富士五湖あたり=忍野村

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 忍野村(おしのむら)が好きだ。

 はじめて来たのは20年以上も前だったろうか? 地図に書かれた「忍野八海」という表記をみて、「ん? ここって何だ?」がきっかけだった。以来、10回ではきかないくらい訪れている。

 近年、外国人、とりわけ中国からの観光客が多くなった。湧水池がある中心地はもとより、少し離れ普通は行かないだろうと思われる神社にも中国語表記が見られる。「ここから先は私有地につき立ち入らないでください」という立札までが中国語。代わりに日本人の姿はほとんど見なくなった。

 写真家の岡田紅陽は、はじめて訪れた忍野村から見た富士山に魅せられこの地に根を下ろしたと言う。忍野村が主催する「フォトギャラリー」に応募されたアマチュア・カメラマンの写真のすばらしいこと。土地が人を育てるのだろうか!?

 おやじも、半分は岡田紅陽になりシャッターを切る。ここからの富士はモノクロが似合うように思う。
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by h-fuku101 | 2015-01-31 06:25 | Comments(0)

富士五湖あたり=山中湖編

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 29日。目覚めれば満点の星。30日は天気の崩れが予想されている。「これは出掛けない手はないな」。

 山中湖に着いたのは午前10時。朝焼け富士は元から予定していなかったが、今朝の天気からしてさぞやいい朝を迎えたことだろう。

 湖畔に白鳥の姿は見当たらない。鴨たちはひっそりと羽を休めている。気温は-2℃。カメラのモニターにかかる鼻息がすぐに白く凍る寒さなのにネコヤナギは早くも芽を出しはじめている。

 「今回は、山中湖を違う視点で見てみたい」。カメラマンたちの撮影ポイントの一つ「パノラマ台」を初めて訪ねてみた。
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湖面は鏡のようにおだやかに富士を写す


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ここにも流氷の季節?


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パノラマ台から見た富士山と山中湖。遠く南アルプスを望む


by h-fuku101 | 2015-01-30 06:29 | Comments(0)

ツバキ Vol.3=細雪

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「細雪」は中部の古花。初めは「胡蝶白侘助」と呼ばれ、1971年に改名


 ~♪♪ 泣いてあなたの背中に投げた 憎みきれない雪の玉
      いまもこの手がやつれた胸が おとこの嘘を恋しがる
     抱いてくださいもう一度 あゝ 外は細雪 ♪♪~

 五木ひろしさんの歌や谷崎潤一郎の長編小説にも読まれた「細雪」。

 太宰治が小説「津軽」の序章で、「東奥年鑑」から引用した「七つの雪」(こな雪、つぶ雪、わた雪、みず雪、かた雪、ざらめ雪、こほり雪)にも出てこない「細雪」。気になる。

 重い雪ではないと言う。冷えがきついときに降る結晶性の高い雪だとも言う。

 さてさて、津軽には七つの雪が降り、他の地域にはぼた雪や細雪などがある。だが、みんな同じ雪…。日本語の “妙(みょう)” が感じられて、なんともいい。

 細雪。同じ名前がツバキにもある。
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「太郎冠者(たろうかじゃ)」。一名「有楽(うらく)」


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「初雁(はつかり)」。一名「昭和侘助」


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これも「太郎冠者」


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「菊月(きくづき)」(上・下)


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by h-fuku101 | 2015-01-29 06:28 | Comments(0)

ツバキ Vol.2=赤角倉

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 サザンカは冬の花。ツバキの花期は春。まだ1月という寒い季節からツバキを紹介しているが、花はこれからが本番。茶花や投げ入れなどが似合うツバキを今年もまた追いつづけたいと思う。

 「赤角倉(あかすみのくら)」というツバキに出合い、ひと目で惹(ひ)きつけられた。

 京都の豪商:角倉了以(すみのくら・りょうい)に代表される「角倉家」にちなむ種で、豪商、茶人、書家としても名をはせた息:素庵(そあん)が「白角倉(しろすみのくら)」とともに育ててきたという。

 花びらは、大好きな乙女椿同様、はっきりとしている。この二種は、江戸初期に著された「百椿集(ひゃくちんしゅう)」(安楽庵策伝編)にも取り上げられている古ツバキでもある。
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by h-fuku101 | 2015-01-28 06:49 | Comments(0)

ツバキ

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数寄屋は人気が高く、いつも人だかりしている


 「午前11時から園長による園内案内があります。定員は20名です。ご希望の方は10時45分にお集まりください」…。開園直後からこの園内放送が繰り返し行われている。

 神代植物公園で季節の節目節目に行われるこの種の催し。だが、「定員20名」とはいうものの20名で治まったためしがない。それほどに人気がある。深大寺口近くにある梅園、ツバキ園からの帰りにこの一行と出会った。案の定50名は超えている。

 先日までは女性園長だったが、今は男性になった。どの世界にも人事異動はあるものだ。

 そう言えば、この公園近くでお好み焼き屋を開いているご夫婦の旦那は、「長年、神代植物公園で働いていた」と言っていたなぁ。

 ツバキ。大好きな乙女椿はいっぱい蕾(つぼみ)を付けているが花はまだない。秋の山、胡蝶侘助(こちょうわびすけ)、数寄屋(すきや)、白侘助(しろわびすけ)、曙(あけぼの)、太神楽(だいかぐら)…。「ダメだ、とても覚えられそうにない」。
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秋の山はツバキらしいツバキだ


