国宝と湧水の町:松本を歩く

a0120949_9585063.jpg

 「どうぞお飲みください。さっ、どうぞ、どうぞ」。

 車に積んだ ”ポリタンク群” に水を詰めるおじさんが、その作業を止めて湧水を勧めてくれる。ここは長野県松本市。国宝の城はもちろん、少し興味のある人には湧水で知られた町。至るところに水が湧き出している。

 「おいしいですねぇ」。普段、水道水に慣れた口には水が丸く感じられる。

 「わが家の煮炊き物はもちろん、お茶やコーヒーなどの飲み物もみんなこの水で、(食器などの)洗い物はもっぱら水道水ですよ」。洗い物が水道水だとは…、まいった。

 町はほぼ碁盤の目状に道が通っている。木々の色づきにはもう少し時間が要るようだ。

 東京の街にいつしか馴染んでしまったおやじ。いつものペースで横断歩道の手前で考え事をしていると、車が停まってくれているのに気づかない。「あっ、すみません」と謝ること数回。

 「こんなやさしさがいいんだ」。

 電車でわずか2時間強。おやじの好きなゆったりとした時の流れがそこにある。

a0120949_9592437.jpg


a0120949_103172.jpg


a0120949_1034637.jpg


a0120949_1043284.jpg



 

 

by h-fuku101 | 2016-10-16 09:58 | Comments(0)

名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。