坂の上の雲
昔はこの木の葉でおにぎりを包んだとか。イイギリの実が青空に映える
司馬遼太郎原作「坂の上の雲」第2部が、第1部の再放送後、今週日曜日から始まった。待ちに待っていただけにうれしい。
原作を読んだのはもう随分前のこと。文庫版で確か8巻まで続いていたと記憶しているが、自分自身の明治中期から後期にかけての歴史空白を埋めるためにも、3~4回は読んだ。
主人公は3人。その1人、秋山好古はわが国初の騎馬隊を組織して当時最強と言われたロシアのコサック兵を壊滅させ、弟の眞之は清国艦隊に続いてバルチック艦隊を破った。そして、正岡子規は日本の俳句、短歌史に新しい風を送り込んだ。
司馬遼太郎には身近なものを感じている。本名は同じだし、故郷も同じ。彼の記念館は大阪市の東郊で、わが母校F校からもほど近いところにある。もっと早く偉大な先輩の存在を知っておくべきだった。
by h-fuku101 | 2010-12-09 06:36 | Comments(0)