みなさん、よいお年を

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 2014年も残すところあと5日。文字どおり “アッという間” に過ぎようとしている。

 今年の1月、ロウバイを見ながら「こうして花を追ううちに、気づけば1年が終わっているんだろう」などと思っていたのを思い出すが、それもつい昨日のことのようだ。

 自然災害の多い1年だった。

 なかでも御嶽山噴火では57人もの尊い人命を失い、今も6人の方が行方不明。あとを追うように阿蘇山などの火山が日本各地で噴火を繰り返した。広島市北部の土砂災害もひどかった。三鷹市街地では夏のさ中に大量の雹(ひょう)が降り積もり、近隣住民を驚かせた。ゲリラ豪雨やカミナリ、竜巻におびえたのもちょうどそのころだった。

 暗い話しだけで1年を締めくくりたくない。年が明けた春には姪(めい)のミッコの結婚式が待っている。うれしいし楽しみでもある。「白のネクタイ、まだあったかなぁ。よし、この際、新調するか!」。

 さて、つたないブログに1年間付き合っていただいたみなさん、本当にありがとうございました。今年はこれで店じまいします。来る1年がみなさんにとっていい年になりますよう心からお祈りいたします。

 なにとぞ、ご壮健のうちによいお年をお迎えください。
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by h-fuku101 | 2014-12-27 09:23 | Comments(0)

三つ峠

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 三つ峠登山口の御坂側に立ったのは午前3時半。

 21日午後2時過ぎ、西桂町側では2人組パーティの1人(60歳)が凍結した道に足を滑らせて約100m滑落。救急ヘリで救助されたが顔の骨を折って重傷という(山梨日日新聞)。御坂側はそれほど急ではないにしろ登山道は約8割がアイス・バーンだ。

 “カリッ、カリッ、カリッ” 。アイゼンの氷面を噛む音が前日より乾いたように響く。それほどに気温が低く、氷は硬い。

 午前4時を過ぎて風が出て来た。木立が大きく揺れ、不安が増す。見上げた空には星がきれいだ。だが、今はそれを楽しむ余裕はない。気がかりは「ライトが消えたら登ることも下ることもかなわない」。

 約1時間余後、山小屋の壁が白く浮かぶ。玄関からもれる光のおかげで安堵し、全身に生気が戻る。おまけに小屋が風を防いでくれ寒さも和らぐ。「気温は?」…玄関に据えられた温度計は氷点下8℃を指していた。

 午前6時を過ぎて東の空が幾分、赤くなってきた。空にはまだ満点の星。「さぁ、いよいよ夜が明けるぞ」。
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by h-fuku101 | 2014-12-26 06:33 | Comments(0)

新道峠

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日没寸前になり一点の雲がいい具合に染まってくれた


 戻ってきたぞ、新道峠(しんどうとうげ)。今回は、下見の経験を踏まえて4輪駆動にスタッドレス・タイヤを履かせた。これで安心して終点近くまで登れる~、はずだった・・?

 ところが、下見をした翌日から道路は「冬季閉鎖」。結局、前回歩いたところからの歩きとなる。

 時刻は午後3時。終点までは約1時間の登り。道路は前回以上にアイスバーンと化している。 “ガリッ、ガリッ、ガリッ” 。山の師匠Nさんから贈ってもらったアイゼンが小気味よく氷面を噛む。

 動物たちの足跡も凍りついている。「後ろ足は横に2つ、前足は縦に1つずつ。これはうさぎだ。丸い足跡がただ一列。あれっ?これは何だ? 鹿やタヌキならいいが、イノシシだとちょっとやばいぞ」などと、でも楽しい。

 午後4時過ぎ、峠に立つ。きょうも人一人いない。陽は西に傾き、まもなく夕焼けショーの始まりだ。が、天気が良すぎて雲一つない。「ちょっと変化が欲しいなぁ」。人間の欲望とは際限がないものだ。

