中国春蘭展から
今年も寒いうちからロウバイがニホンズイセンとともに芳香を放ち、梅が香りにアクセントを付けている。そう言えば、今まであまり匂わないと思っていたツバキも、その林に入ると何とも言えずいい匂いを放っていることに気づいた。
最近、寄る年波か、命の不思議を想う日が多くなった。
輪廻する自然界の営みも総体的には変化がないが、それを構成する個々の単位では絶えず命の交代が行われている。花たちが放つこれらの香りも、彼らにすれば命を先につなぐ大きな役割を担っている。
神代植物公園恒例の中国春蘭展が今年もまたはじまった。
by h-fuku101 | 2014-02-24 06:46 | Comments(0)