花菖蒲の便りと思考回路

a0120949_6111871.jpg

 いかん、どうにもいかん。頭がボケてきたのかどうかは知らないが、世の中の出来事がどうにもつながらなくなってきたわい。

 「おいおい、何が言いたいんだぃ。ブツブツ言ってるだけじゃ訳がわからんよ」
 「いやいや、大したことじゃないんだよ。気にしないでおくれ」

 先日来、花菖蒲の開花状況を調べ、「おっ、まもなくだなぁ。さて、ことしはどこへ行こうか?」などと計画を立てはじめてもいた。が、昨日、昭和記念公園の日本庭園で “そのご本人” と思わぬ鉢合わせ。「えっ、もう咲いてるの?」の驚き自体に驚いている本人。

 ちょっと前までなら日本庭園での出会いくらい想定内のこと。思考回路がぶつぶつと断裂していて、継続性やつながりが全然ない。いかん、どうにもいかん。

a0120949_6113814.jpg


a0120949_6121151.jpg


a0120949_65151.jpg

by h-fuku101 | 2017-05-30 06:10 | Comments(0)

アジサイの候、まもなく

a0120949_6413564.jpg

 暦が6月近くなると、アジサイが恋しくなる。「よ~し、アジサイの様子見を兼ねて長尾の里辺りを歩いてみるか!?」

 まずは、生田緑地から裏道に沿ってバラ苑に向かう。

 急こう配の地にアジサイが緑いっぱいの葉を茂らせている。「もうすぐきれいな花が見られますね」と折よく家から出て来られた人に声をかける。

 「毎年、一株ひと株植えて来たんですけど、やっとここまでになりました」。

 この人の奥さんは花をみることなく亡くなられたらしい。が、この人にはアジサイと奥さんとの思い出が重なっているらしいことが話しの端々からうかがえる。

 バラ苑を過ぎて少し歩けばアジサイ寺として知られた長尾山妙楽寺。さすがに花にはまだ早いが、思ったより葉は育っている。

a0120949_642397.jpg


a0120949_6425859.jpg


a0120949_6432150.jpg

 Photo by EOS-M

by h-fuku101 | 2017-05-29 06:44 | Comments(0)

やっぱり面白い「みをつくし料理帖」

a0120949_6513266.jpg

 高田郁(たかだ・かおる)さんのベストセラー「みをつくし料理帖」がテレビドラマ化され、二週前から放映されている。原作ですっかり嵌(はま)ってしまったおやじ。週末を今や遅しと待ちつづけている。

 主人公の澪(みお)役を演じるのは黒木華(くろき・はる)さん。大阪出身だけに澪が話す大阪弁にはまったく違和感がないから楽だし、 “下がり眉の澪” などはぴったり適役。「高田さんは原作を、黒木さんをイメージして書いたのかな!?」と思えるほどだ。他に、彼女の周りを安田成美さん(芳)や麻生裕未さん(おりょう)、小日向文世さん(種市)、国広富之さん(嘉兵衛)ら、ベテラン陣が固めている。

 高田郁さんは食通。「取り上げる料理は自分で作らない限り書かない」と言うほどだし、「取材も自ら足を運ばないと嫌」という “こだわり派” 。多少、次作完成までに時間がかかるが、それだけにすばらしい。

 毎回、最後に黒木さん自身が実演する「ちょい足し料理帖」も楽しみの一つ。第2作の「とろとろ茶碗蒸し」など作ってみたいものですなぁ。

 第3回「三つ葉尽くし」の放映は6月3日(土)。

a0120949_6542168.jpg


a0120949_70348.jpg

by h-fuku101 | 2017-05-25 07:00 | Comments(0)

言葉

a0120949_6305065.jpg

 もう少し格好よく歩けよと夫は言う必死に義足を進めいるわれに  鈴木直子

 ~作者は病で右足を失った。意味だけとれば夫の言葉は酷である。しかし親しみをこめた励ましの言葉なのだ。言葉には意味だけでなく風味がある。「バカ!」といっても「愛しているわ」といってることもある~
                                                          読売紙「四季」から


 言葉はコミュニケーション・ツール。他人からは「ひどい!」と思われようが、二人の間で通じ合い、ほほえみや温かみ、愛情を享受し合えるものもある。

 昔、こんなことがあった。

 寄せられた原稿に「主人」と書かれていた。同僚の編集者は「夫」に書き直せと言う。しかし、「主人」という言葉には深い愛情が込められ、伝わってくる。言葉ツラだけにこだわるから「言葉狩り」が行われる。

a0120949_6321429.jpg


a0120949_6322839.jpg

by h-fuku101 | 2017-05-23 06:28 | Comments(0)

