美人林と芝峠からの遠景

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緑から黄、そして、赤へと変わるブナの紅葉


 十日町からひと山越えれば上越市。こちらの紅葉はすでに見ごろを過ぎている。

 片や十日町市から松代(まつだい)は、派手さこそないが、ジッと見つめているときれいな木々の色づきに心奪われること必至。 “気持ちが安らぐ紅葉” とでも言えようか。

 松代に着いたその日は、日が暮れるまで芝峠からの遠景と向かい合っていた。明けて早朝は星峠と蒲生の棚田。一旦、旅館に戻り、その後、そう遠くない距離にある美人林へ入った。

 思えば、何があると言う訳じゃない。ただただブナの森が広がっているだけ。「面白い」「いいところだ」「癒される」と言う声の反面、「なんだ、これじゃつまらないよ」「なんにも見るところがないじゃないか」「もう二度と来るものか」と言った否定的な声も・・。

 人それぞれ。おやじは・・、「この森に小屋でも建てて、ずっと暮らしたいよ」。

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人の暮らしと自然の色づきが調和する芝峠からの遠景


# by h-fuku101 | 2017-11-07 06:18 | Comments(0)

3年越しの「蒲生の棚田」

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想いが叶って、今、「蒲生の棚田」に立っている


 蒲生(かもう)の棚田。

 3年前、確かここは日曜日にしか公開しないとかで、日を合わせて訪れた。が、時刻が早すぎて通行規制が解かれておらず、断念した覚えがある。今回は、いわば “3年越しの想い” を叶える機会でもある。

 おやじの “いいかげんさ” は、地図もない、ナビにもヒットしない、聞く人さえいない・・、いわば “ないないづくし” の中、車を走らせていること。が、「捨てる神あれば拾う神あり」。ある国道上に出たとき偶然、ナビに「蒲生城址」という文字が見えた。「あっ、あった!」。その字を追って細い道に入る。

 朝もやが濃くなってきた。それも半端なもやではない。先ほどから車のなかで「すごい! すごい!」と連発している。そして、「あっ、ここが蒲生の棚田だ! それも真っただ中だ」と気づく。

 上へとたどる道を探し、それでも余韻を求め、ソロソロと走る。山の上からは「あの車、邪魔だなぁ」と言っているかも知れない。が、本当に知らずに入り込んだ道だからこそ許される “許容の時間” はあるだろう。それを目いっぱい謳歌(おうか)させてもらっている。

 “3年越しの想い” は今、思わぬ形で実現した。

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迷い込んだ道だからこそ撮ることができた一枚



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対面の山の紅葉はこの地方特有の色づきを見せている


# by h-fuku101 | 2017-11-06 07:14 | Comments(0)

星峠に立つ

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 棚田歩きのベースキャンプに選んだのは、前回と同じ松之山温泉。これと言った見どころや遊びどころなど一つもないが、源泉温度が98℃のかけ流し。なぜか心安らぐ温泉処ではある。

 星峠の棚田までは車で30分くらい。街灯が一つもない真っ暗な道をウル覚えの感覚だけで走っているが、これも前に来たときに旅館の人から教えてもらった「まちがいやすいのは『池尻』の交差点だけ」のひと言があるから。なぜか記憶の底から消えない言葉だ。

 朝4時半過ぎ、星峠に到着。空にはうす雲が少しかかっているが、上空は満天の星、星、星。真上にあるのが北斗七星で、やや北にあるのがオリオン座。夜明けが近づくにつれて宵の明星が明るさを増して光りだした。

 「あれっ、思ったより人が少ないな」。やがてこの判断の間違いに気づく。空が明るくなるに従い、一挙に人の数が膨れ上がった。世代交代か、若い人たちの数がぐ~んと多くなっている。

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# by h-fuku101 | 2017-11-05 09:34 | Comments(0)

越後松代の棚田を歩く

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満天の星が消え、さあ、間もなく星峠の朝が始まる


 越後松代(まつだい)。ほくほく線十日町駅の隣駅にあって周囲には温泉も多く、ほかに有るものと言えば紅葉と棚田だけ。心休まる旅にはぴったりだ。今回、思い立って3年ぶりにやって来た。

 ここの棚田と言えば、まず星峠の棚田。2009年のNHK大河ドラマ「天地人」のオープニングに登場したほか、写真誌、旅行誌、カレンダー、各種パンフレットなどにも頻繁に使われている。今もフアンが多く、行った日も老若男女らたくさんの人たちが訪れていた。

 星峠ほどではないが、蒲生(かもう)の棚田も人気がある。朝霧が幻想的な風景を醸(かも)し出すことで特に人気のある棚田で、この日も見事な朝霧が辺り一帯を覆い尽くしてくれた。

 もう一つ有名なのは儀明(ぎめい)の棚田だが、こちらには今回、行っていない。「桜の棚田」として知られているとかで、次回は春、訪ねてみたい。

 代わりに行ったのは芝峠の棚田。温泉旅館と日帰り入浴施設を持つ「雲海」の裏手一帯に見下ろす棚田と紅葉はお見事。着いた日は夕刻から日没まで写真撮影に入り浸った。

 棚田から見上げる星空も実にきれいだし、紅葉は今が見頃。おまけに「美人林」のブナの紅葉にも触れ、何ともいいひと時を過ごした。

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迷って飛び込んだ田舎道。まさかそこが蒲生の棚田だったとは・・



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「美人林」とはうまく名付けたもの。だが、ブナには名前負けしない美しさがある


# by h-fuku101 | 2017-11-04 08:19 | Comments(0)

昭和記念公園の秋色

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 昭和記念公園の秋はどこを歩いても、どの道を走っても秋、秋、秋・・。いい。好きだ、大好きだ。

 西立川口を入って右に流れると、池畔にはスズカケの並木道。

 枯れて落ちた葉は大きく、時々、風に吹かれ “カサコソ” と音を立てて移動していく。心の静寂を破り、時に “バサッ” と強く、甲高い音がするのはどこかの悪ガキどもが蹴散らしでもしているんだろう。何はともあれ、いつか “音” だけを求めて歩くのもいいんじゃないかとさえ思う。

 いい、本当にいい季節がやって来た。

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# by h-fuku101 | 2017-11-02 08:46 | Comments(0)