今年は、これに菜花が加わった。主に辛し和えにしたが、このおいしさは何ものにも変えがたかった。
高田郁著「みおつくし料理帖」シリーズの最新作「小夜しぐれ」によると、菜花は江戸時代、油にするとひと財産を得るほど貴重なもの。それを花が咲く前に食してしまうのだからこんなにぜいたくなものはない、ということになる。
今年の春は本当にぜいたくな思いをさせてもらった。早く来年の春が来ないかともう待ち遠しい気持ちになっている。
# by h-fuku101 | 2011-04-27 05:53 | Comments(0)