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2018年 07月 13日 ( 1 )

雨に想う

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 10日付けの読売紙「編集手帳」に、近ごろの気候風土についておやじの言いたいことが胃の腑にストンと落ちるように書かれていた。さすがプロの筆。拝借して紹介してみたい。

 ~擬音語(例ワンワン)や擬態語(例キラキラ)を総称して、オノマトペという。動物の鳴き声などとは違って、雨のそれはいくつもある。
  
 しょぼしょぼ / しとしと / ぽつぽつ / ぱらぱら / ばらばら / ざあざあ・・と勢いを増していく。辞書を探しまわっても、それ以上の強い表現は見つからない。ざあざあ では足りないだろう。どれほど暴力的な降り方だったのだろう。(略)

 広島、岡山、愛媛3県の被害が大きい。雨はやんだものの、72時間雨量で広島、愛媛では500ミリ前後を記録した地域がある。
  
 学齢期の教科書に「瀬戸内式気候」とあったのを思い出す。温暖で雨が少なく、平均の年間降水量は1000ミリと少し。その半分がわずか3日で降ったことになる。山と川、あるいは水路や下水道といった水の循環をたもつ装置が一気に崩壊して不思議のない水量である。

 昨年の九州北部豪雨といい、夏の雨がおかしい。激しいその降り方は辞書にもない。教科書にもない。気候はすっかり変動してしまったか(略)~


 近ごろ、都会地に暮らす人たちの内面が、総じてとげとげしい。自然界の荒々しさが人心にまで及ばなければいい。


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 ※生田の散歩道から(Photo by EOS-M)

by h-fuku101 | 2018-07-13 10:06 | Comments(0)