つつじ
今年もまたつつじが咲き始めた。
花になど関心がなく、名前とて ”10の指にも満たないほど” しか知らなかった現役当時でも、桜やチューリップ、ヒマワリ、菊などと同様、つつじは知っていた。ただ、「好きじゃない」という理由で…。
変わったのは高尾山から小仏峠へと向かう、確か「一丁平」あたりだったかで見かけたキリシマつつじ。木々が生い茂る山道にあって、まるでスポット・ライトを浴びたかのように薄紫色に輝き、きれいだった。
「歌詞に読まれてないか?」と調べてみる。
香田晋さんが歌い、近ごろでは三山ひろしさんがカバーする「勘太郎月夜」。美空ひばりさんが歌った「祖谷のむすめ」。水田竜子さんの「霧島の宿」。そして、福岡県民謡の「炭坑節」。ただ、なぜか出てくるのは「紅(べに)つつじ」ばかり…。
今では、毎年、「まだか、まだか」と待ちわびるようになっている。
by h-fuku101 | 2016-04-21 06:31 | Comments(0)