歴女
もやしじゃありません。立派なケイトウです
確か6月の中旬だった。「歴女」という言葉を教えてもらった。歴史好きな女性のことを言うらしく、最近、増えてきているらしい。
昔は、女性は一般的に、歴史と地理と物理には弱い、が通り相場だったから、この変化はいいことだ。
歴女の切り口は、どうやら一人の歴史上の人物から始まるようだ。何事につけ、あることに興味を持つにはこれが一番だ。
先日、阿修羅展が東京で開かれた。連日、多くの女性が訪れ、中には、まるで恋人との別れを惜しむかのように、像の前で何時間もたたずむ人もいたとか。
既成概念では、歴史は温故知新。仏は仏教の教えを具現化する祈りの対象。単なる「追っかけ」の対象だけにはして欲しくないとの想いが強い。さりとて「間違ってるぞ」とも言えず、興福寺住職、歴史学者ならずとも、何とも複雑な心境だ。
by h-fuku101 | 2009-10-01 07:57 | Comments(0)