小仏城山を歩く

a0120949_4292930.jpg

下界では姿を消したオオデマリが思いがけず出迎えてくれた



 高尾駅からバスで15分、一度も降り立ったことがない「日影」バス停に着いた。裏高尾や奥高尾には何度も足を運んでいるが、小仏城山を日影沢コースで登るのは初めてのこと。

 日影沢コースは、正直、面白みのない道だった。舗装された、しかも、結構きつい登りが延々と続く。それもそのはずで、この道は木材を切り出すための車道。小仏城山の目印ともいえるNTTの無線中継塔が見えたときには、正直、ホッとした。

 期待したツツジには少し遅かったようだ。が、頂上にあるお花畑ではオオデマリの群落と少しのツツジが、道々では新緑が、そして、薬王院近くではシャクナゲが出迎えてくれた。

a0120949_4324998.jpg

わずかに残ったツツジが溜飲をさげてくれる



a0120949_4331155.jpg

高尾山・飯綱大権現奥宮の鳥居と新緑のモミジが合う



a0120949_4332514.jpg

薬王院の奥ノ院入口に咲く見事な赤シャクナゲ



a0120949_4333916.jpg

一方、参道にはピンクのシャクナゲ。そろって疲れを癒してくれる



a0120949_434830.jpg

この季節の山は何より新緑がいい


by h-fuku101 | 2017-05-13 05:03 | Comments(0)

バラの思い出

a0120949_16101174.jpg

 ~♪♪ バラが咲いた バラが咲いた まっかなバラが 
      淋しかった僕の庭に バラが咲いた ♪♪~

 浜口庫之助さんが作詞・作曲し、マイク眞木さんが歌った「バラが咲いた」。この歌がヒットしたのは1966年(昭和41年)。それまでの歌謡曲全盛の世の中に突如として現れたフォークソングは、いゃぁ、今、思い出しても耳に心地よく、若者たちを虜(とりこ)にしたものだった。

 かく言うおやじも、赤倉スキー場で歌手の高石ともやさんから手ほどきを受けてギターに目覚め、武田鉄矢さんじゃないが、「フォーク狂いのバカ息子、バカ息子って言われよるじゃろが・・」と言われながらも歌ってたっけ。

 今、久しぶりに「バラが咲いた」を歌う。

 頭に浮かぶのは、大家族で手狭になった家を出て借りた4軒長屋の1軒。そこには両親と兄弟3人、そして、いとこのボクちゃん・・。その玄関は、父親が育てたまっかな蔓バラ・アーチで飾られていたっけなぁ。

a0120949_169389.jpg


a0120949_16102546.jpg

by h-fuku101 | 2017-05-11 16:13 | Comments(0)

バラの季節がやってきた

a0120949_6304049.jpg

 バラの季節がやってきた。

 神代植物公園では9日(火)から「春のバラ・フェスタ」が始まり、生田緑地バラ苑は11日(木)から28日(日)まで開苑する。このほか、横浜の山下公園や港の見える丘公園などからも便りが届き、沿線の新宿御苑や厚木、京王フローラル・アンジェでもそろそろ見頃を迎えよう。

 たまたま神代植物公園にいた。バラを手入れしている女性にカメラを提げた人が聞いている。

 「肥料はどの段階で、どの程度やればいいんですか?」
 「一番大事なのは “寒肥(かんごえ)” ですよ。バラは、一に防虫、二に防虫、三に寒肥っていうくらいですから・・」

 ボケた頭と耳での盗み聞き。だから、 “伝達の正確さ” は心もとないが、ちょっと得した気分でいる。

 朝から雨。きょうは買ったままになっている豆でもじっくり煮るとするか!?

a0120949_6311943.jpg


a0120949_6314192.jpg


a0120949_632926.jpg


a0120949_6322435.jpg

by h-fuku101 | 2017-05-10 06:37 | Comments(0)

