マンリョウに寄せて

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 もう一つの赤い実はマンリョウ。今の時期は行く先々でピカッと光る、数珠サンゴに似た輝きと出会う。

 壽福禅寺。12年ごとの午年(うまどし)に訪ねる「多摩川33か寺 観音霊場めぐり」の第1番札所で、ご本尊は十一面観世音菩薩。奈良県長谷寺の像と同じ木、同じ彫刻と聞いて愛着を覚えているが、普段は拝することが叶わない。このお寺の参道や境内でもマンリョウが出迎えてくれる。

 ここへは麓(ふもと)からかなりの勾配を登ってくる。足元には稲田堤の町並み。目を移せば新宿副都心や東京タワー、スカイツリー。「山の高さは山に入ってはわからない」と言うが、こうして離れて見れば、かつては「京王プラザホテル」や「サンシャイン60」くらいしかなかった東京も、いまさらながら、ビルが林立する街へと変貌している。まっこと、いまさらながらの話しである。

 マンリョウに寄せて、しばし往古に想いを馳せてみる。

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by h-fuku101 | 2016-12-16 08:38 | Comments(0)

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