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胡蝶侘助は色もかたちもいい


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これはたしか関西系の曙だったよなぁ


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そして、これは関東系の太神楽


by h-fuku101 | 2015-01-27 09:31 | Comments(0)

神代植物公園の “梅” と・・

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 大阪からもどってから、水・木が雨だったこともあるが、カメラをもって外出する機会がなかった。昨日曜日が久しぶりの公園歩き。選んだのはもちろん神代植物公園。梅とツバキが狙いだ。

 梅にはさすがにまだ早かったようだ。早咲きの枝にも精々、1輪2輪が花を付けている程度だが、あと10日もすれば白梅、紅梅がいい香りとともに目を楽しませてくれるだろう。

 帰りに洋菓子喫茶「トム&サム」に立ち寄る。

 この店の奥さんは昨年来、自宅近くから望めるダイヤモンド富士にご執心だ。「最近お友達になりました」という女性と連日、富士山が望める高台に足をはこんでいるらしいが、天候がイマイチで傷心気味。でも、昨年撮った富士山と夕陽のベスト・ショットは「たまたまです」と謙遜とされるが、なかなかのものだ。

 2月になれば天候も安定する。「ますますのご精進を」。
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by h-fuku101 | 2015-01-26 06:22 | Comments(0)

傷心

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いちごの木。花言葉は今の気持ちとはそぐわない「あとが楽しみ」



 失意のうちに、沈黙。
 「あ~ぁ」。
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by h-fuku101 | 2015-01-24 08:58 | Comments(0)

今、オーストラリアが熱い!

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 オーストラリア。日本との時差は1時間らしいが、季節は正反対。水が排水口から流れでるときの渦巻きが左右逆なら、木の年輪も北に広く、日本とは逆。そのオーストラリアが今、熱い!

 きのうの錦織圭さんの試合はすごかった。

 テニスには中学時代から縁のないおやじ。高校時代、一度軟式テニス部の主将から手ほどきを受けたことがあるが、いわば “遊び” 。テレビ放送さえ観たことがない。それがきのうは3時間近くも釘づけだった。

 片やサッカーアジア杯。

 予定通り一次リーグを首位通過し、きょうから決勝トーナメントに入る。キックオフは夏の暑さが少しはやわらぐ夕刻。懸念は一次リーグから中2日という強行日程だが、取りこぼすことなく勝ちあがって欲しい。

 二姉は80歳過ぎまでオーストラリア旅行を楽しんでいた。会うたびに「え~とこやで。一回行っといで」という。ここは、サッカーの結果で是非、 “え~とこぶり“ を示してもらいたい。
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by h-fuku101 | 2015-01-23 06:38 | Comments(0)

食文化の「お好み焼き」と「たこ焼き」

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 “名物にうまいものなし” という。

 何をもって名物というかなど理屈っぽいことは抜きにして、大阪の名物というと一般的に「お好み焼き」か「たこ焼き」。この2品に限れば、昔はいざ知らず、最近ではおやじも大賛成。そもそもお好み焼きやたこ焼きは名物ではなく “大阪文化” そのもの。文化とは、生活に根ざしているからこそ生まれる。

 お好み焼きの鉄板まで持つ家は少なかった。が、その代わりに、どの地域にも “おばちゃんが営(いとな)むお好み焼き屋“ が一つはあった。たこ焼きにいたっては、たこ焼き器は必需品。各家庭で大ぶりのたこが入ったアツアツをフウフウしながら頬張ったものだ。ただし、当時はたまごが貴重品。たまご入りかどうかはその家の経済状態による。

 今、たこ焼き器を持つ家は少なくなった。路地のお好み焼き屋も影をひそめた。残るはマスコミや商業ベースに乗った “大阪名物” だけ。味も文化も廃(すた)れた。

 ただ、お土産にするならあみだ池大黒の粟おこしや岩おこし、蓬莱の豚まん、シュウマイがいい。
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※取材ノート
東京では肉と言えば豚、大阪では牛。だから蓬莱は「豚まん」といい、横浜中華街では「肉まん」という。

by h-fuku101 | 2015-01-22 06:46 | Comments(0)

地上300mの空へ=あべのハルカス

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朝の光にビル影が天王寺公園に落ちる。右中は四天王寺さんの寺領


 阿倍野という地は、わが郷里から言うと新大阪とは反対方向にある。だから、どうしても足が遠のく。ここに「あべのハルカス」という “どデカい” ビルができた。下から見た写真を一度アップしたが、まさか自分が登ることになろうとは・・?

 19日(月)。目が覚めると外は雨。午後2時発の新幹線まで “飽きるほどの時間” がある。運よくホテル前からあべのハルカス行きのバスが出ていた。

 休日などは結構な人出があるのかも知れないが、当日はガラガラ状態。並ぶこともなく高速エレベーターの乗客になり、地上60階・300mの世界までそれこそ “あっという間” に到達した。

 一瞬、胸がキュンと締め付けられ、頭がクラクラする。高い、本当に高い。スカイツリーには登ったことがない。東京タワーの特別展望台ですら250mだから、300mとなるとはじめての体験だ。

 天気は回復した。が、生駒山には少しガスがかかっている。足もとに展開するのは天王寺公園と四天王寺さん。大阪の街も様変わりし、あとわかるのは大阪城くらいになった。どうしても東側中心に目をそそぐ自分がいる。
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あべのハルカスのキャラクターは「あべのべあ君」


by h-fuku101 | 2015-01-21 06:37 | Comments(0)