朝の散歩道

a0120949_651263.jpg

 季節は最早、初夏。新緑は日一日とその色を濃くし、今はそれが頼もしくもあり、さみしくもある。

 そういえば、散歩道の様相も目に見えてにぎやかになってきた。

 毎年、「たくましい奴だなぁ」と感心させられるのがナガミヒナゲシ。沿道いっぱいにスラリとした容姿の茎とオレンジ色の花、そして、たくさんのつぼみをみせてくれる。

 たくましいといえばヒルザキ月見草もそう。か弱そうな花なのに、どうしてどうして。アスファルトを突き破って出て来たのかと思うほどに生命力に溢れている。

 貧乏草などとひどい別名を与えられているのがハルジオン。ヒメジョオンとともに今が見ごろだ。

 とにかく、朝の散歩道がにぎやかなのである。

a0120949_6131040.jpg


a0120949_613553.jpg


a0120949_671777.jpg


a0120949_673638.jpg

by h-fuku101 | 2017-05-09 06:11 | Comments(0)

善意ある人の気持ちを踏みにじるな!

a0120949_531261.jpg

 ここは富士市今宮にある茶畑。ネットで検索すればすぐ出るし、現に、垣間見える景色の素晴らしさはそうそう見られるものではない。その地が今、「私有地につき立入禁止」の札と柵で隔てられている。

 前日の4日に立ち寄った。が、入れないので「大淵笹場」に回った。日が変わり、諦め切れずまたやって来た次第だ。

 今朝は話し合う声がする。

 「すみません。写真を撮らせてもらえませんか?」と声を掛けてみた。「あゝ、いいよ。だがな、カメラを取り上げるよ」「・・・?」。いったい何があったんだ。しばらくして、許可が下りた。話していたのはオーナーと富士市観光課の人だった。

 オーナーの娘さんは市の観光課に勤めている。その縁もあり、訪ねて来る人にはむしろ積極的に茶畑を開放し、便宜もはかってきたようだ。「景観を損ねてはいけないから」と、収穫が早まる扇風機も付けずにきた。だが、そんな気も知らず、畑は踏み荒らす、もみじの枝は切る、子供をお茶の樹のうえに寝かせて写真を撮る、たばこの吸い殻は放りっぱなし・・etc 挙句の果ては「富士山はおまえのものか!」と悪態をつく者もいるとか。前日も、耕したばかりの畑に靴跡が2つ3つ。ひどい。

 こんなことをする奴は一握りだろう。だが、そのために大多数の者が迷惑をする。ホント、「自分さえよければそれでいい」はやめようや。

a0120949_5315386.jpg


a0120949_532832.jpg


 

by h-fuku101 | 2017-05-07 05:37 | Comments(0)

今宮にて

a0120949_610433.jpg

 「この春、ここに来るのは6回目だけど、きょうの “抜け” が最高ですよ」と言うのは富士市在住のおやじさん。背の高い三脚に、脚立まで準備している本格派カメラマンだ。

 「そりゃうれしいなぁ。実は、ここは初めてなんですよ。昨日、大淵笹場に行ったんですがね、あちらはもう摘み取った後のようで・・」
 「それは違いますよ。あそこはここより1週間は遅いから、まだ生育していないんですよ」
 「あっ、そうなんですか。知らないものだから、『もし来年も来るんなら、4月中に来ないといけないなぁ』なんて話してたんです」

 「どちらから?」
 「川崎です」
 「それはまた遠くから。で、これからどうされます?」
 「特に行くところもないんで、車が混まないうちに帰ろうかと。どこかいいところがありますか?」
 「この前の道を5~6㎞上がると『子供の国』がありますよ。きょうはこいのぼりがいっぱい泳ぎます」
 
 ちょっとしたハプニングもあったが、富士市今宮にある茶畑では気持ちのいい時間を過ごした。

 ※ちょっとしたハプニングは、「明日のこころだ~」。

by h-fuku101 | 2017-05-06 06:15 | Comments(0)

