ころ柿の里
「甘露のひとしずく」
暖かで雨模様の立冬が明ければ、また秋らしい朝を迎えた。週末からは天気が崩れるとの予報もある。気づけば立川から電車に乗っていた。
本栖湖でいっしょだった1人は笛吹市在住。「岩波農園さんはもうころ柿を吊るし始めたよ」との情報も提供してもらった。秋はつるべ落とし。油断していると “あっという間” に季節が変わってしまう。
岩波農園さんは、 “今が最盛期” という感じだ。4~5人いるアルバイトは皮をむく作業に追われ、話す暇さえない。むき終わった柿はひもに結ばれ、次々と軒下に吊るされていく。
「伝統のころ柿は、こうして作られていくんだなぁ」。
おいしそうな果汁をしたたらせた実が、秋の陽を浴びて輝いている。
忙中 “忙” あり
吊るされた柿はまだ例年の3分の1にもみたない(上・下)
結ばれ、まずこうじ菌処理が施される
そして、軒下へ。「バラバラ落ちるときがあるから真下には来ないで」
by h-fuku101 | 2014-11-08 05:32 | Comments(0)