卜伴(ぼくはん)』などがそうです。ただ、そうなると自分では子孫が残せない。接ぎ木をしてやらないといけないんですね」。

 神代植物公園の職員によるガイドツアー模様を3回にわたって紹介した。23日(日)には、つばき講演会「江戸つばきについて」が予定されている。ぜひ拝聴したい。(文責;ブログ編集者)
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by h-fuku101 | 2014-03-19 06:03 | Comments(0)

つばき(「職員によるガイドツアー」から)~Part.2

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 「ところで、みなさんはつばきを冬の花だと思いますか? それとも春の花だと思いますか?」。約50人のツアー参加者に職員さんが質問する。

 さすがに寝たふりをするような大物はいないが、ほとんどが自分にしか聞こえないようなつぶやき声で「春」「冬」と答える。が、明らかに “クエッション・マーク入り” 。

 「園芸種は別にして、つばきは3月~4月の春の花なんですよ。これに対してさざんかは秋から12月の冬の花です」。

 ネットで両者の違いを調べてみる。さざんかは、①花びらがバラバラに落ちる、②花びらと雄蕊(おしべ)が離れている、③実の表面に毛がある、④匂いがある(今はつばきにも香るものあり)――などが特徴のようだ。

 「日本では、つばきは『椿』、さざんかは『山茶花』って書きますね。中国には『椿』って字はなく、つばきは『山茶』って書くんです。そう、日本のさざんかですよね。ちなみに、さざんかは『茶梅』です。つばきの実がザクロに似ているので『海榴』って書くこともあります」。

 ツアーの予定時間は1時間半だが、その長さを感じさせないほどに面白い。このつづきは「明日のこころだぁ~」。(文責:ブログ編集者)
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by h-fuku101 | 2014-03-18 06:23 | Comments(0)