歩数計

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 今、散歩にはまっている。カメラを手にしない日はあっても、歩かない日はないと言ってもいいくらいだ。普段の散歩は約2時間で、距離にして11~12㎞。

 「あれ? これだと深大寺や神代植物公園辺りなら歩けるじゃないか!」。

 ってことで、27日は登戸から狛江回りで野川を上り、きのうは矢野口から鶴川街道、武蔵境通りを深大寺に向かった。27日の距離は片道10㎞、きのうは8㎞ちょうど。

 歩数計は好きじゃない。が、今は「目安になる」とスマホ内蔵ソフトを使っている。機能は、歩数、距離、時間と時速、消費カロリーが記録されること。

 ただ、歩数と時間は理解できる。だが、個人差がある歩幅も基礎代謝量も測りえない歩数計が、どうして距離と時速、消費カロリーを測定できるんだ? 少し理屈っぽいなぁ。だが、この根拠がわからない以上、やっぱり信用できない。

 神代植物公園の秋バラとダリアは今、格段に花数を増やしている。

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by h-fuku101 | 2015-10-31 08:27 | Comments(4)

今井町

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1903年(明治36年)建立の「花甍(はないらか)」は今井町を代表する建物


 NHKの朝ドラ「あさが来た」を楽しく観ている。主人公のあさは京都・今井家の次女だが、実はこの今井家界隈には奈良県橿原市の「今井町」が撮影協力していることをタイトルで知り、一度 ”お蔵入り” した写真の出番が回ってきた。

 今井町。近鉄大阪線と京都線が交差する「大和八木」駅から南へ徒歩10分。~近世以前の町並みがこれほどまとまって残っている場所は日本では他にない~と紹介され、1993年(平成5年)12月、「国の重要伝統的建造物群保存地区」に選定された。

 ここに昔、職域チームでともに野球をしたS君がいる。「1回遊びに来い」「1回遊びに来い」とよく誘われたが、一度も行かないままに40余年。この初秋、明日香のヒガンバナ帰りにぶらりと立ち寄ってきた。悲しいが、S君には今さら合わせる顔がない。

 東西600㍍、南北310㍍。金沢市の東茶屋町など足元にもおよばない規模の町並みだ。が、ここにはS君はじめ ”ふつうに暮らす人たち” の営みが今も厳然とある。

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エアコン室外機が夢の世界から現実社会へと戻してくれる



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飛鳥川にかかる ”赤い橋” が今井町への入口


by h-fuku101 | 2015-10-30 06:52 | Comments(4)

放浪記Ⅳ

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 大石公園を過ぎて若彦トンネルをくぐると甲府・御坂方面。ぶどう畑や桃の木などフルーツ王国特有の光景が目につくようになる。同じ山梨県なのに、山を一つ越えるだけでこんなにも景色が違うものか!?

 まず甲州市塩山にある「恵林寺(えりんじ)」をめざす。

 秋の風物詩の一つが柿だが、恵林寺周辺は「ころ柿」の産地として昔から有名で、今はたわわに実る柿の実がうれしい。あのオレンジ色が秋の空に映える光景は、まさに ”おやじの原風景” そのものだ。

 柿に混じってザクロが目についた。

 「この写真を撮らせてもらっていいですか?」
 「はいっ、どうぞ。よかったら、2つ3つ持って行かれますか?」
 「えっ、いいんですか?」
 「毎年食べきれずに、結局は腐らせてしまうんです」

 若いお母さんと高校生くらいの女の子。「お母さんより私の方が(実を取るのが)うまいんだから、私がやる」。ほのぼのとした親子のやり取りをしばし楽しませてもらう。

 少し走ると「慈雲寺(じうんじ)」。ここは樋口一葉のご両親のふるさとだが、山の師匠Nさんに教えてもらった。境内にある天然記念物のイトザクラは春には見事な枝垂れ花をみせてくれる。が、その紅葉を訪ねる人の姿は見えない。
 
 あとひと月もすれば、ころ柿を吊るす光景がこの地のあちこちで見ることができる。

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見事に熟したザクロ。さあ、実の5~60個はあっただろうか?



