山里に見る彼岸花

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 稲穂がたわわに実る稲田、そのすぐ横にはすでに刈取りが終わった田。その何もかもが絵になる。

 その陰で、ことしまた、立ち入りを制限されてしまった区域がある。「田への立ち入りをご遠慮ください」という立札とともに赤い三角コーンが置かれ、行く手を厳しく遮(さえぎ)ってしまっている。残念だ。

 思えば、彼岸花を見に来る人たちは、これと言った経済活動をしていないこの地の人たちに何の恵みももたらさない。いわば西国八十八か所めぐりなどに見る奉仕活動のようなもの。それが田を荒らされたりしては・・。おやじが好きな区域だっただけに余計にくやしい。

 彼岸花の見ごろは短い。

 この秋の締めくくりは日向薬師洗水(あろうず)地区から少し入ったところで見た花を届けよう。


※今週はここまで。来週は28日まで休みます。

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立ち入り制限された地区。多分、ここの田が荒らされたんだろう


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山里は信心厚い地、村のあちこちに残る祠(ほこら)


# by h-fuku101 | 2018-09-22 08:23 | Comments(0)

彼岸花と山里の秋

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 さわやかにすっきりと晴れあがったある日、再び日向薬師へと向かう。

 この時期、おやじが一番見たいのは田園風景。電車が本厚木駅を過ぎたあたりから車窓には色づいた稲穂が急に見えはじめる。「いいなぁ」。
 
 この日は家を出たのが少し遅かったせいかバス乗り場にはすでにたくさんの人が並んでいる。列の前には20人ほどの小団体もいるらしく、先ほどからてんでに話すだみ声が行き交っている。「きょうは終点まで行くのはやめにして、途中で見られる彼岸花と山里の秋の情景でも撮り歩いてみようか!?」。
 
 日向薬師は聖山:大山のふもと。標高の高低が稲の生育にどう影響するかといった知識などおやじにはないが、できれば頭(こうべ)を垂れるほどに実った稲穂や稲刈り風景なども見てみたい。

 秋の空気が澄み、大山が山頂まできれいに見えるようになった。彼岸花、稲穂、そして、大山を通して山里の秋を垣間見てもらいたい。


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# by h-fuku101 | 2018-09-21 12:59 | Comments(0)

府中郷土の森の彼岸花 Vol.2

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 久しぶりの白ヒガンを府中郷土の森で見た。

 ブロ友のあさぐさんの更新が途絶えて久しく、さびしい想いをしているが、彼がよく足を運んだ大和市・常泉寺もまた白ヒガンが有名だ。あと多摩区・川崎市緑化センターも。このように、花を通して忘れられない人や場所と結び付くのもまた楽しい。

 府中郷土の森。春は梅、初夏はあじさいが知られているが、秋はどうやら彼岸花に力を入れ始めているようだ。

 例えば、日向薬師。普段はバスに乗って日向地区に向かう人の数などしれている。それが、この時期になると早朝からはち切れんほどの人を運んで走る。彼岸花にはそれほど人を引き付け、集める力があるのだ。

 郷土の森の一例が公園の中ほどを流れるせせらぎ沿い。土手にはチラホラ花数が見え始めている。川につながる斜面を真っ赤な花が覆い尽くす姿を思い描くだけで楽しくなる。そうだ、来年は望遠レンズを忘れないようにしようっと。


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「平右衛門広場」に繰り広げられる彼岸花劇場を像とともに


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# by h-fuku101 | 2018-09-20 05:57 | Comments(0)

府中郷土の森の彼岸花

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 いゃぁ、驚いた。去年は「ここは彼岸花の隠れた名所だなぁ」と思っていたのに、いつの間にかすっかり知れ渡っている。

 分倍河原駅発のバスがまずいっぱいだった。入園券こそ2番目で買ったが、その後、バスがほぼ30分置きに着くたびにカメラを手にした人たちがどんどんと繰り出してくる。梅樹を取り巻くように植えられた彼岸花だけにそう広くなく、対面に人が写り込むこと必定。勝負は最初の30分間だけだった。

 この日持参したのは「10-18mm広角ズーム」と「30mm単焦点」の2本だけ。せせらぎ沿いに咲く花まで撮ることあたわず。

 それにしても、球根を植えて丸3年。いい花園に育ちつつある。


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郷土の森はまた萩の名所でもある


# by h-fuku101 | 2018-09-19 06:11 | Comments(0)

日向のお薬師さん

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 日向薬師(ひなたやくし)の彼岸花は毎年のように訪ねるのに、村を守るお薬師さんにはたった一度しかお参りしたことがない。

 彼岸花のおかげで日向地区の道は「日陰道(ひかげみち)」と呼ばれる裏道まで精通している。だが、お薬師さんへの参詣道で知るのはたったの1本。「おっ、この道はお薬師さんへの裏道だな。まだ歩いたことがないから行ってみるか」。

 今、小田急では、「歩け歩け運動」の一環で、愛甲石田駅から七沢温泉を通って日向薬師まで歩く12㎞、18㎞行を予定している。おやじが今、歩いている道がそのほんの一部。昔なら迷うことなく参加したろうが、今はちょっと遠慮する。

 お薬師さんへの「裏参道」はどんどん登って行く。いくら「涼しい朝のうち」と言ってもすでに身体は汗にまみれてしまった。

 静寂に包まれた境内で本堂に向かって手を合わせる。祈りごとはいつも同じ。そのとき若い寺僧が扉(とびら)を開けにきた。身体は汗まみれだが気持ちはすがすがしい。「おはようございま~す」。

 下りに使った参詣道は旧知の一本道。「こんなに急だったかなあ?」。参詣道の険しさも忘れるくらいのご無沙汰では「いけませんなぁ」。


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# by h-fuku101 | 2018-09-18 06:16 | Comments(0)