久々の景信~陣馬
山の空気はいい。それが、たとえ1000㍍に満たない山であっても、空気の清涼感が違う。それを味わいたくて高尾駅に降り立った。
北口バス停は人、人、人。もちろん若い人たちもいるが、多くは ”アクティブ・シニア” だ。定時便だけでは乗り切れない。人気の高い陣馬高原下行きバスは臨時便も含めて3台。小仏行きも3台。さて、一日に何人の人が高尾近郊の山に入るんだろう?
小仏バス停から1時間で景信山(727㍍)に立った。「よしッ、まだ衰えていない!」。
さて、景信山から陣馬山への縦走が何年ぶりかはわからない。が、大きく様変わりしていることが一つ。それは、ここ数年間のマラソン・ブームの影響かで縦走路が練習コースと化している。普通は1人。ときには7~8人の小集団が狭い山道を前から、ときには後から駆けてくるからどうにも落ち着かない。
陣馬山(854.8㍍)は、相変わらず若者たちに人気がある。時刻は正午前。おにぎり2個を頬張り早々に山を後にする。下山道は、悩んだ末にやっぱり「栃谷尾根」。陣馬温泉で汗を流して帰ろう。
山は今、新緑の真っただ中
根っこが蛇紋のように広がる登山道
若者たちでにぎわう陣馬山山頂
栃谷集落近くに立つと山の深さを痛感する
by h-fuku101 | 2016-05-16 06:21 | Comments(0)