竹の花に沸く三溪園

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 それはちょっとした “騒動” だった。

 皮切りは品の良さそうなおやじさん。庵(いおり)とアジサイをコラボに写真を撮っているおやじに、「竹の花を撮られましたか?」と聞いてきた。「あの~、なんのことかよくわからないのですが・・?」。実際、世の中で今、なにが起きているかもわからず、ただただ写真を撮るおやじ。これはいつものこと。

 五重塔が建つ山に登って初めて事態の一部を把握した。竹の花が咲いているという。「それがどうした」って感じのおやじだが、着物を着た女性までが汗をかき、裾(すそ)を乱しながら登ってきている姿を見て、「これは尋常じゃない」。

 それでもまだ理解できないおやじ。案内員のおじさんに、「竹の花って毎年咲くんですか?」と聞く。近くにいたおばさんから「90年に1回なんですってよ」と、たしなめ半分に教えられた。

 世の中っておもしろい。「90年」にも諸説あるらしいが、真実は誰も知らず。「竹の花が咲くのは良くないこと」とはいうが、なにがどういけないのか誰も知らず・・。知らない者同士が教え合い、うなずき合っているのだから、たまらなくおもしろい。

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これは笹の花。素人には竹も笹も似たり寄ったりだが、言えることは「よくわからない」



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# by h-fuku101 | 2017-06-21 06:29 | Comments(0)

魅せられるアガパンサス

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 「アガパンサスを撮らせてもらっています。すみません」
 「あっ、どうぞ、どうぞ。ありがとうございます。丹精込めて育てていますが、観ていただける人がいるというだけで、私もうれしくなります」

 駅に向かう道の傍らに建つ老人福祉施設の庭に、ことしもアガパンサスがスッキリとした花をつけてくれた。

 茎を伸ばしはじめてかれこれひと月。先端が少し膨らみ、そのふくらみが大きくなるにしたがって色づきが増し、やがて、はじけるように顔を出す。思えば、観察日記でも書くように、連日、見つめていたものだが、成長というものは楽しみが大きければ大きいほど遅く感じるもののようだ。

 アガパンサス。別名「紫君子蘭(ムラサキクンシラン)」。どうして、おまえにこうまで魅かれるんだぁ? わからん!

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はじけた後の雨降りの日に


# by h-fuku101 | 2017-06-20 03:51 | Comments(0)

相模原北公園から Part.2

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 「橋本って八王子市ですか? それとも相模原市ですか?」
 「相模原市ですよ。だから、東京都じゃなく神奈川県なんですよ」
 「そうなると、相模原って広いですねぇ」
 「町村合併で無理やりくっつけたからね。今じゃ山梨県との県境までが相模原市ですよ」

 相模原北公園でのしばしの休息時に地元の人と交わした会話の一部だ。

 昔は津久井郡と言った。津久井と言えば、わが家の近くを由緒ある「津久井道」が通っている。たどれば、おやじが大好きな相模湖~道志、そして、山中湖辺りまでつづく「道志道」とも交わるはずだ。が、今は、相模原市「緑区」。ここが「区」とは、どこか、なぜかしっくり来ないし、似合わない。

 それにしても、相模原北公園は、遠く丹沢の山並みを望む自然豊かないい公園だ。すっかりフアンになってしまった。

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# by h-fuku101 | 2017-06-19 06:23 | Comments(0)

相模原北公園から

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数あるアジサイのなかでもメインはアナベルの大群落。すごいぞ~


 やって来たぞ、相模原北公園。

 広さは神代植物公園の半分くらいだろうか。ただ、鳥の数とにぎやかさは圧倒的に相模原に軍配。うぐいす、ジョウビタキなどがきれいな声で鳴き、コゲラはすぐ目の前の木を小気味よく突(つつ)いている。

 無料ということもあるんだろう。早朝から散歩を楽しむ人の姿が絶えない。

 「相模原北公園のアジサイ山ですよ」と教えてくれた府中郷土の森で出会ったおじさん。だが、山もあれば谷もある。おまけに丘もある、見事なアジサイ公園だ。

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# by h-fuku101 | 2017-06-18 07:23 | Comments(0)

アンテナ・ショップ「大阪」

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 有楽町駅前にある東京交通会館で待ち合わせる機会があった。約束のときまではまだ1時間弱ある。

 東京駅前にあった囲碁の殿堂、日本棋院がここに移って随分経つが、まだ一度も見たことがない。9階に上がり、受付の女性に「ちょっと見学させてください」と断ってからぐるっと見回す。が、施設は見える範囲だけ。ずいぶん狭くなったものだ。

 交通会館に地方のアンテナ・ショップがこんなに入っているとは知らなかった。最初に目に入ったのが北海道。入口近くでソフトクリームをほお張る女性の姿もあり、相変わらず人気がある。

 「大阪は・・?」

 やっと見つけた狭い店に躊躇なく入る。コーヒーを求める客はそこそこいるが、 “名物” を手にする人はあまりみない。「人気がないのかなぁ」。ふと棚に並ぶビンが目に入った。うれし懐かし「冷やしアメ」だ。発売元だけを確認し、すぐに買う。懐かしさと望郷の念が後の展開まで思いやる余裕を奪い去ったようだ。

 ビンが入ったビニール袋を提げて人に会い、言い訳と少しの自慢をしつつ歩く自分がいる。

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# by h-fuku101 | 2017-06-16 06:37 | Comments(0)