「かす汁」のすすめ
大阪では日常会話にも食卓にも頻繁に登場するが、東京に来て34年、「冬はいつも食べています」なんて話しは聞いたことがない。
「酒かすを使った料理にはどんなものがあるんだろう?」と調べてみた。NHK朝の連ドラ「梅ちゃん先生」で一度、酒かすで煮た大根を食べるシーンを見た。が、あとは甘酒かデザート類が圧倒的だ。酒かすの効用を考えればもっと普段の食事として食べて欲しい。
酒かすがスーパーの店頭に並ぶのは早くて12月中旬以降。わが家ではこの頃からほぼ毎日、みそ汁代わりにかす汁を食卓に上らせる。
まず、何と言ってもおいしい。高たんぱくでビタミンB群が豊富。葉酸、パントテン酸、食物繊維にも富んでいる。だから、からだの代謝促進、血糖値抑制、肥満予防、中性脂肪・コレステロール抑制、動脈硬化と大腸がんの予防、排便促進、おまけに風邪知らずとくれば、まさに “鬼に金棒” だ。
※「かす汁」のレシピ(おやじ流)
材 料 大根、ニンジン、こんにゃく、油揚げ、鮭(サケ)、ネギ、酒粕、ダシ
料理法 ①具材は、サケを除き短冊切りにする。
②サケは切り身を適当な大きさに切る。
③具材をダシに入れ、火が通れば酒粕を溶かす。
④酒粕の量は好み。最後に塩で味を調え、ネギを散らす。
その他 みそ汁と違い、酒粕は早めに入れてもいい。
by h-fuku101 | 2015-02-13 06:28 | Comments(0)