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こんな ”柿畑” は町のいたるところにある



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慈雲寺のイトザクラの色づきも訪ねる


by h-fuku101 | 2015-10-29 07:11 | Comments(2)

放浪記Ⅲ

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湖畔に建つCAFE。店内はクラシックを楽しむ人たちで満席だった



 「山梨ふるさと旅行券」なるものがある。

 お金の話しで恐縮だが、5,000円に相当する宿泊券が平常月で3,500円、冬季ならなんと2,500円で購入できる。藤田朋子さんが登場する某食品会社のCMを借りると「2,500円だよ、2,500円」。ちなみに、このCMでは「乳酸菌がなんと100億個だよ、100億個」と言うが、さてさて、誰がどうやって100億個を数えたんだろう?

 ってことで、最近ではめずらしく河口湖畔のホテルに、「大人の休日倶楽部」ですっかりなじんだ ”3割引き” で宿泊した。「65歳ばんざ~い!」。が、貧乏人にはどこか落着きませんなァ。

 湖畔の紅葉の主役は ”さ・く・ら” 。数年前、大阪から来た、おやじとは違う別のおやじが、「なんやモミジを撮りに来たのに、桜ばっかりやないか! 金かえせ~!」などと叫んでいたのを嫌でも思い出す。

 富士山は、山中湖や忍野では終始、雲のなか。幸い、ここ河口湖では朝の暗いうちから望めたが、なぜか気持ちが乗らなかった。

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落葉したさくら葉もどこか初々しい


by h-fuku101 | 2015-10-28 07:00 | Comments(7)

放浪記Ⅱ

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 忍野(おしの)の集落が好きだ。

 初めて行ったときはスマホはおろか、パソコンすらまだ普及しておらず、為に訪れる人も多くなく、魅了された。一度同行した横浜育ちの友人などは「地名すら聞いたことがなかった」などと言っていたものだ。

 今は、山中湖近くの「花のみやこ公園」同様、入場料を取る訳でもないから、中国系観光客を中心とした外国人旅行者のメッカ。中国語表記の立て看板も増え、年々、「今は昔」の様相を深めている。

 忍野と言えば写真家の岡田紅陽氏。「岡田紅陽写真美術館」で初めて氏の作品に出会って以来、すっかり傾倒(けいとう)し、「願わくばその時代に生まれたかった」などとあらぬ夢を見ている。

 忍野。湧水と川の流れ、そして富士山は切っても切れない。

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by h-fuku101 | 2015-10-27 06:47 | Comments(2)

放浪記Ⅰ

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忍野「岡田紅陽写真美術館」前にて


 
 近ごろ、居心地のいい民宿づいている。

 山中湖畔に立つ民宿「レーク荘」。ここは ”釣りと写真の宿” らしいが、「きょうは客もいないし天気もいいので、ただいま布団干しの真っ最中。今すぐ来ます?」は電話で照会したときの返事。「おいおい、邪魔になるだろうに、本当に行っていいのか?」。

 「夕方、ちょっと出ます」「あゝ、ダイヤモンドね」「富士山は雲に隠れてしまいました。『夕焼けのなぎさ』で紅葉を」「今年は紅葉が早くてね。月末の『紅葉まつり』までもたないわねぇ」。

 実はこの女将、写真の腕はなかなかのもの。「いぇね、釣りのお客だけじゃ食べていけないから、写真の人も取りたいなって相談したら、『それじゃぁ女将も写真をやらなくちゃ』って言うんで始めたの」。

 客は、またまたおやじ一人。旦那を交えた3人の食事が終わった食堂では、カメラとの出合いに始まり、女将の写真経歴と作品集解説に時の過ぎるのを忘れた。

 「あすの朝の河口湖は8℃だって。じゃぁ、ここは6℃ね。霧が出るから『パノラマ台』に登った方がいいわね」。はたして、翌朝は一面の霧。ただ、パノラマ台も視界5㍍。時折、雨が混じる雲になってしまった。「あ~ぁ、朝焼け富士は断念」。

