小石川後楽園から

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 昨日は、2か月に1回の通院日。毎度のことながら通勤ラッシュの電車は地獄だ。薬をもらうだけの病院通いだから、先生は「ご近所でもいいですよ」とは言うが、おやじの想いはもっと先にある。

 「夜中のお目覚めは1回切り?」
 「はいっ!」
 「お漏らしはないですね?」
 「はいっ!」

 毎回、同じ質問と答え。朝9時20分には何もかもが終わっている。

 ここは飯田橋。「よしっ、小石川後楽園に寄って帰ろう」。

 水戸光圀公がこよなく愛した小石川後楽園。今は東京ドームが隣に居座り、時折りジェットコースターから発せられる奇声とも歓声とも取れない叫びが静寂を打ち破る。が、今は緑がきれいだ。

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通天橋の朱色が新緑とのコラボでいっそう映える



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中国・明の儒学者・朱瞬水設計の円月橋と今が盛りのウツギ(別名「卯の花」)



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庵・丸八屋を彩るボタン


by h-fuku101 | 2017-04-29 09:00 | Comments(0)

#東北でよかった

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 勉強はできても、頭の悪い人はやっぱりいるものだ。「この人の場合、なにが、どう違うんだろう?」と思っていたら、わかりやすい事例があった。

 件(くだん)の元大臣が「復興の仕上がりをマラソンに例えたら30㎞あたり」とあいさつした直後、地元の知事が「まだスタートラインにも立っていない」と反論した。要は、周りを見ない自分本位の考え方か、そうでないかが大きいんですなぁ。

 今、ツィッター上では「#」(ハッシュ・タグ)を付けた「#東北でよかった」に4500件以上もの投稿が寄せられているという。

 中には誹謗中傷する心無い声もあるが、多くは、「2011年3月11日以降、被災地と呼ばれた地はふるさとであり、これからも暮らす大好きな土地です。ほんと、東北でよかった」「海の幸も山の幸も美味しいし、四季折々の風景も目を楽しませてくれる。東北でよかった」など、前向きでこころ温まるものが多い。

 外は雨。だが、朝からうれしい気持ちに満たされている。


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by h-fuku101 | 2017-04-27 06:38 | Comments(0)

巧妙さ増すワルの手口

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 ~この度ご通知致しましたのは、貴方の未納されました総合消費料金について契約会社、ないしは運営会社から民事訴訟として訴状の提出をされました事をご通知いたします。~

 これは昨日、わが家に届いた一通のハガキの書き出しだ。タイトルは「総合消費料金未納分訴訟最終通知書」。差出人は「民事訴訟管理センター」とある。

 「あれ? 裁判所からの通知書にしては、随分、稚拙だなぁ」が第一感。そう、迷惑ハガキだ。最後まで目を通せばいろいろ引っ掛かるところもあるんだが、それをいちいち紹介して問題点を指摘するのは “敵に塩を送る” ことになる。ただ、最後に一行、消費者相談窓口の電話番号が書かれている。心配して電話をすれば、その後、嫌がらせがはじまるのだ。

 いゃぁ、金も時間も労力もかけ、 “ない知恵” を絞ってあれこれ仕掛けてくるものだ。ご用心、ご用心。

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by h-fuku101 | 2017-04-26 06:40 | Comments(0)

フジと熊んバチの頃へ

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 花が、ところによって早い遅いの差こそあれ、町に満ち溢れる季節がやってきた。

 「あれっ、ここのボタン、少し遅いんじゃない?」
 「そう言えば、シャクナゲだってそうよ。フジも、私のところじゃもっと房が豊かになってるわよ」

 いろいろご意見もあろうが、五十歩百歩。早晩、咲き出すんだから何も急(せ)くことはない。

 熊蜂が飛び回るので “恐さ半分に見る” フジ。姿に似ず穏やかな性格の熊蜂には迷惑なことだが、ここはこらえてくだされ、なぁ、熊んバチくんよ。

 大好きなフジがまもなく見頃を迎える。「そうすれば、花のまえに腰を据えてゆっくり話し合おうよ、なっ!」。

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by h-fuku101 | 2017-04-24 06:36 | Comments(0)

つつじ咲く頃

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 つつじ。シャクナゲ同様、昔はあまり好きな花ではなかった。

 理由はわからない。ただ、歳とともに食べ物の好みが変わるように、近年は年ごとに好き度が高まり、「今年あたりつつじの追っかけをやってみようか?」などと思い始めている。

 追っかけといっても公園や庭園のはしごではなく、できれば山などに自然に生えているものがいい。もしかしたら、去年、檜洞丸(ひのきぼらまる・1601m)で見たシロヤシオや、昔、高尾山奥の城山あたりでみたつつじが潜在化し、感化されているものか!?

