青森は、まさに「りんご王国」
青森に前に来たのは3年前の5月だった。弘前城の桜越しに見た岩木山は雪に覆われ、線路際(ぎわ)や山腹にはフキノトウが乱れるほどに芽を出していた。「天ぷらやフキ味噌が嫌というほど食べられるのに、もったいないなぁ」の感慨に浸ったことが忘れられない。
その青森にもどって来た。岩木山に雪がないのはさびしいが、今回は至るところに半端じゃないほどのリンゴがある。
近ごろ始めたことの一つが「朝のりんごジュース」。擦り器でりんごを下ろし、絞っては飲む。果汁100%出来立てジュースのうまさに目覚めてしまったから、もう止まらない。そのりんごが、「こんなに誰が食べるんだぁ!?」と思うくらいタワワに実り、温泉の湯舟にまで浮かぶ。恐い。
そのあまりの見事さに、りんご農家の人にお願いして写真を撮らせてもらった。さて、1本の木にどれほどの実がついているんだろう? 完熟を促(うなが)すために敷かれた銀のシートがレフ版の代わりを務めてくれ、老いた目にまぶしい。
青森はまさにりんご王国。おやじは今、その真っただ中にいる。
そして、明日からは田舎館村の「田んぼアート」、鶴田町の「鶴の舞橋」、八甲田山の「草もみじ」、初めて訪れた「奥入瀬渓流」からその近況をお伝えしたい。
by h-fuku101 | 2016-09-19 08:49 | Comments(0)