日本語が亡びるとき


 今、水村美苗著「日本語が亡びるとき」(筑摩書房)を読んでいる。ちょうど、タイトルと同じような思いを抱いているときだったので、迷わず購入した。

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 永年、お世話になった本社ビルが改築されるとき、玄関への案内板に矢印付きで「エントランス」と表示されていた。これが英語で書かれていたなら「あぁ、外国からのお客さま用だな」と理解できたが、表記はカタカナだ。「どうして日本語で書かないのか!」と、腹が立った。

 最近、テレビや会社でもやたらと外国語が出てくる。リーズナブル、モチベーション、イノベーション…。好きなサッカーでも、フィジカル、リベラ…。

 口にこそ出さないが、分からないままに過ごしている人が多いのではないか?これでは言葉や文字が持つ本来の意味はない。
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# by h-fuku101 | 2009-09-14 07:30 | Comments(0)

サンマの刺身


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 永年続けた仕事の性格上、日本全国を駆け巡った。

 9月のこの時期になると根室を思い出す。都合10回はノサップの地を訪問している。わずか3・7kmの近間にある貝殻島が今はロシア領。目の前をロシアの軍艦が行き来し、嫌でも国境の地を思い知らされる。

 この根室で初めてサンマの刺身を食した。クルリと花のように巻かれた切り身を口にした途端、その美味しさに飛び上がった。「マグロなんて目じゃないよ」が続いて出た感想だ。あ~、食べたい。

 根室から釧路に戻る途中に厚岸(あっけし)という町がある。ここの生ガキ、焼きガキも絶品だぁ。

 ♪♪秋が来~れば思い出す♪♪(「夏」じゃないの?) 以来、東京では、すすんで刺身を食べたいと思わなくなってしまった。
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# by h-fuku101 | 2009-09-12 07:38 | Comments(0)

秋模様

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秋の七草の一つおみなえしが咲き誇ってました


 昨日は、朝から本当に気持ちのいい一日だった。

 秋を求めて神代植物公園へ再び、足を運んだ。

 こんな日は、グダグダと理屈を並べるのは止めて、撮ってきた写真を見てもらおう。テーマは「空」。

空いろいろ(写真)

# by h-fuku101 | 2009-09-11 07:11 | Comments(0)

心と言葉


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 50年近く前の古い、ふる~い話。

 中・高時代の友人、田中が真面目な顔で突然、「友だちって何や?」って聞いてきた。一瞬、返す言葉が見当たらないままに「悩み事などを打ち明け、相談できる奴」って答えたら、「悩みがなければ友だちやないんか」ときた。それ以上、答えることができなかった。

 当時は、その定義付けを哲学者のように考えたかも知れないが、記憶の片隅にも残っていない。そして、今考えても答えは出てこない。

 ただ、人間の心にある愛情、友情、喜怒哀楽。それが深ければ深いほど、それを言い表し、超える言葉は聞いたことがない。表現能力の問題か?いや、言葉の限界だと思っている。

 愛の言葉。告げられる言葉を額面通り受け止めるか、「気持ちを言い切れないんだ」と受け止めるかは、あなた次第。
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# by h-fuku101 | 2009-09-10 06:45 | Comments(0)

クレーム


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 少し前の話だが、一度だけテレビCMにクレーム・ハガキを出したことがある。

 そのCMはキャッシング会社のレイク。今ではウル覚えだが、確か、「ねえハワイ」で始まり、男が「そんな金ないよ」と応じると、女が「へそくりがある」と続いた。どうしても許せなかった。

 クレームの内容は、①自分の金でもないのに「へそくりがある」と嘘を言わせている、②金を借りてまで旅に出ることを奨励するのではなく、我慢することを教えるべき――だった。CMは半月ほどして耳にしなくなった。多分、同じようなクレームが寄せられていたのだろう。

 この傾向はキャッシング会社だけではない。事故米、賞味期限・産地偽装など枚挙に暇(いとま)がなかった。経営者には、「自分の会社さえ良ければいい」という発想ではなく、つねに「企業の社会的責任」を基本に据えた会社経営をしてもらいたい。
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# by h-fuku101 | 2009-09-09 08:24 | Comments(0)