小田原を歩いてみて

a0120949_648793.jpg

 小田原の駅前や茶畑を訪ねた富士市でも思ったことだが、今、地方の町が病んでいる。

 さすがに小田原は、小田原城を中心とする観光都市だけに、駅前商店街などはまだ元気だが、それでも一歩外れた通りや富士市の駅前などはまさに “シャッター通り” 。建物は軒並み老朽化し、開けている店は3軒に1軒あるかどうかという状況。

 この日は、「久しぶりに煮魚でも食べたいなぁ」と歩いた。が、ない。「ここはラーメン屋か。隣はとんかつ屋だなぁ。で、ここは居酒屋。ハンバーガーなんて食べたいとも思わないや・・」。

 少し歩けば駿河湾。 “小田原と言えばアジ” と言うくらいだからおいしい魚も多いだろうに、地魚を売りにしている店と言えば干物屋さんくらいか。なんとも味気なく、情けないなぁ。

 なぜか国会で論じられていることが脳裡をかすめる。もちろん、国政と地方行政の違いくらいはわかっている。が・・・。「気がつけば大都会、一歩出れば草茫々」なんて日本になっていなければいいなぁ、なんて思ってた次第。

a0120949_648422.jpg


a0120949_6485684.jpg


a0120949_6551273.jpg


 

by h-fuku101 | 2017-05-22 06:55 | Comments(0)

小田原フラワ・ーガーデンにて

a0120949_8195493.jpg

今はアリウムも満開。なんともいい花ですなぁ


 
 「きょうのバラの咲き具合は、 ”満開で~す” 」。

 小田原駅前からバスでやって来たおやじの耳に、アナウンスする女性の声が飛び込んできた。それでなくても入口近くに咲くバラの花々に気分が高揚していたとき。元気に響く声は、胸の高まりをより増幅してくれたことはまちがいない。

 「バラは富士山のようなもの。豪華できれいなのは間違いないけど、それだけに個性を出すにはむずかし過ぎる花」と常々、思ってるおやじ。この日も正直、「カメラは持っていくけど、あまり撮りたい気分じゃないなぁ」などと思っていた。ところがどうだ。そのあまりの見事さに、出かけに思ったことなどはどこへやら。いわゆる、身体が勝手に反応するってやつでしょうかねぇ。

 ここは「小田原フラワ・ーガーデン」。去年暮れに登った明神ケ岳の麓に設けられた公園だが、今回、初めて来た。ただ、その見事な桜並木と梅林のほか、間もなく咲き出すだろうスイレンや花菖蒲、アジサイなど四季折々の花たちも存分に楽しめそうな、いい憩いの場だ。

a0120949_820453.jpg


a0120949_8211765.jpg


a0120949_8213342.jpg


a0120949_8223933.jpg


a0120949_823838.jpg


 

by h-fuku101 | 2017-05-21 08:46 | Comments(0)

川崎緑化センターにて

a0120949_639972.jpg

けさの話題に上ったアノマテカは遠い、とお~いアフリカ原産


 
 「すみません。この花の名前は何というんですか?」。たまたま横を通りかかった係の人に聞いてみた。優しそうで、見るからに人のよさそうなお顔。「こんな風に歳を取れればいいな」と思わずにいられない。

 「あっ、これね。あ~、名前が出てこない。度忘れしちゃった。まだしばらくおられますか?すぐに戻ってきますから・・」
 「はいっ。急ぎませんから、ゆっくりで結構です」

 「お待たせしました。『アノマテカ』っていうんですよ。アヤメ科で、別名『ヒメヒオウギ』ともいいます」
 「あっ、どうもありがとうございました」

 川崎緑化センターでも京王フローラル・ガーデン「アンジェ」でも、係の人から耳にする花の名前はやたらと外国語が多い。それだけ世界が狭くなってるってことなんだろう。ただ、それでなくても覚えにくく、忘れやすくなっている頭、今も名前が耳朶(じだ)のあたりに引っ掛かって入って来ようとしない。

