ザ・兄弟旅行
「二十四の瞳」の映画村に建てられた銅像
寒霞渓(かんかけい)、オリーブ、二十四の瞳と言えば…、そう、2回目の兄弟旅行は小豆島。
「朝7時、JR難波駅で待ち合わせやで」。姉からそう言われていた。だが、35年前の職場が難波にあり、いわば “南は俺の庭” を自負するおやじにとって、「JR難波駅」という固有名詞がどうにもなじまない。
「すみません。JR難波駅ってどう行けばいいですか?」。大阪人がホテルのフロントで大阪の案内を乞う。こんなにさびしいことはない。
「JR難波駅って湊川のことやろ?」「せや、せや」「初めからそう言うてくれたらえ~のに」。とは言え、今はもう「JR難波駅」であることに変わりはない。
今はもうと、言えば、バスで四国まで行けると言うのが信じられない。明石から橋を渡る。対岸が淡路島の岩屋だというのはすぐにわかる。そして、鳴門へ。高速道路が知らないうちに網の目のように張り巡らされている。
高松からのフェリーが土庄港(とのしょうみなと)に着いた。さあ、小豆島観光の始まりだ。
寒霞渓山頂駅から勇壮な山肌を望む。
by h-fuku101 | 2012-05-23 06:37 | Comments(0)