 ともかく今は神代植物公園。まもなく一番の見頃を迎えるつつじである。

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クロフネツツジは毎年、先陣を切って見事な花を開く



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ワシントンから贈られた桜:アメリカとミツバツツジのコラボ



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奥は神代植物公園が誇るつつじ園。見頃がまもなくやってくる(上・下)


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by h-fuku101 | 2017-04-22 08:31 | Comments(0)

春のひととき

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 わが家の前には多摩川が流れ、後は生田の山並みならぬ “丘並み” が続いていることは話した。

 この多摩川を越えて少し行くと、東京に生まれ、東京に消滅する、いわば “地産地消” の野川の流れがある。その向こうは国分寺崖線(通称「ハケ」)で、そのうえにあるのが深大寺。このハケが作る坂道が、年々、おやじの苦痛の度を強くする。

 そんな位置関係にある多摩川や野川が今、菜の花で黄色く色づけられ、きれいだ。

 初めのうちは黄色とも薄緑とも言えない色だった。「ん? あれって若草か? それとも菜の花か?」。が、次第に黄味が鮮明になってきた。「もう少し早くくればよかった」などと多少の後悔を伴い、川の淵近くでシャッターを切る。

 かれこれ30分、足元の浅瀬では多摩川や野川に巣食う鯉(コイ)たちが飽くことなく次代に種をつなぐ営みを繰り返している。

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by h-fuku101 | 2017-04-21 06:25 | Comments(0)

新緑がきれいだ

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 ここ2~3日は春の嵐が呼び込んだ南風で夏を思わせる暑さが続いたが、今朝はほどよい冷たさが肌に心地よい。

 公園では今、木々の新芽が息吹き、青葉が目にもあざやかなときを迎えている。きれいだ。火野正平さん流なら「マヨネーズをかけて食ってしまいたい」となるようだが、なんともうまい言い現し方だ。「人生、下り坂最高」と同様、名言といっていい。

 「新緑がきれいですね」
 「ほんと。私もさっきからきれいだなぁって思っていたんです」

 ちょっと前に道を尋ねられた女性と交わした言葉はただこれだけ。わずかそれだけで、気持ちまで暖かくなる。

 

 

 

by h-fuku101 | 2017-04-20 06:25 | Comments(0)

70の手習い

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日本画的な仕上がりをイメージしてみたが・・


 実は、少し前から「40の手習い」ならぬ「70の手習い」を始めている。パソコンを初期化したため、長年使っていた写真編集ソフトが消えてしまったことは話したが、それに代えて使うようになったのが「フォト・ショップ」。

 娘は仕事上、使いこなしているようで、「あれいいよ。簡単だし」と言う。が、目が衰え、頭の回転が鈍り、おまけに動画で解説する人の話しは専門用語のオンパレード。知らないでは通れない「レイヤー」と聞くや、拒否反応を起こしつつある昨今ではある。

 それでも「かすみの除去」や「レベル補正」は使えるようになった。これだけでも写真編集は格段に違う。「よしっ、もっと勉強してやろう」という気になるのだが、やっぱりものの30分もすると目はかすみ、頭はボケ、耳は遠くなる。

 あ~、おやじの目や頭のかすみを除去してくれるソフトはないものか!?

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ご近所の庭に咲き出したハナミズキを望遠で


by h-fuku101 | 2017-04-19 06:32 | Comments(0)

もう一つのチューリップ

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 夜半から強い風にエスコートされた雨が窓ガラスを激しく叩いている。

 天気予報では、日本海に低気圧の中心がどっかと居座り、さながら行きつけの床屋の壁に吊るされた時計のように左巻きに円を描いている。世の中にはいろいろ考える人がいるもので、この時計、鏡に映すと普通の時計のように動く。

 朝はもっぱらNHKのニュースを観て過ごす。便利な商品を紹介するコーナーがあるが、今朝はこれで少々、立腹気味だ。「お客さんにメールをしたい。でも、パソコンを人に見られてしまう」っていうんで、カフェのテーブルを折りたたみ式の衝立で囲む。どうやらこれが便利グッズらしい。「おいおい、それじゃ隣の席の人たちが迷惑するだろ。見られるのが嫌なら人のいないところへ行けよ!」。

 公的空間(パブリック・スペース)を私的空間(プライベート・スペース)のように使い、しかも、それを優先させようとするから世の中おかしくなる。

 行きつけの公園に原種系チューリップが咲いている。

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by h-fuku101 | 2017-04-18 06:35 | Comments(0)

今、渓流広場は・・

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 “昭和記念公園の春” を代表するのが渓流広場のチューリップ。それが今、見ごろを迎えているっていうんだから、連日、人、人、人の大にぎわいだ。

 以前、「昭和記念公園を訪れる外国人は圧倒的にアメリカ系」と話したが、ここ1年、東アジア、東南アジア、中東からの人たちが急に増え、明らかにその構成が変わってきている。おやじにすれば、この光景は40年前に見た万博の様相。激しい変化に頭がついていけなくなっている。

 さて、チューリップ。

 「ねぇ、見てみて、花の先っちょがとんがり帽子のようにとんがって、かわいいわネ」
 「ホント、ホント、いいわねぇ」

 誰もが子供の頃からなじみ深いチューリップ。今では種類も多くなり、きれいさ、かわいさ、華やかさはグ~ンとアップしている。 “ただ写す” だけのおやじは、何にもしないでただただその成果を甘受するだけの傍観者だが、胸のうちでは、早い時期から地道な作業に従事されてこられた人たちに感謝、感謝。

 天気予報は午後から崩れて、夜は雨と風。明日は “春の嵐” になると言う。

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by h-fuku101 | 2017-04-17 07:06 | Comments(0)