春を告げる花々とのお話し

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 「桜だけが花じゃぁないよ」と、地表スレスレからスノードロップの小さな声が聞こえる。

 「うん、たしかにそのとおりだね。だけど、君たちは見えにくいところで春を告げるんだから、つい目が上の方にいってしまうんだよ。おやじもどんどん歳を取っていくだろ? 低いところで咲く君たちを撮るって、実は大変なことなんだよ」。

 「あっ、そうかぁ。じゃぁ、来年からもっと背が高くなるように頑張るよ」。

 「うん、そうしてもらえると助かるなぁ。でも、毎年、春を届けてくれてありがとう」。

 クリスマス・ローズはこれから見ごろを迎える。
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※今週はここまで。来週またお会いしましょう。

by h-fuku101 | 2015-02-27 05:59 | Comments(0)

松田山の河津桜は “5分咲き”

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 「25日は晴れる」と言う。26日は下り坂。「暖かい日が2日続いたから松田山の河津桜も随分花を付けただろう」と昨早朝、家を出る。

 いつも歩く道を避け、バスやタクシー、マイカーなどが通る道の方に回る。時間が早く、もちろん1台の車もない。「おっ、いいぞ」。が、想定外はその直後、山に登る道は門が閉ざされたままだ。「なんだ、結局いつもの階段に戻るのかぁ」。

 ムクドリのさえずる声が半端じゃない。「ピー、ピー、ピー」と甲高く頭のうえ一帯で鳴き合い、うるさいくらいだ。おかげで恐れを成したのか、今朝はメジロの声は聞けず、姿も見えない。

 少し冷えて来た。おまけに空は曇天(どんてん)で、9時を過ぎても人の姿はまばら。こんな日は写真を撮る人たちにも余裕があり、自然と花の情報交換がはじまる。

 「河津町の桜はもう満開だろうなぁ。前はそこに住んでいたんだが、どんなに朝早くても撮った写真には人が写り込んでいてねぇ。それくらいこの時期は人が多い。えっ、撮影ポイント? 前は断然、海に近いところがよかったけど、今は樹が大きくなってしまったから上流がいいよ。途中に赤い橋があるから、その上流」。

 松田山は、来週が一番の見ごろを迎えそうだ。
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by h-fuku101 | 2015-02-26 06:35 | Comments(0)

梅が咲くと思うこと

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 小学生の頃、曽我兄弟の映画を観た。何年生だったかは覚えていない。当時の娯楽と言えば映画か芝居。テレビの普及まではまだ2~3年を要する。東千代之介が兄の曽我十郎役で、中村錦之介(のち萬屋錦之介)が弟の五郎役だった。富士山を見たのは、風呂屋の壁絵以外でははじめてだったろう。これが覚えていることのすべてだ。

 調べてみた。「曽我兄弟-富士の夜襲」だと言う。1956年(昭和31年)製作で、時代は源頼朝治世下。父:河津三郎祐泰が奸臣の工藤祐径に討たれ、曽我兄弟が富士の裾野でその仇討をすると言う話。

 驚いたのは出演者。片岡知恵蔵、月形龍之介、千原しのぶ、大川橋蔵、北大路欣也など東映全盛の頃のスター総出演だ。北大路欣也などは今も現役だから、いゃぁ、すごい。

 梅の季節は、関東にいると嫌でも「曽我梅林」という名を耳にする。はじめて聞いたとき、すぐに「曽我兄弟だ!」と結びついた。たったこれだけのこと。されど “小学生の記憶を侮るなかれ” 。幼い記憶が人生に広がりを与えることもある。

 ことしも梅が盛りを迎えつつある。
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by h-fuku101 | 2015-02-25 04:57 | Comments(0)

エリーさん、がんばれ~

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 NHKの朝の連ドラ「マッサン」を毎回、楽しみに観ている。が、どうやら昨日、全放送分の収録が終わったようだ。一抹の寂しささえ覚える。主役の玉山鉄二さんはもちろんいいが、日本語がわからないなかでエリー役を演じ切っているシャーロット・ケイト・フォックスさんの熱演には頭が下がる。

 物語は1920年(大正9年)あたりからはじまった。マッサンとエリーはその頃、すでに大人の仲間入りをしている。だから、生まれは多分、1900年初めくらいだろう。となると、おやじの両親より少し年上ということになる。

 エリーはやさしい。家族はもちろん、とりまく人々に対してもいつも変わりない愛を持ちつづけている。同時に持つ “こう” と決めたら揺るがぬ信念と強さはどんな困難にもたじろぐことなく、くじけない。是々非々がはっきりとし、背筋がピンと伸びた姿勢は、久しぶりに “明治女の矜持(きょうじ)ここにあり” を思い起こさせてくれた。

 そのC・フォックスさんが、このほど米国のミュージカル「シカゴ」の主役に抜擢されるという。すごい。役柄はエリーとは正反対だが、今度は言葉のハンディーがない。ぜひともがんばって欲しい。
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by h-fuku101 | 2015-02-24 06:20 | Comments(0)

まつだ桜まつり

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中澤酒造の酒蔵に飾られた雛のつるし飾り


 花はまだでも「まつだ桜まつり」は2月14日からはじまっている。

 松田山頂のハーブガーデンには早くもカフェレストランやお土産ショップも開設されたし、「子どもの館」では例年どおり「雛のつるし飾り」なども披露されている。

 雛のつるし飾りと言えば、隣町:開成町にある「瀬戸屋敷」のひな人形とつるし飾りが素晴らしい。が、ことしは松田町で約200年つづく中澤酒造が酒蔵を開放してつるし飾りを見せてくれる一方、地元大学生による演奏会や新酒の試飲会・販売なども催している。おやじは、例によって酒粕を仕入れた。