 制限時間いっぱいまで撮った。あとは下り道だが、いつしか漆黒の闇が迫っている。ヘッドライトの灯りだけが頼りだが、さて、電池がなくならないことを祈ろう。 “ガッ、ガッ、ガッ” 、アイゼンの音は400m四方にいる動物たちの耳に確実に届いている。
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午後4時過ぎの太陽は西に傾きつつある


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富士山頂西面に夕日が当たり始めた


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富士河口湖町の家々に灯がともり始める


by h-fuku101 | 2014-12-25 06:54 | Comments(0)

居直りの土曜日

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 12月20日、土曜日午前9時半。まもなく冷たい雨が降り出す。日本海と太平洋に低気圧が並列し、その真ん中をめがけて南から比較的あたたかい風が流れ込むため雪ではなく雨になるという。

 明日はまた、日本海低気圧が北海道北部あたりでに巨大な勢力に成長し、先日のような爆弾低気圧を形成しかねないとの予報。今年の冬は一体、どうなっているんだ。大きな被害につながらなければいい。

 「朝のうちに歩いておこう」と思いながらも、結局、往年の歌手たちのなつメロにくぎ付けされたまま時間だけが過ぎてしまった。このままなにもしないで雨を迎えることになりそうだ。よしっ! 開き直って「もう、きょうはどこへも出ない! ん、そうしよう」。
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このマルマルした緑の名前は「おとめごころ」(いずれも19日撮影)


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(注)往年の歌手と言っても田端義男、三波春夫、三橋美智也、春日八郎と言った世代ではなく、吉田拓郎、ガロ、中島みゆき、河島英五、やしきたかじんなど。

※明日から3~4日お休みします。

by h-fuku101 | 2014-12-20 10:01 | Comments(0)

大阪人会の忘年会

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 久しぶりの大阪人会。いつしかメンバーの出身地も多様化し、始まりが “大阪人の集まり” だったことさえ昔話しになろうとしているが、それはいい。それほどにいつも楽しい。

 メンバー3人は前日グァムから帰国したばかり。ゴルフに明け暮れる定年退職者2人は年間70回のスケジュールをこなしていると言うんだから、いゃぁ、恐れ入る。

 そのうちの一人、新潟のMちゃんは「長い間、家に帰っていない。女房も東京に出てきている。今年は雪が多いようだから、そろそろ雪下ろししないと・・」。さてさて、雪を下ろす家がありやなしや? ちなみに、彼の住まいは妙高の裾に広がる豪雪地帯なり。

 そんなこんなで気づけば3時間。楽しい時間はあっという間に過ぎる。
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by h-fuku101 | 2014-12-19 06:27 | Comments(0)

三溪園

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重文「臨春館」(1649年築)は紀州徳川家初代徳川頼宣時代のものを移築


 思い立ち横浜・三溪園に向かう。三溪園には3度目だが、過去2度は紅葉の時期。今回は、「細々と咲き始めた」というニホンスイセンを訪ねた。

 JR京浜東北線で川崎から根岸へ。もう「早く着きたい」なんて気はない。車内ではのんびり本を読めるから、わが家がある最寄駅から都合1時間以上の読書タイム。「ん、なかなかいい」。

 根岸駅からはバス。本牧(ほんもく)で降りる。「本牧」という呼び名には、はじめて接したときから親しみを覚えている。一度、じっくりと探索してみたいものだ。

 三溪園の今のみどころは・・なにもなし。パラパラと咲くスイセンも台風を思わせる風でとても撮れる状態ではない。庭園の一部と重要文化財の建築物数点をアリバイ代わりに紹介する。
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山の上は「旧燈明寺三重塔」(1457年築)。京都加茂町(現木津川市)から移築


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今の時期は渡り鳥が多く飛来し、羽を休める


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南に広がる海岸線は工場群。風光明媚な往年の姿は今はない


by h-fuku101 | 2014-12-18 06:33 | Comments(0)

