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散歩道にて

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 金木犀(きんもくせい)が匂ってる。

 強い香りだが、嫌な匂いではない。花が目立たないので気づかないままに通り過ぎ、いつも香りに視神経が呼び戻される。

 御嶽山(3067m)の水蒸気爆発でついに死者が出た。山登りと紅葉を求めて頂上近くにいた人たち。楽しいはずの山歩きは、本人たちも気づかないうちに立ち上り、迫りくる噴煙にまかれ、数分して音と落下物、ガスに苛(さいな)まれた。ご冥福を祈る。

 きょうで9月が終わり、明日からは神無月、10月だ。早い、時の経つのが早過ぎる。

by h-fuku101 | 2014-09-30 06:11 | Comments(0)

大相撲秋場所14日目から

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白鵬(顔)vs逸ノ城(背中)の歴史的取組がいよいよ始まる

 大相撲秋場所14日目は、白鵬(はくほう)vs逸ノ城(いちのじょう)という “途轍(とてつ)もない一番” が見られる一日になった。

 秋場所は、「白鵬が31回目の優勝を果たして歴代2位の千代の富士に並ぶか?」や「最年長幕内力士・旭天鵬が、73年ぶりに40歳勝ち越しを記録するか?」などといった “見どころ満載” の場所。ところが、いざ幕を開けてみると、新入幕逸ノ城の快進撃が話題を独占してしまった。

 とにかく強い。

 まだ髷(まげ)も結えない21歳が2大関1横綱を破り、優勝を賭けて白鵬と対戦するというんだから関心を引かないはずがない。それが14日目だった。懸賞本数は36本なり~。

 陣取ったのは西1階の後壁間際。土俵まで遠い。だが、いい。立合いでぶつかり、押し込む力士の背中や腰、太ももといった筋肉の力感がすごい。これは映像ではわからない。

 贔屓(ひいき)力士の豪栄道は “バッタリ” で勝ち越しを千秋楽に持ち越した。残念なりィ~
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秋場所の関心を独占する一番に掛けられた懸賞幕は36本


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幕内力士の土俵入りもまたおもしろい


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相撲人気は “15日中14日は大入り満員” に象徴されている


by h-fuku101 | 2014-09-29 07:01 | Comments(0)

あぁ、ちぢんだァ~

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 9月は毎年、人間ドック受診の月。

 今回は、事前予約を忘れていたため、友人のK君に迷惑を掛けて無事受診できたが、結果は「総じて去年と同じ(面接医談)」。8時から始まった検査は約1時間で終わり、面談までのなが~い4時間をブラブラ歩きで過ごす。

 ところで、歩いている間「168.5cmです」と言う看護師さんの無慈悲な声が、折に触れて頭の中を行きかっていた。

 「あぁ、ちぢんだァ~」。人間、歳を取ると背が低くなるとは聞いたことがあるが・・。

 今は、「170cmあった身長が小さくなったのは、歩き過ぎて足裏がすり減ったせいだ」と慰めている。

 さて、きょうは大相撲観戦の日。楽しみで楽しみで仕方ない。
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by h-fuku101 | 2014-09-27 07:09 | Comments(0)

ふたたびの法起寺

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 今年2月、奈良・斑鳩(いかるが)の里に立つ法起寺(ほっきじ)を紹介した。

 そのときは、「夕景を背景に三重塔を撮るのも面白いだろうし、秋の日暮間際の光に照らされて寺領全体、願わくば柿の木の一つも添えて狙うのもいいかも知れない」と書いた。今回、夕景こそあきらめざるを得なかったが、早朝、ふたたびその膝元に立つことができた。

 うす暗い空が次第に濃紺へと色を変え、やがて雲をピンクに染めていく。時が経ち、東の山の端(は)から顔を出した太陽が三重塔を、稲田を、コスモスを、そして、柘榴(ざくろ)の実までをあざやかに照らし出した。きれいだ。

 気づけば、いつの間にか10人ほどの人が同じようにカメラを構え、靴やズボンの裾(すそ)は朝露にびっしょり濡れていた。
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by h-fuku101 | 2014-09-26 06:31 | Comments(0)

彼岸花をたずねて=奈良・一言主神社

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 一言主神社(ひとことぬしじんじゃ)は、奈良・御所(ごせ)にある。「葛城山ロープウェー」乗り場から車で約5分、もう一つの彼岸花の名所・九品寺(くほんじ)とは目と鼻の近場だった。

 地元では「いちごんさん」と親愛を込めて呼ばれる一言主神社は、全国にある一言主神を奉斎(ほうさい)する神社の総本社。 “ひとことの願いならば何でも聴いてもらえる神様” として、古くから里びとをはじめ、全国各地から “講(こう)” を組んで参拝する人たちも多いという。

 神社前の田んぼに広がる彼岸花は、少し見ごろを過ぎたかと思えたが、それでもその見事さにしばし目を奪われた。

 葛城山(かつらぎさん、959.7m)と言えば、生駒・金剛同様、大阪との県境を成す山。昔はよく登ったものだが、彼岸花をたずねる散歩をこのなつかしの地で終えるのもなにかの “縁” かも知れない。

 あぁ、いい散歩だった。
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by h-fuku101 | 2014-09-25 06:21 | Comments(0)