 中澤酒造(株)。創業は文政7年(1825年)だと言う。今は、JR松田駅裏手のほぼ全域が所有地のようだが、かつてはJR施設そのものもそうだったかも知れない。昭和9年の丹那トンネル開設までは日本の幹線だった御殿場線。その駅前一帯が庭だったとは何とも恐れ入る。
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「花が少ないから」と松田のメジロがお詫びの “おもてなし”(トリミング)


by h-fuku101 | 2015-02-23 05:12 | Comments(0)

松田山の河津桜は、まだ “はしり”

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 河津桜の消息が聞こえはじめている。

 ネット情報では、伊豆河津町の開花状況は3分咲き程度。松田山も3分咲き。なのにあさぐさんの散歩コースでは七輪ほど花を付け、おやじのご近所さんの庭は満開近し。もう居ても立ってもいられなくなった。

 で、昨日、小田急新松田駅に降り立つ。駅はリュック・サックを背負った人たちでいっぱい。「えっ、みんな松田山に行くの?」。いやいや、ご一行の関心は曽我梅林。そう、今は梅が見頃なのだ。

 松田山は、町の開花情報とは違い全然花を付けていない。贔屓目にみてもせいぜい2分程度。写真を撮りながら耳にはさんだ情報では、きょう日曜日には大型観光バスが17台も押し寄せるとか。雨模様のうえに花はなし。「参加費返せ!」の大合唱にならなければいい。

 貴少な花に精一杯、ピントを合わせてみた。
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※昨日来、PCの調子がおかしい。持ち主に似てガタが来たのかなぁ?

by h-fuku101 | 2015-02-22 11:26 | Comments(0)

梅の開花は小休止?

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 例年今の時期、よく行くのは府中郷土の森。おやじ的には「ここの梅は水戸の偕楽園にも劣らない」と思っているから、愛車でせっせと通う。

 2日間、冷たい雨に足止めを喰った。19日、久しぶりに太陽と青空が顔を見せてくれた。「よ~し、きょうは行くぞ!」。

 開園を待って入場する。

 前夜まで降った雨が梅の樹を濡らし、枝に溜まった水滴がキラキラと太陽の光を照り返す。きれいだ。だが・・。肝心の梅は、「鹿児島紅(かごしまこう)」が少し花を付けた以外、8日前と少しも変わっていない。

 梅の開花は小休止か? それとも「少しでも長く梅を楽しませてやろう」との思いやりか?
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「鹿児島紅」の赤は濃く深い(下2葉も)


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by h-fuku101 | 2015-02-20 06:15 | Comments(0)

恐るべし中国マネー

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レイカメラを備えたベニー自転車(横浜市所蔵カメラ展から)


 デパートや専門店などを見て歩くことを韓国では “アイ・ショッピング” と言う。おやじも、買うあてがないのに新宿のビックカメラやヨドバシカメラなどを見て歩くことが多いが、その量販店で今、中国人観光客をめぐってすごいことが起こっているらしい。

 以下は、親しくなった店員さんの供述から。

 ~電気釜は一人につき5~6台はあたりまえ。カメラはキャノン「EOS-5D MARKⅢ」(販売価格約30万円)か「EOS-7D MARKⅡ」(同20万円弱)が20代女性の人気筋。おどろくのはウォシュレット式便座が「どの店も品薄状態」で、入荷した途端に売り切れる~。

 どの中国人観光客も口をそろえたように「中国の製品は信用できないよ」と言うらしいからおもしろいが、願わくば “反日教育で歪められた日本” の実像を自分の目でじっくりと見て欲しい。

 きょうは春節、旧正月だ。
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英国製湿板カメラ(製作年、製作者不詳)


by h-fuku101 | 2015-02-19 06:43 | Comments(0)

世界らん展 Vol.3

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 東京ドームはJR水道橋にある。世界らん展に行ったのは日曜日。東京ドームと言えば競馬の場外馬券売り場もある。朝からこちらに急ぐおじさんたちと東京ドームに向かう人たちとで降車客は二分される。

 「そう言えば、府中のそば屋『砂場』には『おけら飯』なんてのもあったなぁ」。競馬をやる人たちには “縁起でもない飯“ だが、東京競馬場を間近に控える場所柄だけに、なかなか面白い。

 独り言も年々、あちこちを徘徊するようになった。

 今は、らん。「少し人の数が減ってくれないか!?」と思うおやじの気持ちを逆なでするように、時間の経過とともに観客はあふれていく。
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by h-fuku101 | 2015-02-18 06:14 | Comments(0)

「世界らん展」 Vol.2

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 世界らん展、それにしてもすごい人気だ。

 朝9時過ぎに開場を待つ列に入ったが、前は15mほど。それから30分も経つともう後は見えない。50分近く並んでいると周りの様子もそこそこわかる。地方から泊りがけで来ている人も結構、いるようだ。

 会場は東京ドーム。ところどころに外野フェンスが残され、その感触を手で感じることができる。

 昼。ライト側のエキサイト・シートあたりに弁当やお茶を売るコーナーが開設された。販売するのはナイター観戦でお馴染みのアルバイトさんで、食べるのは観戦席。一瞬、「あれ? きょうは野球を観にきたのかな?」の錯覚に陥った。
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by h-fuku101 | 2015-02-17 06:17 | Comments(0)