ニホンスイセンの便り、チラホラ

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 大好きなニホンスイセンの便りがチラホラ聞こえるようになってきた。どこもまだ群落を形成するまでには成長していないようだが、それでも少ない数の花畑に入るやいなや、かぐわしい香りに包まれる。

 毎年、ニホンスイセンを訪ねてさまよい歩いている。

 下田の爪木崎にも行ったし、千葉の鋸南町にも行った。早咲きは二宮町の吾妻山か松田山。八重咲きスイセンなら三浦市の城ケ島公園。近くは葛西臨海公園がいいし、もちろん昭和記念公園や新宿御苑もいい。

 スイセンには、ほかにペーパー・ホワイトやラッパズイセン、黄ズイセンなどもあるが、やっぱり一番はニホンスイセン。ファインダー越しに白い花弁を観察するとまるで銀粉を振りまいたように光り輝いている。きれいで愛らしく、そのうえいい香り。春まだ遠いこの時期に届けられる天からの贈り物に相違ない。
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by h-fuku101 | 2014-12-17 06:13 | Comments(0)

シモバシラ

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 きょうは冷たい雨の一日になりそうだ。調布まで出掛ける用事は早めに済ませ、家で静かにのんびり過ごすことにしよう。

 川崎緑化センターの温室では春を先取りした。一転して、寒い日に冷たい話題もまた粋(いき)だろう。

 「シモバシラ」はれっきとした植物の名前。近くは高尾山稲荷山コースの群落が知られているが、ひろ~い昭和記念公園でも園内のあちらこちらで見られ、冬の風物詩の一つになっている。

 シソ科の多年草で、学名は「ケイスケア・ジャポニカ」(Keiskea-Japonica)。幕末から明治にかけて活躍した植物学者伊藤圭介さんにちなんで名づけられた日本固有種だ。関東地方以南の本州から九州にかけて分布し、ときに渓流周辺に群落をつくることがあると言う。

 きれいだとはとても思えないが、おもしろい植物ではある。
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by h-fuku101 | 2014-12-16 06:26 | Comments(0)

与党大勝に想う

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 “ときは元禄15年12月14日、ところは本所・松坂町…” 。

 赤穂浪士討ち入りから300余年。この日行われた衆院総選挙では、少数政党は共産党を除き壊滅、自民・公明の与党が3分の2を超える326議席を得る大勝を収めて収束した。

 与党圧勝の空気は選挙前から感じていた。だから、速報を見る気さえ起らない。あ~ぁ。

 投票したい政党がなくなった。この気持ちは多くの人が抱いていることだろう。怖いのは、行き場を失った人たちの憤(いきどお)りの票が、 “甘言をあやつる共産党” へと流れていくことだ。

 共産党は怖くない。だが、その根底にある共産主義の本音はアジア圏に住む日本人なら嫌というほど見ているはずだし、近くは美濃部都政を思い出すがいい。

 それにしても、託したい政党がない。
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温室は春を先取り。今、プリムラがいい


by h-fuku101 | 2014-12-15 07:15 | Comments(0)

ライブビュー撮影

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 写真家:吉住志穂さん著「マクロレンズの教科書」のことは先日、紹介した。このなかでおやじが初めて知ったのは「ライブビュー撮影」。もちろんカメラの取説では1~2度、見ているはずだが、例によって「わざわざこんなことをして撮影することもないよ」と素通りしていたんだろう。

 ライブビューとは、ファインダーで被写体を観るのではなく、液晶画面を見ながら撮影操作をすること。ファインダー撮影と比べて遅いというデメリットの反面、ハイアングル、ローアングル時などは特にいい。また、よりピンポイントでピント合わせできるのもいい。

 “新しいことを知るにはばかるなかれ” 。知ると楽しみも増える。早速、川崎緑化センターの温室で試し撮りをしてみた。
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by h-fuku101 | 2014-12-13 09:12 | Comments(0)