上田
東茶屋町のお店でこっそり盗み撮りダック~
団体旅行で長野新幹線からバスに乗り換えた上田は、まだ訪ねたことがない中学時代から好きな土地だった。
上田は、真田昌幸、信幸、幸村父子が永年治め、真田太平記の舞台でもあったところだが、おやじが通っていた小学校、中学校は真田山というところにあった。ここは、大阪冬の陣、夏の陣の際、真田軍が砦(とりで)を築いて奮戦したことからそう呼ばれるようになった。
真田氏はまた、謹慎時代を和歌山県高野山の麓、九度山で送っている。ここもまた大阪人には馴染み深い土地だ。
小諸なる古城のほとり雲白く遊子悲しむ
翠なすはこべはもえず若草もしくによしなし
上田の近くにある小諸:懐古園は千曲川のほとり。島崎藤村の詩は何とも旅情をかき立ててくれる。
あっ、藤村と言えば、
まだあげ初めし前髪の 林檎の下に見えしとき 前に刺したる花串の 花ある君と…(出てこない)なんてのもあったなぁ。確か「初恋」だったか。中学生のころ一生懸命に覚えたものだが…。時代は遠くなった。
飛騨高山のなか橋はよくポスターにも使われるらしいが…
by h-fuku101 | 2010-03-03 07:10 | Comments(0)