 「あ~、脳が拒否反応を起こしているな!?」と実感を伴ってわかるのがこんなとき。その頻度が多くなっていることも、またよ~くわかる。

a0120949_6435459.jpg

松田聖子さんが歌った「赤いスィート・ピー(下)」とともに


a0120949_644464.jpg


a0120949_6441612.jpg


a0120949_6442492.jpg


a0120949_6444494.jpg


a0120949_645109.jpg

スモーク・ツリーは発育途上


by h-fuku101 | 2017-05-19 06:52 | Comments(0)

一人語らいの裏で

a0120949_64711.jpg

アリウム・グローブマスターが語らいの場をつくってくれている


 高校の同級生M君のブログがほぼ5か月間、更新されない。毎朝、「さて、きょうは更新してるかな?」と期待半分で訪ねるんだが、やっぱりダメ。「定年退職した会社から手伝ってくれと言われている」と言ってたから多分、忙しくしているんだろう。

 休刊は前にもあった。

 そのときは、まずメールを送った。が、「迷惑メールがひどくってな。多分、気づかないまま消してしまったんやろ」。いつまで待っても返事がないはずだ。

 次は、電話。「今、会社の仕事を手伝っててな、忙しくって写真撮りに行く暇もないわ」などと、ケロッとした様子で話してたから、心配した自分にむしろ腹が立った。

 「あのなぁMよ、お互い何があってもおかしくない歳なんだから、心配するだろが・・」
 「あっ、ごめん、ごめん。これから気をつけるわ」

 さてさてボケて忘れてしまったんだろうか? もちろん「ボケて・・」は冗談。だが、冗談が冗談で終わらない年頃だけに、今は電話するのもこわい。

 公園では、まだまだ若いお母さん方の二人語らいが続いている。

a0120949_6475065.jpg


a0120949_6522137.jpg

別の場所ではブラシの木が枝いっぱいに花をつけている





 

by h-fuku101 | 2017-05-18 06:59 | Comments(0)

カルミアが咲く頃

a0120949_612387.jpg

金平糖のような蕾(つぼみ)がたまらなくいい


 ツツジが咲き、シャクナゲを見る頃になると、俄然、気になる花が一つある。それが別名「花笠石楠花」と呼ばれるカルミアだ。

 開花はツツジなどより少し遅いのか、「ツツジがもう終わろうとしているのに、まだか!?」などとヤキモキする。そして、ちょっと油断していると “金平糖” の時期は過ぎ、パラソルのような花をいっぱいにつけている。

 花を追っていると、よく、「神経衰弱というゲームをしているようだ」と思うことがある。遠いとお~い昔は「貝合わせ」で同じ絵を探し当てては勝ち負けを競ったという「神経衰弱」。「この花はあそこでも見たぞ」「あの花の名所はこことあそこ」などと見た地点をつなぎ合わせては楽しんでいるという具合。

 おやじの中のカルミアの名所は、川崎緑化センターと神代植物公園。今年はこれに駅向こうの駐輪場が加わったが、目下、「三か所では貝合わせにならないなぁ」と思案投げ首の日を送っている。

a0120949_6131476.jpg


a0120949_613285.jpg

by h-fuku101 | 2017-05-17 06:18 | Comments(0)

いゃぁ、相撲っておもしろいですなぁ

a0120949_6595439.jpg

 14日、待ちに待った大相撲夏場所がはじまった。

 初日を前に元横綱・佐田の山が亡くなったのは寂しいが、理事長として大相撲の発展を願い続けてきた人だけに今日の盛り上がりを喜んでおられたことはまちがいない。

 マスコミなどは、今場所に稀勢の里の3場所連続優勝を目玉にしているようだが、それは酷(こく)というもの。今場所こそ結果を追わず、少し地味だが、相撲の内容に目を向けてみてはどうだろう!?

 関脇の高安と玉鷲がすごい。昨日など大関・豪栄道が立ち会いの瞬間、高安の圧力に跳ね返された。玉鷲も前にまえに出る相撲は健在。あの巨漢・照ノ富士を土俵の外へと突き飛ばしてしまった。

 若手の活躍もおもしろい。御嶽海は元気だし、宇良や石浦など小兵の相撲にも力が入る。おかげで、大好きな藤田まことさん主演の「さすらい刑事純情派」は、もっぱらDVDの世話になっている。

a0120949_703875.jpg


a0120949_713115.jpg




 

by h-fuku101 | 2017-05-16 07:07 | Comments(0)