彼岸花をたずねて=奈良・飛鳥路

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手入れの行き届いた田に一条の彼岸花が映える


 台風16号の足取りが遅くなった。「週明けは天気があまりよくなさそうだなぁ」と落ち込んでいたおやじに舞い込んだ、この “朗報” 。22日(月)、宿も決めないまま列車に飛び乗った。

 京都駅から近鉄特急で大和八木駅へ。車窓から見る稲穂は刈り取り寸前にまでたわわに実り、その “こがね色” があぜ道に咲く “赤” と早くもいい対比を見せている。「おっ、こりゃ幸先がいいぞ」。

 飛鳥路の田は “里親制度” で管理されていると言う。朝日放送のラジオ・パーソナリティを務める道上洋三さんもこの一員とか。聞けば、「里親たちは、8月には総出で雑草取りに出掛ける」と言う。訳は、「稲が雑草に触れると、いもち病に罹(かか)りやすくなる」が第一。第二は「秋の彼岸花をきれいに観てもらいたい」。うれしい。

 飛鳥寺、橘寺、岡寺、甘樫の丘、そして石舞台・・。日が西の山に沈むまで駆け回った。
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飛鳥寺をめぐる稲田は刈り取りが間近い(上・下)

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聖徳太子生誕の橘寺も稲穂と彼岸花に包まれる(上・下)


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飛鳥の里にたそがれが迫りつつある(上・下)


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by h-fuku101 | 2014-09-24 07:03 | Comments(0)

彼岸花をたずねて=権現堂堤

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 巾着田をあとにし、道を一路東へ、東へと走る。

 同じ埼玉県でも巾着田と権現堂堤は西と東。圏央道が東北道にまで開通すればグ~ンと近くなるんだろうが、今はまだ1時間半くらいはかかる。

 権現堂堤はスタート時間が遅い。今年も去年同様、8時半に着いたが、人影はまだそんなに多くない。まあ、満開には少し早いということもあるのかも知れないが・・。

 早春にはスイセン、春は、約1kmもの桜並木と菜の花、初夏はアジサイ、そして、秋は彼岸花。ほぼ1年を通して人々の目を楽しませてくれる権現堂堤は埼玉・幸手市にある。いいところだ。
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by h-fuku101 | 2014-09-23 15:26 | Comments(0)

彼岸花をたずねて=巾着田

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 20日(土)。日高市・巾着田(きんちゃくだ)に立ったのは午前5時半。気温は19℃で、外はまだ薄暗いが、それでも早朝から車で来る客用の駐車場は半分ほど埋まっている。

 巾着田は、日和田山(304m)から見ると巾着の形をしているのがよくわかる。彼岸花はその巾着を縁(ふち)取るように長さ600m、幅50mにわたって広がっている。聞けば、花は “自生” だという。川の上流から流れてきた球根がいつしか根付き、見事な花を毎年、楽しませてくれるのだろう。

 ネット情報では「見ごろ」だった。が、まだまだ開花していない株が多く、今年最高の見ごろは、どうやら “お彼岸” の22日~23日になりそうだ。

 朝7時。どんどんと車が入って来る。ファインダーから目を離すと、いつの間にかたくさんの人たちが歩き回っていた。さあ、そろそろ権現堂へ向かうとしよう。
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by h-fuku101 | 2014-09-22 05:57 | Comments(0)

N師匠、百名山完登!

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 20日(土)。埼玉・久喜市の「百観音温泉」にいるおやじに朗報が届いた。山の師匠Nさんからの「今、聖岳(ひじりだけ、3013m)に登頂し、これで百山を完登しました」というメールだった。うれしかった。

 前に紹介したが、Nさんは某大ワンダー・フォーゲル部出身。とにかく山とスキー、そして、お茶と囲碁がちょっぴり好きな女性だ。

 山は、もちろん「日本百名山」を意識して登っていた訳ではない。彼女の山歴は、とてもそんな数字では数えきれないが、「ある日、百名山に照らして数えたら、残り15山だった」と言う。

 「それならいっそ完登するか!」と決めてからは早かった。

 悪天候で山を目の前にしてあきらめざるを得なかったこともあったが、週末はほぼ、仕事を終えたあとの夜行で山の麓(ふもと)に立ち、下山すればその日のうちに帰京。そんな繰り返しだった。

 夜、自宅であらためてN師匠の偉業に思いを馳せる。「師匠、あなたは本当にすごいことをやり遂げましたね。まいりました。ありません、完敗です。心からお祝いします」。
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by h-fuku101 | 2014-09-21 05:12 | Comments(0)

彼岸花をたずねて=府中郷土の森

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 いゃぁ、不覚だった、実に不覚だった。

 府中郷土の森には、ロウバイや梅が咲く早春からアジサイ匂う初夏まで、それこそ足繁く通うのに、ここが秋には彼岸花の見どころになっているとは気づかなかった。

 なんでも「巾着田の風景を追い求めて、目下、彼岸花を養成中」とかで、いわば “発展途上の新名所” 。どうやら今週末あたりが見ごろになりそうだから間に合ってよかったものの、見ごろを逃していたら悔いても悔やみ切れないところだった。

 来年以降もきっちりマークしておかなくちゃいかん。
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by h-fuku101 | 2014-09-19 04:52 | Comments(0)