大淵笹場にて

a0120949_12282135.jpg

 季節が新緑の候を迎えると、居ても立ってもいられないほどに茶畑が恋しくなる。4日午後に川崎を出、富士市の大淵笹場と今宮を訪ねた。

 大淵笹場は去年もお邪魔した。

 着いたのは午後4時前。ずいぶん日が長くなったおかげで十分に明るく、人の姿もまだ多い。「あれ? もう摘み取りが終わってしまったのかなぁ?」。去年よりも緑が薄く、茶葉もまばらなようだ。「これなら来年は4月中に来ないといけないなぁ」。

 午後5時。日はまだ高い。「ダメだ、富士山に雲がかかり始めたよ。ことしはこれまでにするとしよう」。撮影行初日は、目いっぱい未練を残したまま幕を閉じた。

a0120949_122851100.jpg


a0120949_12293648.jpg


a0120949_12295097.jpg

by h-fuku101 | 2017-05-05 12:32 | Comments(0)

あしかがフラワーパークから

a0120949_6381464.jpg

 5月1日。空は朝から気持ちよく晴れあがっていた。「どこか行きたいなぁ・・」と向かったのは「あしかがフラワーパーク」。浅草経由っていうのがどうにも遠く、いつも “二の足を踏む” が・・ 。

 それにしてもすごい人だ。立ち止まって写真を撮ろうにも、止まれば後からあとから来る人と前から前から来る人のせめぎ合いの場をつくるようなもの。まいったァ~。

 それにしても、きれいですなぁ。

a0120949_640126.jpg


a0120949_6402516.jpg


a0120949_6411715.jpg


a0120949_642570.jpg


a0120949_643242.jpg


a0120949_6441340.jpg


 

by h-fuku101 | 2017-05-04 06:45 | Comments(0)

薬師池公園での空白のとき

a0120949_725522.jpg

 唱歌「夏はきぬ」の作詞者は国文学者で歌人でもある佐佐木信綱氏。この人の名前を聞くと、即座に「ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なるひとひらの雲」が思い出される。

 昔々、奈良・薬師寺東塔のそばに墨書された句板が置かれてい、訪れるたびに読んだものだ。が、東京に来て何年か後には取り払われてしまっていて、思い出すたびにあの日のさみしさがよみがえる。「夏はきぬ」を歌うご婦人方の声が佐佐木信綱氏を想起させ、果ては句板にまで想いが及んでしまった。

 気づくと、アマドコロの前に膝まづきながらシャッターを切る手は止まっていた。

 「そうだ!今はアマドコロだ。おまえにはこの公園の薬草園で初めて会ったんだよなぁ。で、思いがけずスズランとも出会った。それだけに、思い入れが強いんだよなぁ・・」。

a0120949_7261337.jpg


a0120949_7265953.jpg


a0120949_7271613.jpg


a0120949_7274281.jpg

この時期はアマドコロ(甘野老)恋しさに薬師池にやって来る



 

 

by h-fuku101 | 2017-05-03 07:42 | Comments(0)

「夏はき~ぬ」=薬師池公園にて

a0120949_637859.jpg

 ~♪♪ 卯の花の匂う垣根に
      ほととぎす早やも来 鳴きて
       しのびね音もらす 夏はきぬ ♪♪~

 ここはえびね苑からもほど近い薬師池公園。あと2か月もすればハスの見どころとしてたくさんの人たちが押し寄せるが、実は、四季を通して梅、桜、つつじ、ぼたん、花菖蒲、もみじなども十分に楽しめる。

 おやじの狙いはアマドコロ(甘野老)とスズラン。ことにアマドコロは初めて出合ったこともあり、思い入れが強い。今、その前に膝まづきシャッターを切っている。その耳に唱歌「夏はきぬ」が聞こえてきた。「ん? 卯の花はつい最近小石川後楽園で見たけど、ここにもあったっけ?」

 歌っていたのはお歳を召したご婦人二人。「きれいな声だ」。おやじも3~4日前にダミ声で歌ったばかりだが、「いゃぁ、歌う人によってずいぶん違うもんだなぁ」。

 一日の終わりに撮った公園の風景写真。「なるほど、世間はすっかり『夏はき~ぬ』だ」。そして、きょうは「八十八夜」。

by h-fuku101 | 2017-05-02 06:22 | Comments(0)