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山中湖「夕焼けのなぎさ」にて



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道志みちから黄葉に染まる民家を撮る



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山中湖畔でのスナップ2葉(上・下)



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「花のみやこ公園」はコスモスの海


by h-fuku101 | 2015-10-26 06:49 | Comments(4)

秋バラの誘い

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 秋バラたちからの「早く見においでよ」コールが日増しに耳元で高まっている。

 行きたい気持ちはさらさらなれど、今年の春に感じた ”限界感” はぬぐい切れず、小さな葛藤(かっとう)に今も苛(さいな)まれている。

 「おまえは所詮、素人じゃないか。なにを迷うことがある」
 「あのね、囲碁でも、もちろん悩みの中身は天と地以上の差はあるけど、『強くなりたい』『勝ちたい』ってことではプロもアマチュアも違いはないんだよ」
 「アホらし。おまえがなんぼのもんじゃい!」
 「おいおい、どこへ行くんだい。俺をおいてけぼりにしないでくれよ」…。

 かくて、足は神代植物公園に向かっている。

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※今週はここまで。来週またお会いします。

 

by h-fuku101 | 2015-10-22 06:37 | Comments(2)

朝霧のお土産

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 この夏お世話になった大石公園横の民宿を今回も頼った。が、「今は店を閉めている」と言う。

 「では、どこか紹介していただけませんか?」(この後4~5分。一人の女性を伴って)
 「この人のお姉さんがやっぱり民宿をしているから、ついて行ってください」
 「はいっ、ありがとうございました」

 のやりとり後の「主人が亡くなりましてね」に驚き、会話再開。確かに、ご不自由そうではあったが、わずか2か月前にはまだご健在だったのに…。

 紹介された民宿は、湖畔近くにあって「山の家」。ここがまたなんともいい。

 前出の奥さんが別れ際、「コキアが今、見ごろですよ」とひと言。そう言えば、この奥さんの趣味は散歩だと前回、聞いた。今、その大石公園を歩いている。
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日の光りを待ち望んだが、能(あた)わず


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不動産会社のCM写真ではありません


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by h-fuku101 | 2015-10-21 05:38 | Comments(2)

雄々しい山

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 新道峠を降りると、指呼の距離に展開するのが「大石公園」。夏はラベンダーが有名だが、今は赤く色づいたコキアが見ごろだ。

 ”神々しい山” を撮り終えて下界に舞い降りてもまだ7時前。「まだ早いかな?」と思いつつ公園に着いたが何のなんの、駐車場にはもうかなりの車が停まっている。人のことは言えないが、みんな好きだねぇ。

 7時半を過ぎ、朝霧が急速に薄らいでいく。つい先ほどまでは、「これって霧じゃなく、雲だよね」などと話し合っていたことなどすっかり忘れ、思い思いのベス・ポジへと戻っていく。

 いい具合の雲が山頂近くに横たわり、富士山を ”雄々しい山” へと変貌させてくれた。
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by h-fuku101 | 2015-10-20 06:45 | Comments(2)

神々しい山

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 新道峠に立ったのは午前5時半。この日の日の出は午前5時46分の予定。「日の出前30分、日の入り後30分が ”逃せない時間帯” だと言うのに、俺は何をボケっとしていたんだ!」。

 朝、民宿を5時に出る。外に出てびっくり。辺りは一面の濃霧で日の光りが全然届いていない。これに騙された。が、今はとにかく急ぐしかない。

 近場の「第二展望台」には先客が一人いる。止まっていた車は5台だったから、他のメンバーはここから10分余の「第一展望台」に陣取っているんだろう。が、そこまで行く時間がない。近場の先人に「隣に失礼します」と声をかけ、急いで準備に入る。

 ほんのりと赤らむ空。真綿を重ねたような雲海。そして、すっきりと浮かぶ富士。「なんて神々しいんだ」。

 気づけばカメラを準備する手が止まり、その美しさに見惚(みと)れてしまっている。
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朝の光りが足元にも届きはじめた


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前日の午後訪れた西湖野鳥の森にて


by h-fuku101 | 2015-10-19 06:21 | Comments(2)